民主党:民主党は民主主義政党として、終わった! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

民主党:民主党は民主主義政党として、終わった!

秘書です。
沖縄でも、鳩山政権への怒りがマグマになっているようですが、国会で少数党の意見を平気で踏みにじる政権は、国民の意見や願いも平気で踏みにじるということだと思います。まさに「民主党は終わった」。ですから、国会での民主党の強行的国会運営は、必ず、国民への強権政治につながるということだと思います。永田町のことと国民生活を切り離さないでご関心をお持ちください。



■郵政改革法案:与党、衆院委で強行採決
毎日新聞 2010年5月28日 20時22分(最終更新 5月28日 20時29分)

衆院総務委員会で郵政改革法案の採決を阻止しようと近藤昭一委員長(中央奥)に詰め寄る自民党議員ら=国会内で2010年5月28日、須賀川理撮影 郵政民営化を見直す郵政改革法案は28日、衆院総務委員会で審議入りし、与党の賛成多数で即日可決された。近藤昭一委員長(民主)がわずか6時間足らずの審議で採決に踏み切ったことに自民党など野党は猛反発したが、与党は31日の衆院本会議で可決し、参院に送って会期内成立させる方針だ。終盤国会の与野党対立は一層先鋭化している。

 与党は総務委員会での27日の審議入りを野党の抵抗で見送ったが、この日の強行採決で帳尻を合わせた。採決にあたり自民党委員らは「強行採決10回目」などと書いたカードを掲げて委員長席に詰め寄り、議場は一時騒然となった。

 これに先立ち、民主党の山岡賢次国対委員長は党国対の会合で「(自民党は)党内が割れると困るから(審議に)出たくないのが本音だ。審議時間は短くてもいい」とあいさつし、郵政造反・復党組を抱える自民党への「配慮」を強調してみせた。これを伝え聞いた大島理森幹事長は「あの人(山岡氏)は小沢(一郎)幹事長の忖度(そんたく)をしただけ」と切り返し、議論そっちのけの場外戦も目立っている。

 強行採決を受け、自民党委員の小泉進次郎衆院議員は「民主党は終わった。期待外れ、時代遅れ、うそつき。(こうした)民主党の姿を去年の政権交代の高揚から想像した人はいただろうか」と厳しく批判した一方、亀井静香金融・郵政担当相は記者団に「郵政改革は大きく一歩前進した。参院できっちり審議し、成立させていただけると確信している」と余裕たっぷりに語った。

 強引に審議日程を消化する与党に対し、野党は抵抗に躍起になっている。自民、公明、みんな、たちあがれ日本の4党は28日、宮崎県で被害が拡大する口蹄疫(こうていえき)を巡り「無為無策を重ね、事態はより深刻な状況へと陥っている」として赤松広隆農相に対する不信任決議案を提出。自民、公明、共産、みんなの4党は衆院経済産業委員会の東祥三委員長(民主)の解任決議案も提出した。


もしも、自民党がこんな強権的国会運営をしたら、党内が必ず異論がでてきたことでしょう。
ところが、民主党内からは一言も異論が出てこない。民主党は民主主義政党として、終わった!

民主党内の「小沢対反小沢」の対立に最後の期待をして、民主党批判をひかえているメディア及び評論家のみなさま!


それは、共産主義者の右派、あるいは、ナチの左派に期待をかけるのと同じくらいむなしいことだと思います。郵政改悪の内容に、郵政法案の強権的国会運営に歯止めをかけられない人に何の期待ができるのでしょうか?

民主党シンパのみなさんが、民主党批判をひかえればひかえるほど、民主党は「民主」からどんどん離れていきます!


普天間問題の陰の強行採決に沈黙を保ったら、「メディアの関心が他に集まる日にどんどん強行採決してしまえ」になりますよ!

自民党を利するから民主党を批判するのやめようとかなんとか、そんなことではなく、日本の民主主義が根本から崩れようとしています。

強行採決が終わって拍手と笑顔の民主党議員のみなさんにはカーキ色のシャツがお似合いだと思います。ホルスト・ヴェッセルの歌が聞こえてきそうだ・・・