夕方の民主党政権ニュース(為替、日米) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

夕方の民主党政権ニュース(為替、日米)

秘書です。11日にボスが何をいうか、お楽しみに!

■為替の急激な変動は望ましくない、安定推移が望ましい=鳩山首相
2010年 01月 8日 18:25 JST
[東京 8日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は8日夕、官邸内で記者団に対し、外国為替市場について「基本的に急激な変動は望ましくなく、安定推移が望ましい」と述べた。その上で、菅直人副総理兼財務・経済財政担当相が為替動向について円安誘導ともとれる発言をしていることについて「財務相としての思いを述べたもの」との認識を示した。

(経済卿)為替レートに関しては、総理と副総理で意思の統一が行われていないことのほうが問題です。デフレ対策を行うことを閣議で決めているのですから、何をするかを考えればおのずと「発言の方向性」もそろうはずでは。新政権発足に伴う不確実性になれはじめてきたマーケット参加者も、総理と副総理の発言には戸惑っていると思います。マーケットでは、3つのD(民主党、デフレ、増資)が日本市場のリスク要因ととららえられていることを、くれぐれもお忘れなく。

■岡田外相「米は困惑」と不快感=与党幹部の行動念頭-普天間移設
(1月8日17時10分配信 時事通信)
 岡田克也外相は8日午後の記者会見で、ワシントンに派遣した藪中三十二外務事務次官が米政府高官と普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で協議したことに関連し「米側から見ると日本から政府ではない方が来て話をする。どこまで(日本)政府と関係があるのか困惑があったと思う」と述べた。昨年末に訪米した国民新党の下地幹郎政調会長が米政府関係者と会談したことを念頭に、不快感を示した発言だ。 

(美利他理)政府与党一体、閣内一致、よろしくお願いします!

■「信頼喪失以上の代償も」=鳩山政権に警告-元米高官
(1月8日-16:08時事通信)
 【ニューヨーク時事】ビクター・チャ元米国家安全保障会議(NSC)アジア部長は7日までにニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、外交や経済政策に関する鳩山政権の行動は「戦略的明確性」を欠いていると批判、「米日関係における信頼と政治的善意を失う以上の代償をもたらす恐れがある」と警告した。
 チャ氏は、鳩山政権が明確な戦略や行動計画を打ち出せないことにより、過去半世紀で最大の「政治的真空状態」を生んだと指摘。「こうした真空状態での(鳩山政権の)言動は、米日関係を予測不能な方向に進ませ得る」と警鐘を鳴らした。
 特に、鳩山首相が米国を除外する東アジア共同体構想を口にしたほか、昨年12月に訪日したイランの核交渉責任者を「赤じゅうたんの上で丁重にもてなした」ことに触れ、「(日米の)信頼と友好の蓄積を奪い始めている」との懸念を示した。 
 チャ氏は韓国の盧武鉉前政権が明確な理念なしに米国離れを訴え、米韓関係の悪化が経済不安にまで発展した例を挙げ、鳩山政権は「この経験から学ぶべきだ」と強調。「同盟のための行動計画を明確にしなければ、その代価は感情を傷つけるだけでは済まない、はるかにひどいものになるかもしれない」と憂慮している。

(美利他理)政府与党のみなさま!「代償」にどう責任もちます!