具体策なき現実主義では騎兵隊内閣の名が泣く(中川語録) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

具体策なき現実主義では騎兵隊内閣の名が泣く(中川語録)

今朝の東京新聞の社説は、昨日の菅総理の所信表明演説を「具体策なき現実主義だ」と断じている。まったくそのとおりである。

具体策を語らずに、ムードだけで参院選を迎えたいのだろうが、それでは「奇兵隊」内閣の名が泣くのではないか。

捨て身の覚悟で増税を語ったらどうか。あるいは捨て身の覚悟で脱小沢路線を進めたらどうか。

あるいは、捨て身の覚悟で脱官僚路線を進めたらどうか。

長期政権化のためだけを考えて難しい問題を先送りすることは菅総理に期待されていることではないはずだ。菅総理が捨て身の覚悟で信念を貫く。自民党も捨て身の覚悟で受けて立つ。そういう国民のための真剣勝負をしようではないか。言葉で逃げるのはやめよう。

(6月12日記)中川秀直