今週の鉄道ニュース(旅情、わくわく、ドキドキ、めでたいのう他) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

今週の鉄道ニュース(旅情、わくわく、ドキドキ、めでたいのう他)

志士の目鉄道研究会です。

今週も、列島各地の熱いローカル私鉄ニュースをお届けします。

まずは、

ひたちなか海浜鉄道湊線と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の話題から。



■メイドトレイン:レトロ列車がメイド喫茶に 「コミケ水戸」と連動 茨城県湊線・大洗鹿島線で
2010年2月19日毎日新聞
 車内販売でメイドが回ってくる「メイドトレイン」が3月21、22の両日、茨城県のひたちなか海浜鉄道湊線と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で運行されることが決まった。
 勝田駅~阿字ケ浦駅を結ぶ湊線は、昭和40年代に作られた旧型車両が在籍することで知られ、水戸駅~鹿島スタジアム駅を結ぶ大洗鹿島線は、年に数回しかお目見えしないリゾート風車両「マリンライナーはまなす」を所有しており、鉄道ファンに人気の路線。
 「メイドトレイン」は、同じ日に水戸市で開かれる同人誌即売会「コみケッとスペシャル5in水戸」に合わせて企画された。湊線では、鉄道界のクラシックカーと呼ばれる「キハ20系」を運行昔の「汽車旅」をテーマにウエートレス風メイドがワゴンを押して車内販売を行うほか、ホームでメイドの撮影会も行う。大洗鹿島線では、「マリンライナーはまなす」を運行し、「萌え」をテーマに秋葉原のメイド喫茶をイメージ。オリジナルマンガやグッズの販売も行う。運行スケジュールは、大洗鹿島線が1日5本の予定で、湊線でも同程度の本数を運行する予定。【立山夏行】


水戸のコミックのイベントとの同時開催ですか。
これは幅広いファン層を集めそうです。アイデア企画ですね!
文中にある「鉄道界のクラシックカーと呼ばれる「キハ20系」」とは、こんな車両です。

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中年以上のみなさんは、国鉄時代、一度は乗ったことがあるでしょう。懐かしい!
では、主催者のHPを見てみましょう。



■ひたちなか海浜鉄道 汽車旅メイドトレイン
http://www.maidtrain.info/kisha.html
鉄道がますます高速化し、便利なものになっていく一方で、「旅情」 というものが失われました。
より多くの人が快適に利用するためには、致し方ないことかもしれません。
しかし鉄道ファンにとっては、この「旅情」こそが鉄道旅の醍醐味と感じる人は少なく無いでしょう。
当列車は、そんな昔の旅情を思い出していただくことをコンセプトとした列車です
車内ではウエイトレス風メイドがワゴンを押して車内販売いたします。
このワゴンも、以前某特急列車の車内販売で使用していたものを独自ルートで入手
また、ホームでメイドの撮影会も行います。
旅情を楽しみたい、ご年配の方から、メイドを撮影したアマチュアカメラマンの方まで、幅広い層がターゲットのイベントです。
今後随時イベント内容等を当ページで公開していきます



ワゴン販売ですか。昔のお茶のパックが「懐かしい」です。
この「懐かしい」という感覚が大事で、やはり、三つ子の魂百までも。



■わくわく卒園旅行 のと鉄道 穴水駅→能登中島駅
2010年2月19日中日新聞
輪島・海の星幼稚園
切符買って 夢の16.8キロ
 輪島市の海の星幼稚園年長児十一人は卒園を前に十八日、のと鉄道・穴水駅から能登中島駅まで、列車による「卒園ミニ旅行」を楽しんだ。今年で八回目を迎えた恒例行事。(石本光)
 送迎バスで園を出発。穴水町中心部の穴水駅に到着すると、切符販売機の前に整列し、切符購入を体験。一人ずつ子ども料金二百六十円を投入口に入れて、目的地の能登中島駅までの切符を手にした。大半が初めての体験とあって、興味津々の顔で百円玉などの硬貨を入れていた。
 廃線により、二〇〇一年四月から輪島には鉄道が走っていないため、園児らは列車に乗車すると、珍しそうに車内を見回していた。窓と並行のシートに座り、穴水駅から三つ目の能登中島駅まで大きな窓から見える七尾湾の風景を眺め、マイカーとはひと味違う一六・八キロ、二十一分間のレールの小さな旅を楽しんだ。
 七尾市中島町では、能登中島祭り会館や能登演劇堂を見学し、記念撮影をするなど、卒園前の思い出づくりをした。



わくわく「卒園旅行」!すばらしい思い出づくりです。
是非、大人になっても、のと鉄道を「懐かしい」と思ってご愛用ください。
わくわくする話題に次いで、どきどきする話題です。




■長井線でお見合い、カップル1組誕生
2010年02月19日 08:22 山形新聞
 フラワー長井線の貸し切り列車で荒砥-赤湯駅間を往復し、男女がお見合いする白鷹町商工会青年部(清野隆博部長)主催の企画「Doki Doki Love TRAIN」(ドキドキ・ラブ・トレイン)が13日行われ、カップル1組が誕生した。

 白鷹と山形、長井、寒河江、飯豊の3市2町から20~40代の男性14人と女性15人の計29人が参加。往復の車中では、参加者それぞれがすべての異性と1人ずつボックス席で8分間のフリートークを行う機会を提供。荒砥駅に到着後、駅に隣接する公民館で気に入った人同士があらためてトークを行い、気になる異性2人を紙に記入した結果、白鷹町の男性と飯豊町の女性のカップルが誕生した。

 お見合い企画はことしで5年目。これまでは町内の料亭や宿泊施設などで開催してきたが、今回は長井線を運行する山形鉄道の協力で実現した。カップルはこれまで約20組成立し、このうち2組が結婚したという。同商工会青年部の実行委員鈴木広貴さん(38)=白鷹町鮎貝=は「長井線の利用拡大や結婚支援を目指して来年の開催も検討したい」と話している。


どきどきです。これは「めでたいのう」!


■JR語呂合わせ乗車券好評、次は「めでたいのう」 22.2.22記念
(2月19日 15:17産経新聞)
 数字の「2」がずらりと並ぶ平成22年2月22日、JR小野田線目出-居能駅(いずれも山口県)の記念乗車券が発売される。
 「めで(目出)たいのう(居能)」の語呂合わせ。福を呼ぼうとJR西日本の山口地域鉄道部が企画。タイをあしらった台紙を用意した。
 運賃分のみ200円。2日にも「あさからめでたい」と厚狭-目出駅の記念乗車券を発売し好評だった同部。“2”匹目のドジョウはいかに?



そして、鉄道同士のカップルも、誕生です。わくわくしますね


■レール交流協定:肥薩おれんじ鉄道と静岡の三セク鉄道、経営改善へ /熊本
2月19日 毎日新聞
 ◇情報交換など
 肥薩おれんじ鉄道(八代市、古木(こぎ)圭介社長)は18日、静岡県の第三セクター鉄道「天竜浜名湖鉄道」(浜松市、名倉健三社長)と、経営改善や利用者拡大に向けて協力する「レール交流協定」を結んだ。厳しい経営を強いられている第三セクター鉄道が多い中、こうした協定を結ぶのは全国的にも珍しいという。【笠井光俊】
 経営改善のノウハウやアイデアについて情報交換するほか、人材育成プログラムの共同開発、沿線の観光資源を活用した交流事業などを実施する。昨年10月に静岡県で開かれた「第三セクター鉄道等府県協議会」の席上、民間出身同士の両社長が意気投合し、協定を締結することになったという。
 県庁であった調印式で古木社長は「おれんじ鉄道は開業5年だが、天竜浜名湖鉄道は20年を超す。生え抜き社員養成のノウハウを教えてもらいたい」。名倉社長は「自分たちだけでは経営改善に向けたアイデアを考えるにも限界があり、とても心強い」と話した。
 静岡県に本社を置く新規参入の航空会社「フジドリームエアラインズ(FDA)」が昨年7月、熊本-静岡線と鹿児島-静岡線を就航させている。古木社長は「両鉄道ともに、古き良きものを沿線に多く残しており、観光資源は十分にある。FDAを活用することで、交流人口の拡大は可能であり、鉄道生き残りにも必要だ」と強調した。
 天竜浜名湖鉄道は、かつてのJR二俣線が経営分離された第三セクター。浜名湖の北岸を走り、掛川駅(静岡県掛川市)と新所原駅(同県湖西市)間の67・7キロを結んでいる。08年度の輸送人員は162万人で、当期損失は3400万円。肥薩おれんじ鉄道は八代-川内(鹿児島県薩摩川内市)の116・9キロを結び、熊本駅や鹿児島中央駅までの直通列車も走っている。08年度の輸送人員は163万人で、当期損失は1億2500万円。


レール交流協定から、新しい「創発」現象を生まれることを期待しています!

追伸:硬券もらいました。


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