議員会館のひしょひしょ会話 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

議員会館のひしょひしょ会話

秘書です。
たまには、秘書同士の秘書ひしょ会話を。

先輩秘書をみていて思います。
国会質問の前日って事務所は大変なんですね。

何が大変って、役所からの「問い合わせ」。

うちの代議士は質問前日は、缶詰になって自分で準備勉強に入ってしまうから、会館秘書には代議士から「これを役所にお伝えするように」ということ以上のことは全くわかりません。

こんなとき、ある先輩秘書は、お役所の方との電話でのやりとりの中で、あたかも、代議士の「答弁者要求を取り消せ」といわんばかりの「高圧さ」を感じたようです(これはあくまでも、感じ方の問題ですよ。高圧的だったとはいいません。感じたという話です)。

先輩秘書たちがさっそくこの問題を話題に。

「役所の人が、国会の、しかも、野党の質問権を制限するような圧力をかけるというのはあってはならないよね」
「昔の経験でいうと、答弁者を取り消すか否かは委員会の理事間で与野党同士で話し合うんじゃなかったかな」
「もしかして、うちのことを与党議員と勘違いしてんのかな。野党議員の質問に行政府が介入するのはありえないでしょ」
「いや、野党議員だからこそだったのかな、与党時代にはあんな口調聞いたことない」
「そもそも、民主党は役人には質問取りをさせない、といっていたはず。なんで政務官とかから連絡がないんだろね」
「きっと、「高圧的」な電話の後ろに、答弁要求された政治家がいて、その人に向かって努力している姿をみせていたんじゃない。ある意味大変なんだよ、その人も、必死なんでしょ」
・・・

なるほど、先輩方の話は勉強になります(それぞれの経験とキャラがでています)。
この会話で、若輩の私にわかるのは、国会というのは大変な仕事の場だということ。
そして、みんな必死でやっているということ。
日々これ勉強です。

あ、ちゃんと仕事しながらの会話です。仕事も真面目にしています。