威嚇行為がエスカレートしている | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

威嚇行為がエスカレートしている

秘書です。
これは「大変」なことです。
これが日中正三角形ですか?


■中国ヘリがまた近接飛行=海自艦の周り2回-政府、外交ルート通じ抗議
(2010/04/21-21:58時事通信)
 防衛省は21日、沖縄本島の南約500キロの公海上で同日午後、中国海軍の艦載ヘリコプターが、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の周囲を2回ほど周回する近接飛行を行ったと発表した。最接近時のあさゆきまでの水平距離は約90メートル、海面からの高さは約50メートルだった。
 中国海軍の艦載ヘリは8日にも、東シナ海で海自護衛艦に水平距離約90メートルまで近づく近接飛行をしたばかり。政府は21日、「こうした行為は極めて危険」として、外交ルートを通じて中国側に抗議した。
 同省によると、艦載ヘリが近接飛行したのは、同日午後3時37分ごろから約3分間。駆逐艦から発艦したとみられるヘリがあさゆきに近づき、周囲を約2周した。
 政府は、8日の近接飛行の後、外交ルートを通じて中国側に事実関係の確認を申し入れたが、その直後に同様の近接飛行が行われたことを重く見ている。 
 中国海軍の潜水艦2隻を含む10隻の艦艇は10日夜、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過して太平洋側に抜け、その後、沖ノ鳥島方面で訓練。艦載ヘリはこのうちの1隻から発艦したとみられる。
 中国海軍の艦隊が沖縄本島近海を通過して太平洋側に抜ける行動は数年前から見られるが、今回の一連の動きはかつてない規模で、太平洋上での訓練を強化しているとみられる。
 中国駆逐艦は13日にも、東シナ海で海自のP3C哨戒機に速射砲の照準を合わせたことが分かっており、海自の哨戒活動に対する威嚇行為をエスカレートさせている。



■海自機に速射砲の照準=中国海軍の駆逐艦、東シナ海で-関係筋
(2010/04/20-04:57時事通信)
 中国海軍の駆逐艦が今月中旬、東シナ海で哨戒飛行中の海上自衛隊のP3C哨戒機に対し、速射砲の照準を合わせ、いつでも撃墜が可能かのように威嚇する行動を取っていたことが20日、日中関係筋への取材で分かった。
 こうした行動は冷戦時代の旧ソ連も、自衛隊機や自衛艦に対して取ったことがないといい、政府は外交ルートを通じ、中国に対し事実関係の確認を申し入れている。
 関係筋によると、中国海軍の駆逐艦が海自のP3C哨戒機に速射砲の照準を向けたのは、13日午後3時半ごろ。2種類の速射砲の照準を向け、いつでも撃墜できることを示した
 P3Cは国際法にのっとった通常の哨戒飛行を行っていた。
 これに先立ち、中国海軍の潜水艦2隻を含む部隊が10日夜、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、太平洋の硫黄島方面に進行。8日には、艦隊の艦載機とみられるヘリコプターが東シナ海で、護衛艦に対して水平距離90メートルを切るような近接飛行を行っている。
 関係筋は「冷戦時代の旧ソ連さえやらなかったような行動を行っている」と分析。「中国海軍が太平洋や日本近海で何をしようとしているか、慎重に見極めなければならない」としている。