今週の鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

今週の鉄道ニュース!

志士の目鉄道研究会です。
今週も、全国の熱い鉄道の話題をお届けします。
まずは、「龍馬と鉄道」の話題から。



■JR四国 高知駅“龍馬効果あり” 香川
2010.3.26 03:08 産経新聞
 JR四国の松田清宏社長は25日の定例記者会見で、2月の鉄道営業概況を発表。鉄道収入は全体で24億9200万円と高速道路料金割引の影響などで対前年同月比5・1%減となったが、「高知駅周辺だけは前年比100・2%。『土佐・龍馬であい博』でお客が動き、それなりに効果が出ている」との見方を示した。
 地区別で高知県の101キロ以上の収入も対前年比99・2%と比較的堅調に推移。ジェイアール四国バスの高知~京阪神の乗車人員も101%だった。
 一方、宇高航路のフェリー会社2社が事業廃止届を撤回して27日以降も当面は運航が継続されることについて松田社長は「強風でJR瀬戸大橋線が止まったときに、フェリーに代行をお願いしていた。この態勢が当面は確保でき、輸送を預かっている立場としてはホッとしている。ただ、実態は、何もなされないなかで残っているわけですから、経営の苦しさというのは変わっていない」などと話した。


さすが、龍馬!
次に、「おけいはん、龍馬とゆく!スタンプラリー」、「龍馬電車」などの企画でおなじみの京阪電車の話題から。



■「びわこ号」を復活走行へ 大阪・寝屋川市と京阪電鉄
2010.3.25 19:50 産経新聞
 大阪府寝屋川市と京阪電鉄は25日、昭和9年に製造され「びわこ号」(60形)の愛称で親しまれていた車両を復活走行させると発表した。
 昭和45年の引退まで大阪・天満橋-滋賀・浜大津間を運行した人気車両。10年前から寝屋川車両工場に保管されており、市が活用を提案した。
 復元に必要な数千万円の費用は市民から寄付を募る。イベント車両として走らせるほか、グッズ販売も。市は「寝屋川を鉄道ファンの聖地にしたい」と話している。



あの「びわこ号」の復活!ダブルポール式のすばらしい電車です。これが復活したら、たしかに寝屋川は鉄道ファンの聖地になりますね。
さて、幕末のころ、龍馬も福井藩にいって、いろいろな先進的なアイデアを学びました。


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おけいはん


■「スポーツ公園駅」が開業 福井鉄道福武線、知事と園児が「出発進行」
2010年3月26日中日新聞
 福井鉄道福武線の新駅「スポーツ公園駅」(越前市家久町)が25日開業し、同駅で開業式典が行われた。新駅開業は13年ぶり。同社は年内に福井市内で2つの新駅を開業する予定で、利便性の向上を図る。
 スポーツ公園駅は北府(きたご)(旧西武生駅)-家久間に設置された。駅名は住民や利用者の投票で決まった。近くにはスポーツ公園がある。
 式典には西川一誠知事や沿線3市の市長、地元住民など約50人が出席。同社の村田治夫社長が「新駅が福武線発展の礎になることを期待している」とあいさつした。
 この後、壁やつり革を越前和紙で飾った北府発田原町行きの臨時列車が到着。地元のひかり幼稚園児が運転士に花束を贈り、西川知事と園児3人が「出発」と大声で合図、大勢の乗客を乗せて出発した。
 開業に合わせて5駅の駅名も変更。武生新は「越前武生」、西武生は「北府」、上鯖江は「サンドーム西」、福井新は「赤十字前」、裁判所前停留所は「仁愛女子高校停留所」になった。
  (砂上麻子)


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福井鉄道


■福井・勝山市、国内最古の動く電気機関車 勝山駅前に展示施設
2010/3/25 3:13 日経新聞
 福井県勝山市は、えちぜん鉄道勝山駅の駅前広場を整備し、1920年(大正9年)製の電気機関車「テキ6」を展示する。14年(大正3年)に建てられた駅舎も改修。駅前を「大正ロマンの趣が漂う鉄道博物館のような空間にする」(同市都市政策課)。総事業費は約5億円。2012年度に完成する予定だ。
 テキ6は実際に動く電気機関車では国内最古。1919年製の貨車「ト68」とともに同鉄道から譲り受け、新設する展示施設に保存する。約10メートルのレールを設け、イベントなどで動かす「動態保存」とする予定だ。現在、テキ6とト68は勝山駅構内で雨ざらし状態で留置されている。
 国の登録有形文化財に指定されている勝山駅舎は、内部を改修し、同鉄道と前身の京福電鉄の歴史をたどれる資料を展示するスペースを設ける。


展示といえば・・・


■映画公開に合わせ 一畑電車「デハニ50形」展示へ
(2010年3月24日 読売新聞)
 島根県東部を走る一畑(いちばた)電車が舞台の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の5月下旬公開に合わせ、1年前に引退した一部木製車両「デハニ50形」=写真=が4月以降、同社の主要駅で公開される。
 車両は定員35人前後で、1920年代後半に製造され、約80年間、出雲―松江間を運行した。映画では、主演の中井貴一さんを乗せて田園地帯を疾走し、〈主役級〉の活躍をみせる。
 復活展示は、県が観光PRの一環として費用1000万円を負担。関係者は「ローカル鉄道ファンが押し寄せる企画になるはず」と期待する。


是非、動態保存を!
オレンジ色の一畑電車は、関東でいえば、昔の流山電鉄そっくりですね。



■「南薩線」の歌をDVD化 南さつま市の笠沙恵比寿
(2010 03/24 21:34南日本新聞)
 2009年に南薩鉄道廃止25周年を迎えたのに合わせ、南さつま市笠沙町片浦の笠沙恵比寿は、1983年にレコード化された歌「南薩線」をDVDで再製した。歌詞を手掛け、レコードを自主制作した鹿児島市西陵3丁目の会社員安藤恵人さん(52)は「南薩線を思い出し、故郷や沿線の風景を思い出してほしい」としている。
 安藤さんは日置市日吉で育ち、加世田高校在籍中は日置駅から加世田駅まで片道約50分の列車通学をしていた。
 同鉄道のうち最後まで残った南薩線は84年に廃止。その前に「何か南薩線にまつわるものを残したい」と作曲家や歌い手を探してレコードを1000枚制作した。
 歌詞は「ガタゴトン ガタゴトン ゆらりゆられて」というフレーズで始まり、列車から見た景色やほのぼのとした乗降客の様子を描写。曲とともに、列車や廃線後の風景写真なども映し出される。
 DVDは1枚700円。笠沙恵比寿=0993(59)5020。


薩南線の終着駅に集結したSLや客車の廃車群の姿の写真は、幼心に衝撃でした。廃車の栄光の日々の物語を偲びに、いってみたかったです。


■桂梅団治、鉄道とコラボ実現!来月30周年祝賀会
(2010年3月26日付 スポニチ)
 落語家・桂梅団治(52)が、来月11日に京都・梅小路蒸気機関車館で「桂梅団治 噺家になって30周年を祝う会」を開くことになり25日、大阪市内で会見した。蒸気機関車撮影が趣味の“撮り鉄”として知られ、鉄道とのコラボ企画が実現。当日は梅団治のヘッドマークがついたSLが走るほか、鉄道落語1席と鉄道漫談を披露する。撮り鉄といえば最近、電車を止めるなどマナーの悪さが問題となっているが「あんなのは撮り鉄じゃない。本当の撮り鉄なら電車のじゃまをして次に走らなくなるのが怖いから、そんなことはしない」と熱く語っていた。


鉄道落語、漫談漫談、楽しそうですね。


■学期定期発売へ いすみ鉄道
2010年03月26日朝日新聞

 いすみ鉄道(本社・大多喜町)は25日、取締役会を開き、学期単位の通学定期「学期定期」を4月1日から発売することを了承した。これまでは1、3、6カ月単位だったが、4月に3カ月定期を買うと、終業式前に切れるなど不便な点もあり、学期単位にすることで利便性を上げることにしたという。
 また、2月までの営業報告、新年度事業計画案が了承された。2009年度決算は6月の株主総会に提案される。再生委員会で決算状況を検討して、同鉄道の今後の運営を決める予定という。


これは、とても利用者本位の便利なアイデアですね。


■市電らっくる号「かっこいい」 2号車 あすから営業運行 記念イベント
(03/23 14:40 北海道新聞)
24日から営業運行が始まる「らっくる号」2号車。鉄道ファンが熱い視線を送った
 【函館】24日から営業運行を始める函館市電の超低床車「らっくる号」2号車の記念イベントが22日、駒場町の駒場車庫などで開かれ、東京など遠方からもファンが参加した。
 らっくる号は2両連結型のバリアフリー車で、高齢者や体の不自由な人でも利用しやすいよう、乗降口が路面に近く、車内には段差がない。函館市電は2007年3月から1号車を運行しており、これが2台目となる。
 イベントには21人が参加。今月1日に行われた車両搬入の様子を撮影したビデオを見ながら特製弁当を味わった後、お待ちかねの貸し切り運行に。参加者は思い思いの座席に陣取り、谷地頭まで往復の行程を楽しんだ。
 友達と2人で参加した函館市立湯川小の佐藤翼君(2年)は「カーブで曲がる時に、電車の連結部分も曲がるのがかっこいい。大きくなったら市電の運転手になりたいです」と、目を輝かせていた。(渡辺創)


ぜひ、夢を実現してください(おじさんも昔、都電の運転手になりたかった!嗚呼、美濃部知事、なんてことを!)