夕方の民主党動向ニュース(なんでだろう?特集) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

夕方の民主党動向ニュース(なんでだろう?特集)

秘書です。与党議員の辛さ、身にしみてきておられると思いますが、新しい与党の「党風」をぜひ。民主党内に「昔の自民党」的党風(+旧共産圏的党風)を蘇らせないよう願っております。


民主党内の「なんで?」という匿名議員の声が記事にのるようになってきました。


■なぜ私も検察と戦うの?民主新人、小沢氏の説明不足不満
2010年1月18日15時1分朝日新聞
 18日開会の通常国会は、小沢一郎・民主党幹事長の政治とカネをめぐる問題が大きな焦点だ。これまで厳しい指導を受け、ほとんど物言わなかった1年生議員にも、小沢氏に説明を求めたいという思いが強まっている。しかし、開会前に同党の会合で「結束」を求められ、小沢氏とともに検察と全面対決しようとする党の姿勢を問う声は上がらなかった。
 同日午前、衆議院で開かれた同党の代議士会。山岡賢次国会対策委員長が「国会を司法の場のようにしていこうという動きがあるかもしれない。心を一つに、力を一つにしていきたい」と訴えた。小沢氏は欠席。出席議員から質問は出なかった。
 「今のところ説明責任は果たしていると思う」(福田衣里子氏)、「事実関係がわからないからコメントのしようがない」(玉木雄一郎氏)――。代議士会後、1年生議員たちは言葉少なだった。
 先だって開かれた国対委員会の全体会議も、状況は変わらなかった。横粂勝仁氏は「まだ捜査が続いており、発言すべき段階ではない」と語った。
 しかし、小沢氏の姿勢に疑問を抱く議員は少なくない。ある1年生議員は「幹事長は辞めるべきだ」と思っている。党大会があった16日の夜、地元業界団体との新年会。「小沢さんは何とかならないの。ネックだな」。小沢氏への批判が次々と寄せられた。
 今、その声をどう上げたらいいか悩んでいる。真っ先に批判しても、後が続かなければ、次の選挙での党公認に影響が出るかもしれない。「選挙基盤が揺るぎないベテランが言い出せば、続けるんだけど」
 別の1年生議員は、党大会で小沢氏に向けられた拍手に同調しなかった。「本当に党を挙げて検察と戦うなら、事実を開示し、党内で合意形成しないと。小沢さんも高圧的な態度をやめればいい。そもそも、党にいるだけで何でおれまでも検察と戦わないといけないの」。周囲をみながら声をあげるタイミングを計るつもりだ。
民主党の1年生議員は143人。党は、国会開会中に連日、朝から新人研修を課し、地元回りを徹底させるなど、厳しい姿勢で臨んできた。だが、小沢氏の政治資金問題で、党内の空気は変わりつつある。
 昨夏の衆院選で小沢氏の秘書に応援してもらった1年生議員も言う。「私は小沢チルドレン。小沢さんのことを信じている。だからこそ、あらゆる機会に説明し、潔白を証明して欲しい」。その思いは、周辺にも伝えている。(野村雅俊、福井悠介、河原田慎一)


なんで名乗りをあげないのでしょう。周囲をみて、といっても、全員で周囲をみているのでは?誰かが先頭を切らなければいけません。リスクをとって先頭をきるのが国民代表たる国会議員の本懐ではなでしょうか。リスクをとらないで、何のための政治家なんでしょう?民主党議員の実名で表に出てくる意見は以下のようなもの。みんな、こういうお考えなのかと国民は思うことでしょう。国民代表たる代議士として、堂々と、名乗りを上げましょう!



■「逮捕は暴挙」=民主若手が勉強会
(1月18日-16:14時事通信)
 民主党の福田昭夫衆院議員ら衆院当選2回の同党有志13人は18日午後、小沢一郎幹事長の元秘書の石川知裕衆院議員が東京地検特捜部に政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件に関する勉強会を都内で開いた。福田氏はあいさつで「理由がはっきりしない中で国会開会前に逮捕される暴挙が行われた。逮捕理由を含め、真相をはっきりさせる必要がある」と検察当局を厳しく批判した。
 勉強会には、元検事の郷原信郎桐蔭横浜大法科大学院教授が招かれ「検察は国会議員の逮捕容疑として納得できるだけの事実を示していない」と指摘。会合後、福田氏は記者団に「みな不当逮捕という認識で一致した。今後は法務省からも話を聞きたい」と語った。



全面対決路線ですね。これが民主党若手議員の主流の考え方なのでしょうか?



■沈黙の民主・代議士会「今は発言しにくい」
(1月18日13時50分 読売新聞)
 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡って、石川知裕衆院議員(36)らが逮捕された民主党は18日午前、国会開幕に先立ち、党所属の衆院議員を集めて代議士会を開いた。
 当初、出席を予定していた小沢氏は姿を見せず、同党を覆う重苦しい空気を象徴するかのように、議員たちの多くは「今はコメントする状況にない…」などと沈黙したままだった。
 この日午後1時前、小沢氏は参院本会議場に姿を見せると、両隣の議員と身ぶり手ぶりを交えて笑顔で会話を交わし、国会開会の宣言を表情を変えずに、じっと前を見据えて聞いていた。
 一方、午前11時40分からの代議士会では、同党に所属する308人の衆院議員のほとんどが姿を見せる中、小沢氏は直前になって出席をキャンセル。冒頭、あいさつに立った山岡賢次国対委員長は「司法の場で論じることを国会でやろうとか、国会をワイドショーの場にしようという動きがあるかも知れないが、我々は敢然と使命を果たしていかなくてはいけない」と述べた。
 出席者の多くは事件について黙ったままで、昨年の総選挙で初当選した相原史乃衆院議員(35)は取材に応じたものの、「今はコメントする立場にありません。ごめんなさい」。各紙の世論調査で鳩山内閣の支持率が急落したことについても、同じく新人の石田芳弘衆院議員(64)は「一喜一憂することなく、予算を議論するのが我々の仕事」と語っただけで、当選3回目の議員は「批判的な気持ちは持っているが、今は表立って発言しにくい」と話した。
 一方、自民党からは、沈黙する民主党の姿勢に批判の声があがり、加藤紘一衆院議員は「民主党の議員が押し黙っているのは異常だし、民主主義社会においては自殺行為だ」と厳しく批判した。


なんで沈黙?民主党議員のみなさん!日本のために何かを語ってください!以下の言葉がみなさんの認識なのでしょうか。


■「政治とカネ」集中審議は不要=平野官房長官
(1月18日-16:48時事通信)
 平野博文官房長官は18日午後の記者会見で、小沢一郎民主党幹事長の元秘書らの逮捕を受け、野党側が「政治とカネ」をめぐる集中審議を求める考えを示していることについて「予算委員会などがあるわけだから、そこで当然議論になるわけで、改めて集中審議を取る必要性はないのではないか」と述べた。 
 民主党の福田昭夫衆院議員ら衆院当選2回の同党有志13人は18日午後、小沢一郎幹事長の元秘書の石川知裕衆院議員が東京地検特捜部に政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件に関する勉強会を都内で開いた。福田氏はあいさつで「理由がはっきりしない中で国会開会前に逮捕される暴挙が行われた。逮捕理由を含め、真相をはっきりさせる必要がある」と検察当局を厳しく批判した。
 勉強会には、元検事の郷原信郎桐蔭横浜大法科大学院教授が招かれ「検察は国会議員の逮捕容疑として納得できるだけの事実を示していない」と指摘。会合後、福田氏は記者団に「みな不当逮捕という認識で一致した。今後は法務省からも話を聞きたい」と語った。



なんで集中審議をしないのでしょう?


■「小沢さん個人の問題」 民主参院議員ら無言通す
(1月18日15時18分配信 産経新聞)
 「政治とカネ」の問題に民主党が揺れる中、18日、通常国会の召集日を迎えた。政権交代後初めて予算を審議する国会で、与野党が激突。民主党の小沢一郎幹事長の側近3人が逮捕された事件に、会期後の参院選に臨む議員らは「小沢さん個人の問題」 と話す一方で、無言を通す議員がほとんどだった。
 18日午前、国会内で開かれた民主党の参議院総会。開会前、小川敏夫氏=東京=は「いまはまだ小沢さん個人の問題。いい話ではないが決定的ではない」とした上で、「政府、与党が日本の困難な状況の活路を見いだすことが本筋だ。まずは補正予算と本予算を通すことが必要だ」と強調した。円より子氏=比例代表=は記者の問い掛けに「コメントできない」。蓮舫氏=東京=も沈黙したまま会場を後にした。
 総会では、自身も夏の選挙を控える輿石東参院議員会長が「7月には待ったなしにわたしたち自身の選挙がある」「民主党の真価が問われる。この難局に一糸乱れずに結束していこう」と訴えた。



なんで「個人の問題」?政治資金の問題が個人の問題?


■民主党の高嶋、平田両氏がマスコミに八つ当たり
(1月18日13時12分配信 産経新聞)
 民主党の平田健二参院国対委員長と高嶋良充筆頭副幹事長は18日午前、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査で小沢一郎幹事長の辞任を求める声が7割を超え、内閣支持率が急落したことについて、小沢氏をめぐる報道が原因だとマスコミ批判を行った。
 平田氏は「報道によって国民世論は大きく動く。国民はマスコミやテレビの報道を正しいと思っているから、(小沢氏をめぐる疑惑が)事実かどうかわからない状態で報道することでそうなるだけだ」とマスコミを非難した。
 そのうえで「菅谷(利和)さんの事件だって冤罪(えんざい)だったじゃないか。あの時のマスコミの報道の仕方はどうだったんだと、もっと反省しなきゃいかんではないか!」とまくし立てた。
 「そういう報道に基づいた世論調査だから、そうなる(=幹事長辞任論7割超)のは当たり前の話でね。別の報道していたらそうはならない! 小沢幹事長がああいうふうに(潔白だと)話しているのは事実だと思いますよ」とも語った。
 高嶋氏も「検察がマスコミに情報をタレ流している。情報が検察から出ない限り、皆さん方書けるのか? 基本的には世論操作になっている」とマスコミ批判を展開。「小沢さんが無実だと言っているのに罪人扱いしてマスコミが報道してきたから、国民の皆さんがそう思っているだけの話だ」と述べ、世論はマスコミに誘導されているとの認識を示した。



なんで世論をそんなふうに受け止めるのでしょう?どんなにマスコミがあおっても、国民は冷静にみていることはよくありますよ。国民の常識、国民の良識に対するこの見立てはどうなんでしょう。メディア操作で世論は何とでもなると思っているのでしょうか。