デフレという景気の頭を抑える動きがある中のリバウンドです
経済卿です。
昨年10-12月のGDP成長率は実質で年率+4.6%と3四半期連続のプラス、名目でも同+0.9%と1年9ヶ月ぶりにプラスとなりました。庶民の懐具合に関係する名目成長率がプラスになったことはいいことです。
リーマンショック後大幅に落ち込んだ経済は、輸出と自民党政権下で決められたエコカー減税やエコポイントなどの政策効果で、リバウンド局面にあります。
津村政務官は「二番底懸念は少し薄らいだ可能性がある」と発言されました。
この発言の背景に、
「景気はリバウンドしているが、GDPデフレーターは前年比▲3.0%と過去最大の下落となり、デフレは厳しい。なぜなら、需要不足はまだ30兆円程度はある。産業別でも輸出の恩恵がある製造業は回復しているが、デフレに苦しむ非製造業の多くは、厳しい。設備投資は一旦は底をつけたが、デフレ状態の国内に投資する動きは広がらない。そして、10-12月の雇用者報酬は前年比▲4.5%と賃金も下落している。つまり、日本経済は、デフレという景気の頭を抑える動きがある中リバウンドしているだけで、少しでも息を抜くと二番底、三番底・・・が待っている」
という正しい認識があることを期待します。
政策の順番は①政府の総需要政策+金融緩和、②経済の競争力を増すための成長戦略、そして、③中長期的な財政再建のコミットメントです。
最近、与野党の政治家の発言で「消費税増税」の話が出てきますが、くれぐれも政策の順番を間違い、「デフレ下の大増税」に向かわないように希望します。
昨年10-12月のGDP成長率は実質で年率+4.6%と3四半期連続のプラス、名目でも同+0.9%と1年9ヶ月ぶりにプラスとなりました。庶民の懐具合に関係する名目成長率がプラスになったことはいいことです。
リーマンショック後大幅に落ち込んだ経済は、輸出と自民党政権下で決められたエコカー減税やエコポイントなどの政策効果で、リバウンド局面にあります。
津村政務官は「二番底懸念は少し薄らいだ可能性がある」と発言されました。
この発言の背景に、
「景気はリバウンドしているが、GDPデフレーターは前年比▲3.0%と過去最大の下落となり、デフレは厳しい。なぜなら、需要不足はまだ30兆円程度はある。産業別でも輸出の恩恵がある製造業は回復しているが、デフレに苦しむ非製造業の多くは、厳しい。設備投資は一旦は底をつけたが、デフレ状態の国内に投資する動きは広がらない。そして、10-12月の雇用者報酬は前年比▲4.5%と賃金も下落している。つまり、日本経済は、デフレという景気の頭を抑える動きがある中リバウンドしているだけで、少しでも息を抜くと二番底、三番底・・・が待っている」
という正しい認識があることを期待します。
政策の順番は①政府の総需要政策+金融緩和、②経済の競争力を増すための成長戦略、そして、③中長期的な財政再建のコミットメントです。
最近、与野党の政治家の発言で「消費税増税」の話が出てきますが、くれぐれも政策の順番を間違い、「デフレ下の大増税」に向かわないように希望します。