民主党政権の終わりの始まりとなる政局の潮目(中川語録) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

民主党政権の終わりの始まりとなる政局の潮目(中川語録)


長崎県知事選でわが党が支援した中村法道さんが勝利した。心から祝福したい。

読売新聞が実施した出口調査によると、県民は政策課題について景気・雇用対策を重視する声が圧倒的に多かったとのことである。

そして、「政治とカネ」を投票の判断材料にしたと答えた人は4割強だったとのことである。

民主党は、現職閣僚を現地入りさせて、与党とのパイプを持つ民主党候補への支持を呼びかけたそうだが、そうした中央直結のアピールは、地域主権の実現を「鳩山内閣の改革の一丁目一番地」とした鳩山総理の施政方針演説とあまりにも乖離している。

民主党は、言葉だけ新しい政治をとなえ、古い自民党的な古い政治手法で権力の基盤固めをしようとしているようだが、それは不可能である。

「古い政治」に決別し、「新しい政治」にチェンジするとの民意の「政権交代の熱気」が完全に消え失せた。民主党政権の終わりの始まりとなる政局の潮目となった長崎知事選の大敗である。

2月22日記 中川秀直