「旧田中派型手法」を温存するのか(中川語録) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「旧田中派型手法」を温存するのか(中川語録)


今日の毎日新聞で、小菅洋人・政治部長が「進退有権者が決める」の中で、「本質的な問題は、東北地方で『天の声』と称されるゼネコンと小沢事務所の関係であり、野党時代にも温存された小沢事務所の金権体質ではないか」と指摘されている。賛成である。これこそが問題の本質である。

この「旧田中派型手法」が、政治とカネの問題でクリーンなイメージの民主党のオブラートに覆い隠されていたことが明らかになったのである。

しかし、鳩山総理も民主党も、小沢事務所の金権体質問題に沈黙している。

国会でものらりくらりと野党の攻勢をかわして小沢氏を擁護していくのだろう。

民主党も、国会も、自清作用を発揮できないことになれば、参院選で「旧田中派型手法」を温存していいのかどうか、国民に結着をつけていただくしかないかもしれない。



2月5日記 中川秀直