虚偽答弁問題:大塚副大臣発言詳報(2) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

虚偽答弁問題:大塚副大臣発言詳報(2)

秘書です。
引き続き、テレビ討論での大塚副大臣発言詳報です。


(大塚副大臣)「(骨格経営試算を)引き継ぎましたので調べました。そうしたら、郵政民営化準備室が出したものではないというふうに書いてあります・・・」


(竹中元大臣)「・・・政府の責任者がいって、総理が了承しているもの、それを政府のものではないというのは、これは議論がなりたたないですよ」

(大塚副大臣)「了承しているということが事実であるとするならば、なぜ、郵政民営化準備室が出したものではない、と書いてあるのですか。

(竹中元大臣)「違う、違う、郵政民営化準備室が出したものではなく、大臣が出したものなんです」

(大塚副大臣「あのね、竹中さんね、ところが当時政府が出した資料ですよ、当時の与党、いまの野党の人で責任もって説明できる人が誰もいない。これは今竹中さんから頂いた資料ですよ。この資料は、政策意図や経営判断とは一切無関係であり、郵政民営化準備室で決定したものではない、と書いてあるではないですか」


どこにも、「郵政民営化準備室が出したものではない」と一言も書いていません。

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前提条件について決定したものではないといっているだけです。完全な議論のすり替えです。

この議論のすり替えをわずか6時間の法案審議で繰り返し、強行採決したわけです。

権力者は、事実をねつ造してはいけません。それはとても怖いことです。絶対に認めてはいけません。

例の転倒事件も事実のねつ造による野党議員の言論弾圧の疑いがあります。ねつ造ではないという立証責任は民主党にあります。
大塚副大臣の国会答弁も虚偽答弁かどうか、慎重に議事録を精査しなければなりません。

そして、政府としての試算をだしましょうよ!