10%論:明日、消費税率10%では足りないことが明らかになりそうですが | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

10%論:明日、消費税率10%では足りないことが明らかになりそうですが

秘書です。
昨日、軽減税率とかいわれはじめましたね。
軽減税率ということは10%じゃすまない前提でしょ?
20%ぐらいの税率にしてこそ軽減税率に意味がある。
結局増税はどれだけ必要なんでしょう?



■財政再建策、最大23兆円財源不足 10年後予測
2010年6月21日15時38分 朝日新聞
 22日に閣議決定する2020年度までの財政再建策を達成するには、財源の不足額が5年後で5兆円、10年後では最大23兆円に達することが21日、わかった。菅直人首相が検討を表明した10%程度への消費税増税だけでは財政再建は厳しく、より踏み込んだ増税などの歳入増や歳出削減が必要になる計算だ。

 閣議決定するのは、20年度までの財政健全化の道筋を示す「財政運営戦略」と、11年度から3年間の歳出の大枠を定める「中期財政フレーム」。このなかで、今後3年間は借金の利払いを除く歳出を10年度並み(71兆円)に抑える。財政の健全度を示す指標で、国債発行を除いた歳入と国債の返済分を除いた歳出を比べた基礎的財政収支(プライマリーバランス)について、今年度の国と地方をあわせた30兆円超の赤字額を5年後に半減し、10年後に黒字化する。

 内閣府などは、この財政再建策が経済見通しを踏まえて達成可能かどうかを試算。具体的には(1)内需や外需の環境を慎重にみて名目成長率が1.6~1.7%前後の場合(2)新成長戦略に基づき名目成長率3%、実質成長率2%を上回る成長率を達成した場合の2通りを用意した。

 その結果、今後3年間の歳出を抑えたとしても、5年後に赤字幅を半減させるには少なくとも約5兆円の財源が不足することが判明。10年後の黒字化には約23兆円が不足する見通しだ。経済成長が目標通りでも、10年後には約14兆円が不足するとしている。

 政府が消費税率を10%まで引き上げれば、年間12兆円規模の税収増となり、「5年後に赤字幅半減」の目標は達成できる。ただ、10年後は最大で10兆円超の財源が不足する見通しだ。


これも明日閣議決定ですか。
明日は財政再建一色ですね。
ところで、退職管理基本方針と同じ日の閣議決定で、退職管理基本方針はあんまりメディアはとりあげないでしょうね。

公務員天国体質をのこしたままの増税=ギリシャ化

の方向性が明日固まる、ってわけですね。