民主党中間評価:強引な国会運営に賛成ですか、反対ですか | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

民主党中間評価:強引な国会運営に賛成ですか、反対ですか

秘書です。
民主党中間評価。
強引な国会運営を支持しますか、しませんか。



■参院選公示 9カ月間の実績どう判断 得られるか国民の理解
6月24日15時41分配信 産経新聞


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(写真:産経新聞)
 鳩山由紀夫前首相の退陣表明から3週間。菅直人首相の誕生で民主党の支持率が急回復する中、第22回参院選が公示された。政権交代への期待が大きな追い風となった昨年8月の衆院選と異なり、今回の参院選は政権与党としての実績が評価される。過去9カ月の経験を踏まえて今一度、民主党にチャンスを与えるのか否か。有権者の判断が問われる。

 「(鳩山氏は)改めて政権交代の原点に戻り、民主党中心の政権をしっかりやってほしいという思いを強く持たれていた」

 菅首相は22日の9党首討論会でこう語り、「原点からの再出発」を印象付けた。民主党内には「反省ばかりでは何も前に進まない」と、鳩山政権でのマイナスを封印しようとする雰囲気が強い。

 しかし、政権担当能力が未知数だった衆院選の時とは違う。この9カ月間、民主党政権は何をやってきたのか。

 16日に閉幕した通常国会。政府が提出した新規法案63本のうち、成立したのは35本で、法案成立率は現行憲法下で最低の55・6%だった。衆院選マニフェスト(政権公約)のうち、子ども手当や公立高校の授業料無償化は実現したが、地域主権の確立や公務員制度改革のための法案は先送りされた。

 衆院選で政権構想の中心に据えた「政治主導」も道半ばだ。副大臣・政務官の増員や国家戦略局の体制も整わないまま、官僚政治からの脱却を旗印に事務次官会議を廃止して政務三役に権限を集中させた。その結果、政治家と官僚の断絶を引き起こし、鳩山前首相の指導力不足と相まって、政策決定システム自体が混乱に陥った。その端的な表れが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる迷走だった。

 参院選は「政権選択」ではなく、中間選挙の位置づけだ。民主党は衆院で300議席を超える圧倒的な数を握っており、参院選の結果で政権が直ちに崩壊することはない

 与党が参院で過半数を維持すれば、郵政改革法案をはじめ、通常国会で積み残された政策課題が実現に向かうだろう。逆に与党が過半数割れを起こせば3年前と同じように国会は衆参で「ねじれ状態」になる。政策決定のスピードは落ちるが、数の力による強引な国会運営はできなくなる

 菅首相は鳩山政権の9カ月をどう総括し、その反省を踏まえて何を変えようとしているのか。唐突に浮上した消費税論議と、これまで訴え続けてきた歳出削減策との整合性を含め、有権者に理解が得られる十分な説明ができるだろうか。 (総合編集部長 近藤真史)



2007年の参院選で「ねじれ国会」ができたとき、与野党協議による新しい政治をうったえたのは自民党です。

これを拒否したのが民主党です。

民主党は、重要な人事を葬り去ることで政権の機能不全を印象付け、革命的状況をつくろうとしたわけです。(きっと旧左翼の戦略参謀がいたんでしょうねえ)

参議院を革命の府にしたわけです。

おぼっちゃんに政治ができないとかいってるみたいですが、参議院を革命の府にされては、誰が総理でも政治ができなかったでしょう。

こうして自民党政権を機能不全におとしいれて、昨年政権交代を実現したわけです。

自分たちがやったことですから、彼らは仕返しされるとおそれていることでしょう。

しかし、自民党は日本を混乱させて国民生活を混乱に陥れて革命的状況をつくって権力を簒奪するようなことはしないからご安心ください。

そこが民主党との違いです。

ねじれは民主党の暴走を抑える目的以外には使われないことでしょう。