事務次官廃止:国会で事務次官廃止が議論されている中・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

事務次官廃止:国会で事務次官廃止が議論されている中・・・

秘書です。
国会で廃止するかどうかを与野党で議論している中、事務次官を「最高業務改善責任者」と位置付けたわけで。


■財務省PTが提言、次官を責任者に内部から改革めざす
2010年 04月 19日 19:54 JST
[東京 19日 ロイター] 財務省の職員20人で構成する「財務省改革プロジェクトチーム(PT)」は19日午後、報告書をとりまとめ、菅直人財務相に提出した。報告書では、官と民の相互交流の拡大や、人事のあり方、国会関連業務の効率化など50項目を提言。業務改善に向けて事務次官をCMO(最高業務改善責任者)に任命し、「業務改善タスクフォース」の常設で内部から改革に取り組む。
 PTは、菅財務相による「財務省の新たなビジネスモデルを構築」の指示を受け、今年1月に丹呉泰健事務次官と省内公募による職員20人で編成。これまでメンバーによる会合のほか、有識者や民間、同省退職者らからヒアリングを行ってきた。
 報告書では、政権交代や経済社会構造の変化、公務員制度改革の動向などを踏まえ、「今後の財務省の役員のあり方」について、政治主導の下で質の高い政策を発信していく「積極提言型」をめざすべきと指摘。国民から信頼される財務省となるため、納税者としての国民の視点に立つとともに、コスト意識を持って不断の業務効率化を追求することが不可欠と位置づけている。
 菅財務相からの指示事項に盛り込まれていた「平日にデートができる勤務体制の確立」に対しては「平日にデートも家族サービスもするが、いざとなれば寝食を忘れてやる、といった高い志を持ち続けなければならない」とした。
 提言を受けて菅財務相は「いろいろな問題を指摘し、改革の提言としてはよくできている。しかし、もっと矛盾が浮き彫りになる表現があってもいい」とし、「点数は77点」と評価。今回の提言を全閣僚や民主党の関係者らに配布し、霞が関全体の改革につなげたい考え。