朝のニュースです! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

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秘書です。歴史は繰り返す。一度目は悲劇として。では二度目は?


■土地疑惑 自民、辞職勧告提出も
1月14日7時56分配信 産経新聞
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる疑惑で東京地検特捜部が関係先の一斉捜索に踏み切ったことを受け、自民、公明両党は18日召集の通常国会で、小沢氏に絡む疑惑の徹底追及に乗り出す。併せて鳩山由紀夫首相の違法献金事件も追及し、内閣総辞職に追い込む構えを見せている。

 自民党の谷垣禎一総裁は13日夕、「疑惑の闇に向かって一歩解明が進んでいるのではないか。証人喚問や参考人招致など、できうる手段を尽くして真相解明を迫りたい」と強調。大島理森幹事長は小沢氏や元秘書の石川知裕衆院議員の議員辞職勧告決議案提出を視野に入れる考えを表明した。

 公明党は13日、「組織活動費」を名目に政党が特定議員へ支出できないようにする政治資金規正法改正案を18日召集の通常国会に提出する方針を固めた。山口那津男代表は「民主党は自浄能力の発揮に努めるべきだ。徹底した国会審議が必要だ」と述べた。

 自民党は疑惑追及に向け、すでにプロジェクトチームを発足させており、14日に党本部で勉強会を開催、一連のカネの流れを整理・検証する。衆院予算委などで「政治とカネ」の集中審議を求め、攻勢をかける一方、街頭などでも疑惑追及キャンペーンを繰り広げる方針。

 共産党の志位和夫委員長も「民主党が誰一人この現状でモノを言わないのは異常だ。政権与党の幹事長が堂々と国民の前に事実を明らかにしないなら、国会での追及も当然必要になってくる」と厳しく批判した。

 一方、民主党の山岡賢次国対委員長や仙谷由人国家戦略・行政刷新担当相は家宅捜索が始まった13日夕、都内のホテルで開かれた自治労新年交歓会に出席していたが、報道陣を避けるように会場を退出した。高嶋良充筆頭副幹事長は取材に応じたが、国会審議の影響について「ないと思う」とだけ述べた。

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「正直びっくりしたが、捜査をしっかり見守っていきたい。(小沢氏の説明責任は)本人が判断されると思う」と困惑気味に語った。

(獅子16)辞職勧告決議案といって思いだすのは、83年の田中角栄元首相に対する「議員辞職勧告決議案」ですね。結局、辞職もせず、決議案は採決されず解散・総選挙へ。「ロッキード判決後の総選挙で勝てば禊はは完了」という田中元首相の戦略だったという説も。その後、自民党はこの選挙に敗北して新自由クラブとの連立。たしか、新自由クラブから入閣した田川誠一さんは、辞職勧告決議案がでれば賛成する、と閣僚として言い続けていたように記憶しております。当時のこと覚えておられる方、いかがでしょうか。

■小沢氏側を強制捜査 聴取応じず、虚偽説明… 狙いは「裏献金」解明
1月14日7時56分配信 産経新聞
 多忙を理由に事情聴取に応じない小沢一郎氏、虚偽の供述をしている疑いがある石川知裕衆院議員、再聴取に応じない小沢氏の元私設秘書…。小沢氏側は東京地検特捜部による疑惑捜査に協力的とはいえない対応を取っているとされる。

 昨年3月の西松建設をめぐる違法献金事件では、特捜部が陸山会などへの捜索に着手した前後、石川氏らが、陸山会などにあったゼネコンからの陳情など事件関係書類を小沢氏側の関係先に運び出しており、小沢氏側が証拠隠滅を図った疑いも表面化している。

 このため、特捜部は任意捜査では全容解明できないと判断し、強制捜査に踏み切った。一連の資金移動の中で小沢氏の関与は随所に見られ、今後は小沢氏が政治資金収支報告書への不記載など不正な経理処理にどの程度関与したかの解明が焦点となる。

 特に今回、特捜部が小沢氏の個人事務所や陸山会に加え、鹿島も捜索対象としたのは、収支報告書に記載されていない土地代金4億円の原資に、水谷建設などゼネコンの裏献金が含まれている疑いが強く、裏献金の提供に鹿島東北支店が関与している疑いがあるとみているためだ。

 捜査関係者によると、東北の公共工事では長年にわたり、ゼネコン間の談合が行われていたとされる。仕切り役とされるのが同支店元幹部で、受注業者にお墨付きを与える「天の声」を出していたとされるのが小沢事務所だ。

 小沢氏の地元、胆沢ダム工事での小沢事務所の影響力は絶大だったという。昨年12月の大久保隆規被告の初公判で検察側は、西松建設側が大久保被告に「おたくらが取った胆沢ダムは小沢ダムだ」と言われたとする供述調書を読み上げた。

 鹿島は平成16年10月、胆沢ダム工事を受注。下請け工事を請け負った水谷建設側は同時期、成功報酬として石川知裕氏に5千万円を渡したと供述。直後に陸山会には5千万円の入金があり、その数日後に土地代金が支払われていた。

 今回、小沢氏の個人事務所や鹿島への捜索に踏み切ったことは、特捜部の裏献金解明への強い姿勢を感じさせる。(河合龍一)

■「捜査どこまで」 陸山会捜索で小沢氏地元
2010年01月14日河北新報
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題に新たな動きがあった13日、小沢氏の地元、岩手県奥州市水沢区では捜査の行方を懸念する支援者や説明責任を求める市民など、さまざまな反応が見られた。

 午後6時半ごろ、小沢氏の事務所に秘書が姿を見せ、「捜査には全面的に協力している。東京からは何の指示もない」と話した。

 「どこまで捜査が広がるんだろうか」と不安の表情を見せたのは小沢氏の後援会幹部。「先生の潔白を信じているが、連日大きく報道されるので心配している」と行方を気にした。

 事務所前を通りがかった主婦(62)は「どうなっているか真相が分からない。公党の幹事長なのだから、きちんとした説明をすべきだ」と小沢氏の対応を批判した。

 地元の建設会社幹部は、鹿島が東北で多大な影響力を持っていると指摘した上で、「胆沢ダムを含め、岩手の公共事業の流れを把握していると思う。捜査当局は本腰を入れてきたのではないか」と解説した

(獅子16)地元のみなさんの声は貴重です。