ひさしぶり鉄道ニュース!(GW直前特集) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

ひさしぶり鉄道ニュース!(GW直前特集)

おひさしぶりです。志士の目鉄道研究会です。

GWは、全国のがんばる中小ローカル私鉄に乗りましょう!



■琴電、レトロ電車で駅舎巡りツアー
(2010年4月25日13時36分 読売新聞)
ツアーで運行される近代化産業遺産の車両=高松琴平電鉄提供 高松琴平電鉄(高松市)は5月1、2の両日、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された大正~昭和初期の車両で、主に戦前に建設された駅舎を巡るツアーを実施する。
 各日定員30人(先着順)で、26日まで参加者を募集している。
 同遺産は、わが国の近代化を支えた生産施設や設備が対象で、同社では車両や駅舎、橋梁(きょうりょう)など計13点が指定。ツアーでは、1926~28年に製造され、2006年5月まで現役だった1000形120号、3000形300号、5000形500号を運行する。
 1日は琴平線で、1926年完成の滝宮駅舎(綾川町)と綾川橋梁(同)を巡る。2日は長尾線で、12年建設の元山駅(高松市)や11年に造られた新川橋梁などを見学する。
 参加費(1日フリー乗車券)は大人1200円、小学生600円。車両のみ通常の乗車券でも利用できる。
 問い合わせは同社(087・863・7300)。


レトロ電車で近代化産業遺産めぐり!いいですね!
琴電までいけない方は、5月29日公開のこの映画を是非!


■中井貴一が同じ2世・三浦貴大に太鼓判…「RAILWAYS―」
4月23日 スポーツ報知大阪版
 俳優・中井貴一(48)、三浦貴大(24)が23日、大阪市内のホテルで、映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(5月29日公開、錦織良成監督)のPR会見に出席した。三浦友和・山口百恵さん夫妻の次男、貴大にとっては、俳優デビュー作。「小中高と夢のない少年でした。この仕事が初めての夢。長く続けたい」と初々しく語った。
 都会のエリート会社員から、島根のローカル鉄道の運転士に転身した男の物語。貴大は、故障でプロ野球選手への夢を断念し、運転士になった青年役。大学時代はライフセービングで鍛えた三浦は「残念なぐらい野球ができず、ほんの数秒のノックのシーンでも苦労した」と振り返ったが、主演の中井は「僕も(故・佐田啓二さんの)2世でこの世界に入ったので、貴大君を見てその頃を思い出した。大きい俳優さんになると思います」と太鼓判を押していた。


「レイルウェイズ」では、一畑電車が使われています。映画を待ちきれない方は回顧展に行きましょう。

■一畑電車 98年で回顧展<動画あり>
10/4/24 中国新聞

一畑電車の歴史を振り返る特別展「BATADEN 一畑電車百年ものがたり」が23日、出雲市の島根県立古代出雲歴史博物館で始まった。主人公が一畑電車の運転士になる映画「RAILWAYS」の出演者やスタッフも開幕に駆け付けた。
 歴代車両の設計図や車輪、信号を遠隔操作する列車集中制御装置など約600点を展示。全国から切符や写真などの資料提供もあった。来場者は、1912年に一畑軽便鉄道として創業した一畑電車の歴史をゆっくり眺めていた。
 同館や一畑電車などでつくる特別展の実行委員会が主催。映画が5月に全国で公開されるのに合わせて企画した。初日の式典には、出雲市出身の錦織良成監督たちも参加した。主演の中井貴一さんは「島根と一畑電車を愛するみなさんの協力で映画を作れた」とあいさつした。
 7月4日まで。休館は5月18日と6月15日。一般700円、大学生400円、小中高生200円。



レトロ電車といえば、函館で現在99歳のチンチン電車はいかがでしょう。


■100歳目前「ハイカラ號」復元チンチン電車が函館に
(2010年4月22日 読売新聞)
小雪がちらつく中、市街を走るチンチン電車(函館市内で) 北海道函館市の復元チンチン電車「箱館ハイカラ號(ごう)」の運行が始まった。
 「ハイカラ號」は、1910年(明治43年)に千葉県成田市で初めて運行された車両で、今年12月に生誕100周年を迎える。18年に函館に移され、36年まで客車として走った。その後、ササラ式除雪車に改造されて除雪車両として使われた。92年に市制70周年記念事業として当時の姿に復元することが決まり、93年夏から街中を走って市民に親しまれている。
 運行は10月31日まで。毎週火、水曜日と5月6日、8月6日は運休。5月4、5日と8月3、4、10、11日は運行する。問い合わせは市交通局運輸課(0138・52・1273)へ。


この「ハイカラ號」が成田を走っていたころの馬車鉄道を札幌市で再現されていて、運行開始。こちらも、GW中に乗れます。

■馬車鉄道 郷愁乗せ出発 道開拓の村で2両運行
(04/19 15:43 北海道新聞)
春の観光シーズンを迎え、札幌市厚別区の野外博物館「北海道開拓の村」で、馬車鉄道の今季の運行が始まった。明治、大正期の道内の建物を復元した開拓の村の街並みをゆっくりと進み、レトロな雰囲気を漂わせている。(高橋尚哉)
 人気の馬車鉄道は、ドサンコ1頭が約500メートル区間のレール上を3トンの客車を引いて走る。2両の車両は、1909年(明治42年)から10年近く、札幌市内で運行されていた「札幌市街馬車軌道」を再現している。
 今季は17日から運行が始まった。訪れた観光客は、ガタゴトと揺れる車内で片道約5分間の小さな鉄路の旅を満喫。体につけた鈴を「シャン、シャン」と鳴らしながら力強く客車を引くドサンコの姿は迫力十分で、沿線の観光客も写真を撮ったり、手を振ったりと注目を集めている。
 30~40分間隔で出発し、運行は11月末まで。入場料とは別に、大人(15歳以上)270円、子供(3歳~14歳)130円が必要。


そして、関東の「国鉄」ファンのみなさま!久留里線のイベント情報です。


■「国鉄色」3両連結が復活 14年ぶり、GWに運行 JR久留里線
2010年04月18日10時35分千葉日報
 JR千葉支社は県南部を走るローカル線の久留里線(木更津-上総亀山)でゴールデンウイーク期間中、国鉄時代に走っていたクリーム色と朱色のツートンカラーの車両を最大3両連結して運行する。「国鉄色」の3両連結が同線で見られるのは14年ぶりで、「沿線ののどかな風景を懐かしい車両で楽しんでほしい」と同支社は呼び掛ける。
 昭和40年代に製造された「キハ30」の国鉄色車両は、1996年にグレー地に青や緑のラインの新色へとすべて塗り替えられたが、レトロな雰囲気を楽しんでもらおうと昨年7月に1両が復活。その後2両追加され、現在は稼働する全13車両のうち3両が国鉄色になっている。
 ただ、通常は国鉄色と新色車両が連結運行されており、国鉄色のみの連結が見られるのは珍しい機会。同支社は2月にも「想い出トレイン号」として国鉄色2両を連結運行し、鉄道ファンらに好評だった。
 3両連結は4月30日の5本と5月1日の7本。2両連結は4月30日、5月2~4日の計12本。期間中は横田駅近くの小櫃川で、市民らが掲げたこいのぼり約250匹の姿も車窓から楽しめる。


クリーム色と朱色のツートンカラーの車両旧国鉄色って、どんな色?
久留里線ではありませんが、こんな色です!

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写真は関東鉄道常総線の旧国鉄色車両です(取手駅にて)。


さて、鉄道の魅力はレトロ系だけではありません。イケメン系?もあります!


■電車ってイケメン? 「ママ鉄」急増中
(2010年4月24日 読売新聞)
 電車好きの我が子に付き合ううちに、自分もとりこになってしまう「ママ鉄」が増えている。
 人気スポットに電車ウオッチングに出かけたり、目当ての電車に乗ってみたり。個性あふれる電車の“顔”が魅力だそうで、「イケメン」「アイドル系」などと呼んで楽しんでいる。
 「ほら、700系が来たよ!」。21日午後、東京・JR品川駅の東海道新幹線上りホームで、世田谷区の水野美夏さん(38)が、抱っこしていた長男の優真(ゆうま)君(2)に声をかけた。
 先頭車両がくちばしのような形の700系は、優真君のお気に入り。「喜ぶ息子の笑顔に癒やされる」という水野さんだが、実は自分もかなり楽しんでいる様子。「鼻が長くてユニークな顔。何とも言えない重量感がありますね」
 次々と到着する新幹線を30分ほど眺めた後、最新型N700系に乗り込み、東京駅までわずか6分間の“旅”を満喫した。
 水野さんが電車に熱中し始めたのは昨年秋。山手線に初めて乗った優真君の喜ぶ顔が忘れられず、鉄道図鑑を買って一緒に見たり、山手線を一周したりしているうちに、「電車の顔は個性的」と思うようになった。
 特にひかれたのが、2月末で東海道新幹線から引退した500系。すっきりとした面長の先頭車両を「イケメン」と評し、優真君を連れ、新横浜から東京まで乗車したほか、多摩川や相模川の鉄橋を走る姿を見に出かけた。引退前日は、有楽町駅前の東京交通会館のテラスで見送った。「今までありがとう」と、涙が止まらなかったという。
 「江ノ電のコトコト走る姿に『頑張れ』と応援したくなる」と話す横浜市港北区の松元玲さん(35)もママ鉄だ。今年初め、自宅近くの日吉駅で弓侑(ゆう)君(3)と東急電鉄の車両を見ていた際、同じように電車に熱い視線を送る母子に出会った。母親同士が意気投合し、人気スポットを一緒に訪れる仲になった。
ガイドブック発売
 だが、子連れでは、カメラを抱えた熱いマニアが殺到するホームなどに並ぶのは大変だ。そんなママ鉄たちの参考書が、昨年7月に出版された「子鉄&ママ鉄の電車ウオッチングガイド東京版」。電車の姿や走行音を心おきなく楽しめる公園や飲食店、車両基地を見下ろせる陸橋など約50か所が掲載されている。特に、「トイレが近い」「遊具も併設」など、子連れが安心できる情報が充実している。
 著者の世田谷区の棚沢明子さん(36)もママ鉄。ガイドは、長男(6)と1年半かけて首都圏70か所以上を巡って作ったという。「子どもの笑顔が見られるし、育児のストレス発散にもなる。珍しい車両を見て、キャーと声を上げている様子は芸能人に出会った時のようですね」
 出版と同時に始めたインターネットのママ鉄コミュニティーの登録者は、650人に上る。「成田エクスプレスはイケメン系」「貨車を引く機関車EF64は、バリバリ頑張るサラリーマン」――。こんな書き込みのほか、「機関車ツアー」といったイベントの呼びかけも。
 「不況でも、お弁当を持っていけば、運賃1000円ほどで楽しめる」。棚沢さんは電車ウオッチングの魅力をこう説明している。(北浦義弘)


次に、廃線散歩系の話題。


■「であいのみち」春めく 八重桜見ごろ 播磨町 
(2010/04/20 09:30神戸新聞)
 播磨町郷土資料館(同町大中1)前を通る散策路「であいのみち」で、八重桜が五分咲きとなり、散歩などで訪れる人たちを喜ばせている。
 花は、やや赤みを帯びた白と、鮮やかなピンク色。満開時には、沿道に並ぶ22本がまるで「花のトンネル」のようになる。周辺を管理する同町臨海管理センターによると、今月いっぱいは楽しめそうだという。
 「であいのみち」は、旧別府鉄道の軌道跡地を整備した散策路で、同資料館付近からJR土山駅前までの約1・4キロ。120種2500本の花木などがあるという。この時期は八重桜のほか、ハナミズキ、花壇を彩るチューリップ、散り際のソメイヨシノなどが鮮やかな姿を見せている。(三浦拓也)


「別府鉄道」。大分のべっぷではなく、兵庫のべふです。
長い貨車の一番うしろに、ダブルルーフの二軸客車(現在は生まれ故郷の相模鉄道に里帰りして保存)が連結されて、ディーゼル機関車がひっぱるみたいな夢のような鉄道でした。


廃線になったら、散歩道にしかなりません。
最後に、なんとかがんばってもらいたい、なニュースです。


■鉄道事業「継続は無理」 北鉄社長、補助金なしなら
4月20日03時06分更新 北国新聞
 北陸鉄道(金沢市)の魚住隆彰社長は、北國新聞社の取材に対し、石川線、浅野川線の鉄道事業について「民間事業として継続していくのは無理だ」と述べ、国の補助金など行政の支援を得られない現状では存続が難しいとの考えを示した。その上で「バスでも十分なら、バス化も一つの方策となる」と述べ、石川線廃止の場合、バスによる代替も一案とした。
 一方で、魚住社長は「地元の盛り上がりや国の制度にうまく乗れれば、存続できる可能性もある」と強調。鉄道事業の維持には、国の補助金や沿線自治体の支援が不可欠となっている現状を訴えることで、行政側の協力や迅速な対応を促したい考えとみられる。
 石川線は昨年10月末に鶴来-加賀一の宮駅区間(2・1キロ)が廃止され、現在は鶴来―野町(13・8キロ)が存続。浅野川線は北鉄金沢―内灘(6・8キロ)で運行している。
 北鉄によると、鉄道事業の赤字は石川線が2007年度が5900万円、08年度が5100万円。浅野川線は07年度、08年度ともに2100万円という。
 魚住社長は鉄道事業が北鉄全体の収支を悪化させているとし、「これだけの赤字をバスやほかの事業から、内部補てんするわけにはいかない。民間事業としては継続できないような実態だ」と述べた。
 国の補助金については、沿線自治体を中心に構成する法定協議会が助成の受け皿となる。北鉄によると、他の多くの地方鉄道では昨年度までに協議会設置が国に申請されたが、北鉄に関しては沿線自治体から設置の申請がなされていない。
 魚住社長は「法定協議会で地元にお墨付きをもらっていない事業者には、補助金を付けないと国から言われている。何もなければ、(鉄道事業を)やめざるを得ない」との認識を示した。
 石川線の車両の老朽化もネックという。魚住社長は、車両の更新に1両2億円程度かかるとし、「存続すれば、年に数十億円の費用が必要になる」と説明。存廃の時期について「早く決断しなければならない時期がくるかもしれない」と述べた。


GW中に金沢旅行予定のみなさま!ぜひ、北陸鉄道にのる計画はいかがでしょう。
東京のみなさまには懐かしい東急電車や井の頭線の電車が走ってます。
車庫では写真のようなレトロ車両の発見も。


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