今週の鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

今週の鉄道ニュース!

志士の目鉄道研究会・鉄の男です。全国ローカル私鉄ファンのみなさま、こんばんは!週に一度の鉄道ニュース。今日は「国鉄」モノ、お弁当モノも、たくさんあります。

まずは、ボスのキャッチフレーズ「みんなで竜馬をやろうじゃないか」にちなんで、おけいはん!

■龍馬とゆくスタンプラリーいかが 京阪電鉄で史跡巡り
2010年1月6日22時11分 朝日新聞
 京阪電気鉄道は、沿線の坂本龍馬ゆかりの史跡や資料館などを巡る「おけいはん、龍馬とゆく!スタンプラリー」を今月8日から5月9日まで実施する。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の放映開始を受けての企画で、龍馬が定宿としていた寺田屋の最寄りの中書島駅や、仮住まいをしていた元材木商の酢屋近くの三条駅など5駅で実施。3駅以上のスタンプを集めると、あぶらとり紙がもらえる。

(鉄の男)みんなでおけいはん(京阪電車)にのって、あぶらとり紙をもらおう!

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引き続き関西からのニュースです。

■南海が「住みかえ支援事業」 沿線ニュータウンに若年世帯呼び込み
(1月7日 23:43 産経新聞)
 南海電気鉄道と南海グループの南海不動産は7日、少子高齢化が進む沿線ニュータウンの住宅を借り上げ、若年世帯に賃貸する「住みかえ支援事業」を始めると発表した。利用者が減り続ける鉄道沿線に子育て世代を呼び込み、鉄道や商業施設の利用促進につなげたい考えで、関西の私鉄では初の取り組み。
 南海グループは社団法人「移住・住みかえ支援機構」(東京都)に協賛、ノウハウを活用して賃貸を仲介する。子育てを終えたり、退職したり-といった50歳以上の世帯の持ち家を対象に最長で終身の借家契約を結び、子育て世帯に敷金・礼金なしで賃貸する。
 第1回の募集は狭山ニュータウン(大阪府大阪狭山市)を対象に、今月30日から開始。狭山ニュータウンは昭和43年に分譲開始し、計画人口は2万4千人だったが、平成19年には2万人に減少している。今後、河内長野市のニュータウンでも同事業を予定している。
 高齢世帯が子育てを終え、戸建て住宅から駅近くのマンションなどに住みかえる傾向があるとして、南海電鉄は「住みかえ需要をつかむとともに、良質な住宅を低コストで子育て世代に提供したい」と話している。

(鉄の男)これは注目される事業ですね。にぎわいが戻るといいですね。にぎわいといえば、次のニュース・・・

■にぎわい運べ一円電車 定期運行へ募金活動 養父 
 (1月6日 12:07神戸新聞)
国内有数のスズ鉱山で栄えた養父市大屋町明延で、鉱石や住民を運んだ通称「一円電車」を年内にも、本格的に復活運行させる取り組みが進んでいる。鉱山鉄道の軌道跡を使い、定期運行を目指すプロジェクト。「過疎化が進む地域に、元気を呼び戻す活性化のシンボルに」との願いを込め、地元住民らが賛同者に資金協力を呼び掛けている。(原田大介)
 一円電車は1929年に明延から鉱石を神子畑(みこばた)選鉱所(朝来市)に運ぶ明神電車線として開通。運賃が1円だったことから、この愛称で親しまれた。しかし、87年の閉山とともに廃止され、一部の車両が旧鉱山施設などで展示保存されている。
 最盛期には1400人を数えた明延地区の人口も、現在は130人でほとんどが高齢者だ。
 閉山20年の節目に合わせ、地元住民らでつくる「鉱石の道」明延実行委員会は07年、地域活性化の切り札として、一円電車の活用を計画。同年秋に客車「くろがね号」を約30メートルの特設レールで体験乗車できる復活走行を行った。地元住民やかつての鉱山労働者に加え、各地の鉄道ファンが訪れるなど人気を集めた。
 以来、年1回の復活運行に取り組んでいるが、「このにぎわいをもっと確かなものに」との声が高まり、定期運行案が浮上した。同実行委は地区内に残る約600メートルの軌道跡を活用、年内をめどに再びレールを敷設する計画を養父市や県の協力を得ながら進めている。
 軌道の補修やレール、バッテリー機関車の購入などに多額の資金がかかることから、まず2000万円を目標に募金を始めている。
 同委員会の中尾一郎会長(61)は「応援してくれる人の期待も大きい。月に1回でも走らせることができれば、活性化への大きな弾みになるはず」と話している。申込書は市立あけのべ自然学校のホームページから入手できる。養父市大屋地域局TEL079・669・0120

(鉄の男)なんと、あの伝説の「一円電車」復活!みんなで応援しましょう!

■駅名板キーホルダー:JR三江線の利用促進へ、6市町同盟会が6種製作 /島根
(1月8日毎日新聞)
 ◇フォトコンの参加賞で提供
 江津市と広島県三次市を江の川沿いに結ぶJR三江線の利用を促進しようと、沿線6市町でつくる改良利用促進期成同盟会が、同線初のオリジナルグッズである駅名板のミニチュアキーホルダー(非売品)を製作した。駅名は各市町が1駅ずつ選んだ。同線の利用促進キャンペーンや各種イベントのプレゼントとして活用する予定で、まずは今月29日募集締め切りの「三江線フォトコンテスト」の参加賞として提供される。
 キーホルダーの駅名は、江津本町(江津市)、石見川本(川本町)、粕淵(美郷町)、口羽(邑南町)、式敷(広島県安芸高田市)、尾関山(三次市)の6駅。プラットホームにある駅名板を型どり、縦3センチ、横5センチの透明なプラスチックケースに収納してある。
 同線は山陰と山陽を結ぶ連絡鉄道として建設されたが、現在1日最大5往復という超閑散路線廃線阻止と利用客増に向け、沿線の6市町が同盟会を結成。地元住民の通勤・通学利用だけでなく、山と川の自然豊かな観光路線として活用したい考えで、現在、国の補助事業の受け皿となる組織作りが進められている。
 コンテストのテーマは「三江線の魅力再発見」で、車窓や駅から眺めた自然、自然の中を走る列車など、四季折々の風景を写した作品を、四つ切り(ワイドも可)のカラープリントで寄せる。入賞者には駅名板キーホルダー参加賞のほか、沿線市町の特産品も贈られる。問い合わせは同盟会(邑智郡町村会事務局内、0855・72・0015)。【鈴木健太郎】

(鉄の男)「廃線阻止」のためにフォトコンテストに参加しよう!

■路面電車よ「お前の時代だ」…豊橋鉄道
「厄介者」から半世紀
(1月8日 読売新聞)
 1962年3月の参院予算委員会。当時、街中の道路は狭く、渋滞を引き起こす「厄介者」とされた路面電車について、今後のあり方を聞かれた斎藤昇・運輸相は開口一番、「順次無くすように指導していく」と答弁し、将来は全廃するとの方針を打ち出した。あれから約半世紀。その厄介者が環境に優しい市民の足として注目を集めている
 JR豊橋駅から約5キロ。豊橋鉄道が運行する路面電車の検査場に、最新の「ほっトラム」が道路を滑るように入ってきた。
 「まるで夢を見ているようだ」。週に1度、点検の際にほっトラムの運転台に立つアルバイト・森島留広さん(60)は、同社で45年間、車掌や運転士として勤め、路面電車の浮き沈みの軌跡を見てきた。
 同社の路面電車の乗客数は、63年度の約957万人をピークに減り始めたが、森島さんの入社した65年頃はまだ、どの停留所にも長い列が出来ていた。それが、わずか6年後。ワンマン運転に切り替わることが決まり、リストラも始まった。25人の車掌は配置転換され、森島さんだけが運転士として残った。「7人ほどの若手運転士も『将来に展望がない』と会社を去った。随分、さみしい思いをした」
 客の減少は止まらず、雨の日だけ自転車から乗り換える客で満員になる「雨降り電車」と呼ばれた。
 ところが、この1、2年で状況は一変。週末は鉄道ファンが訪れ、年間乗客数も増えた。感慨はひとしおで、ほっトラムに「お前の時代が来た。頑張れよ」と心の中で励ましている。
 かつて国内65都市で計約1480キロの路線を誇った路面電車は現在、17都市の約205キロになったが、松江、高松市など各地で新路線の構想が持ち上がっている。富山市では先月、36年ぶりに環状線が復活した。
 一方、国外では70年代後半からエコな乗り物として評価され、仏・ストラスブールや米・シアトルなど110を超える都市で次々と開業。カナダ・バンクーバーでは来月の冬季五輪開催に合わせて復活し、2か月間、選手村と繁華街の1・8キロを結ぶ。
 高校時代に名古屋の市電が廃止されたのを見て、「何がいけないのか」と疑問にかられ、研究を始めた都市交通研究家・服部重敬さん(55)は「路面電車は道路からすぐに乗れて、近距離移動に便利な『都市の水平エレベーター』だ。渋滞もなく、車に比べて大人数を運べる」と利点を挙げる。
 ほっトラム導入は、市民の地道な取り組みが会社や行政を後押しした。
 商店主らでつくる「とよはし市電を愛する会」副会長で、画家・伊奈彦定さん(75)は92年から毎年、旧市街地を走る路面電車などを描いたカレンダーを販売し、運動を盛り上げてきた。
 その伊奈さんが98年に初めて現実にない光景を描いた。新型車両が街を走る姿だ。「いつかはこんな光景を見てみたい」
 新型車をシンボルにするという願いは、同会のメンバーへ伝わり、2007年に募金活動がスタート。これが呼び水となり、国や県、市からも補助金が出て、あの絵から10年後、夢が現実になった。車との共存や中心街のにぎわい作り……。解決のヒントが路面電車にあると信じている。
 大臣が路面電車廃止を口にしたその年。橋幸夫と吉永小百合のデュエットで流行した曲があった。2人のハーモニーで「いつでも夢を」と繰り返すフレーズが、路面電車を支えてきた人たちの思いに重なっている。(山下昌一)

(鉄の男)そうだ!路面電車、お前の時代だ!

■卓上四季 がんばれ市電
(1月6日北海道新聞)
路面電車には独特の風情がある。ふらりと乗れるし、街を眺められるのがいい。昨年亡くなった作家の原田康子さんも、小説「挽歌(ばんか)」の背景に札幌の市電を描いた▼「わたしは駅の前から電車に乗り、中心部と思われるところで、なんとなく降りた。…電車がゆっくり走り、信号器の下を通行人が大勢往来していた」。それだけのことでも、主人公は異邦人のような心細さと解放感を味わう▼市電の良さは、情緒だけに限らない。利用する人が増えれば、都心を出入りする車の数を抑えられる。温室効果ガスの削減に役立つ。こうした点も視野に入れ、札幌市は今の路線を延ばす方針だ▼自動車が急増して以降、路面電車は渋滞の原因とみられてきた。全国各地で邪魔者扱いされた。札幌でも地下鉄開業に併せ、市電の路線を大幅に縮小した。こうした経緯からすれば、延伸は交通行政の大転換とも言える判断だ▼車社会脱却を目指す先進地は、札幌の姉妹都市・米ポートランドだ。20年余り前に市電の路線を新設した。これに郊外電車やバスを組み合わせて、公共交通を充実させた。自動車の共同使用や自転車の利用も推奨する▼情緒があって地球に優しい街なら、胸を張って住みたくなるだろう。札幌の動向に期待したい。函館でも延伸の検討が始まった。悩みは資金だ。高速道路無料化の論議もいいが、電車に回るお金はどこかにないか。 

(鉄の男)前原大臣、どこかにないですか?

さて、受験シーズンです。鉄道は受験生を応援しています。

■滑り止めの砂を受験のお守りに 明知鉄道
(1月8日岐阜新聞)  
 第三セクター明知鉄道(恵那市明智町)は、受験生に向け、急こう配でレールにまいている滑り止めの砂をガラス瓶に詰めた「すべらないお守り」(500円)を販売している。
 同鉄道のPRを兼ねて昨年の受験シーズンに合わせて発売したところ好評だったため、今シーズンも販売。
 同鉄道の飯沼駅は1千分の33という急こう配にある日本一傾斜の急な駅。同駅周辺をはじめ急こう配の多い同鉄道では坂を上る際、レールと車輪の間に砂を吹き付け、落ち葉や霜による空転を防いでいる。
 お守りは、同鉄道で使用している砂を高さ4・5センチのガラス瓶に詰め、同市岩村町の巌邑神社で祈願をした。3月ごろまで販売予定で、同鉄道の恵那、岩村、明智の3駅で販売している。


(鉄の男)すべらない話、すべらないお守り。

■走れ 受験生応援列車
(1月7日朝日新聞)
 福井鉄道は10日から、天台宗中道院(鯖江市)の絵馬と1日フリー乗車券がセットになった「合格祈願乗車券」を発売する。また、受験生に希望校や意気込みなどを書いてもらった短冊を電車内につるした「受験生応援電車」を2月5日~3月14日に走らせる。
 絵馬は、参拝者の頭にすり鉢の形をした護摩炉(ごまがま)をかぶせる伝統行事「すりばちやいと」で有名な中道院で合格祈願を受けた。1セット780円の200セット限定で、2月20日まで福井新駅や武生新駅などで販売する。1日乗り放題のフリー乗車券の使用期間は10日~3月末。
 受験生応援電車の短冊は12日~31日に福井新駅や武生新駅などで受験生に配って希望校への意気込みなどを書き込んでもらい、車内の天井に連ねて飾る。問い合わせは武生新駅(0778・22・0617)へ。

(鉄の男)福井鉄道には路面部分もあります。がんばれ福井鉄道「受験生応援列車」!がんばれ受験生!

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■貫通石:合格祈願に JR糸魚川駅で、あす配布 /新潟
(1月8日毎日新聞) 
北陸新幹線のトンネル工事で採取された「貫通石」を入れた合格祈願のお守りが9日午前9時から、糸魚川市のJR糸魚川駅コンコースで無料配布される。
 配布は今年で3年目。貫通石は「石を貫いて難関突破」「見通しが明るい」などの縁起の良い意味が込められている。06年に貫通した高峰トンネル(同市)の石をJR糸魚川地域鉄道部社員が細かく砕き、お守りに使用。「福よ来い」に語呂を合わせて295個を作り、市内の神社で祈とうを受けた。【新井敦】

(鉄の男)合格貫徹!下記は糸魚川駅です。ボンネット型特急も映ってます。

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■ボンネット型車両:昭和の特急の顔、姿消す…3月から順次
(1月8日毎日新聞)
 東海道新幹線開業前から活躍し、高度成長期の国鉄特急のシンボルだったボンネット型車両が間もなく姿を消す。3月のJRダイヤ改正で、この車両を使う夜行急行「能登」(上野-金沢)の定期運行が廃止されるためだ。昭和の面影を残す数少ない車両だけに、惜しむ声も高まりそうだ。
 ボンネット型が登場したのは、東海道新幹線開業6年前の1958(昭和33)年。ビジネス特急「こだま」として東京-大阪間を初めて6時間台で結んだ。国鉄特急を象徴するクリーム色と赤色の塗り分けも、この車両から始まった。
 技術面でも画期的だった。当時、特急は先頭の機関車が客車を引く「列車方式」が常識だったが、こだまは複数のモーター付き車両を分散して連結する「電車方式」を採用。こだまの成功は電車方式の利便性や優秀性を証明し、同じ方式の初代新幹線0系の開発にも弾みをつけた。
 ボンネット型はその後も改良を重ね、東海道・山陽線の「つばめ」「はと」、上越線の「とき」など各地で活躍。昭和の特急の顔だった。昭和30年代が舞台の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」にも神戸市内で保存中の実車が登場する。
 しかし車両の世代交代や新幹線の延伸で廃車が進み、現役車両はJR西日本が所有する1971~74年製造の4編成だけに。現在は「能登」として使われているが、老朽化が目立つため、3月の「能登」の定期運行廃止を機に、順次廃車される見通しとなった。
 鉄道の歴史に詳しいレールウエーライターの種村直樹さん(73)は「一時代を作り、その後の国鉄の車両イメージを変えた。引退を惜しむ人は多いだろう」としみじみと話している。【小林祥晃】

(鉄の男)ちいさいころ、「とき」にのって長岡のおじいちゃん、おばあちゃんのところにいってました。

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■鉄をつかめ! JR九州がブルトレ復活に車両基地ツアー、車内音楽CDも
(1月6日 15:29 産経新聞)
 長引く不況に加え、高速無料化など鉄道を取り巻く環境が厳しくなる中、JR九州は、引退した寝台車両を団体列車で復活させたり、車両施設の見学会をメーンにしたツアーを企画したり、列車内で流すメロディーを集めたCDを発売するなど、鉄道愛好家の需要掘り起こしに取り組んでいる。
 九州地方では平成20年3月に関西方面と結ぶ「なは」「あかつき」、21年3月に東京と結ぶ「はやぶさ」「富士」が引退し、ブルートレインの愛称で長年親しまれた寝台特急が全廃した。青い車両の大半は東南アジアに譲渡するなどしたが一部は車籍(自動車のナンバープレートに相当)を残し、愛好家向けの臨時団体列車として運行。現役時代のヘッドマークを付け、九州地方内で年数回のペースで復活し、人気を集めている。
 3月下旬に予定されているツアーでは、通常は入ることができないJR九州鹿児島総合車両所(鹿児島市)の見学会を加えた(希望者のみ。応募多数の場合、希望時間に添えない場合あり)。これまでのブルートレインの復活運転は、九州新幹線の開業に伴い第三セクターに移管された在来線などの支援が主な目的だった。
 今回は鉄道会社ならではの特典を付けることで、愛好家の足を南九州まで伸ばしてもらい、民営化以来、力を入れてきた観光列車群に注目させる狙いもある。2月下旬には宮崎県の日南線を走る観光特急「海幸山幸」の貸切ツアーと組み合わせた鹿児島総合車両所の特別見学会が開催される。
JR九州の観光列車は「海幸山幸」をはじめ、鉄道デザインの第一人者、水戸岡鋭治氏が手掛けており、「ゆふいんの森」「いさぶろう・しんぺい」「はやとの風」「なのはなDX」など洗練された内装・外装が高い評価を得ている。
 また、同社は「海幸山幸」と九州新幹線「つばめ」のミュージックホーンや車内チャイムを収めたCD「海幸・山幸BGM集」(税込み1000円)を1500枚発売した。フュージョンバンド「カシオペア」のキーボード奏者、向谷実(むかいや・みのる)氏が作曲したもの。売れ行き次第で本格的なCD集となる第2弾も検討するとしており、音にこだわる鉄道愛好家も取り込む構えだ。
  ◇
 「ブルートレインで楽しむ『肥薩おれんじ鉄道』の旅」は門司港、小倉、博多、熊本駅を3月20、27日に出発する「ツアー1」と、鹿児島中央駅を3月21、28日に出発する「ツアー2」がある。日帰りから1泊2日まで料金は大人1万5千~3万5500円、こども1万200~3万4750円。宿泊は2段式のB寝台だが、追加料金で限定14室のA個室特別プランもある。申し込みは往復はがき限定。問い合わせは門司港、小倉、博多駅発はJR九州旅行北九州団体旅行支店(093・562・3091)、熊本駅発はJR九州旅行熊本支店(096・322・8461)、鹿児島中央駅発はJR九州旅行鹿児島支店(099・285・4642)。
 「『海幸山幸』号と鹿児島総合車両所特別見学」は羽田空港を2月19、26日に出発する1泊2日の行程。大人3万9800~4万1800円。受け付け締め切りは1月15日。問い合わせは(株)JTB首都圏新橋支店(電話番号03・3504・0794)まで。
 CD「海幸山幸BGM集」は九州新幹線の車内(一部の列車を除く)や九州の主要駅にあるキオスクなどで販売されているが、インターネットの「福岡よかもん市場」(http://www.yokamon.jp/index.html)でも購入できる。問い合わせは(株)ジェイアール九州エージェンシー(電話番号092・481・5890)まで。

(鉄の男)以上、国鉄ファンのみなさま、いかがでしょう?

続いて食の話題です。

■上州経済:地元産「豚弁当」きょうから販売--駅弁大会で、わたらせ渓谷鉄道 /群馬
(1月7日毎日新聞)
 わたらせ渓谷鉄道は、東京都新宿区の京王百貨店が7日から開く「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で、地元食材を使った「やまと豚弁当」を販売する。「がんばれローカル線・わたらせ渓谷鉄道」の看板を掲示し、13日までの7日間で1万食完売を目指す。
 同弁当は昨年末からみどり市東町の神戸駅にある「レストラン清流」で販売している。桐生市黒保根地区で飼育されているブランド豚を独自のタレで仕上げ、地元食材を添えた。包装紙には沿線観光マップが描かれ、オリジナルの手拭いがついている。
 百貨店側から出店要請があり、初参加する。1個1000円で各日1000個の販売を予定しているが、樺沢豊社長は「それを上回る1万食を完売したい」と意気込んでおり、連日売り場で陣頭指揮するという。【塚本英夫】

(鉄の男)駅弁たべてローカル線を応援しよう!

■美味非常食:被災時に食の楽しさで潤いを 三陸鉄道、味重視の非常食販売 /岩手
(1月6日毎日新聞)
 ◇菜園風ミネストローネ/カニと卵のリゾット 全国から注文相次ぐ
 三陸鉄道(山口和彦社長)は昨年12月、味にこだわった非常食「美味非常食」の販売を始めた。「被災時の不安の中に、食の楽しさで潤いを与えたい」と企画した。全国から注文が相次いでいる。
 非常食の定番と言えば乾パンなどだが、「災害時は食事が大きな不安要素だが、従来は無味乾燥なものばかりだった」と三鉄物産企画課の八重樫直樹チーフ。味重視の非常食を開発し、洋食の缶詰6個(各210グラム)と八幡平産のミネラルウオーター2本(各500ミリリットル)を組み合わせた。缶詰は久慈産の短角牛を煮込んだ「菜園風ミネストローネ」、軽米産のヒエやアワなど雑穀入りの「カニと卵のリゾット」をはじめ豪華さが特色だ
 県内では08年に2度の大地震が発生し、三陸沿岸では津波災害も懸念されている。そのため実用性も重視し、簡易テーブルとして使用できるパッケージの箱には「ガスの栓を確認する」など災害時の注意点を書き込んだ。
 価格は1セット5000円と少々値が張るが、既に北海道から東京まで約100セットを販売したという。賞味期限は缶詰2年間、水1年間。三鉄の宮古、久慈、釜石、盛の4駅とホームページで販売している。問い合わせは三鉄(電話0193・62・8900)。【岸本桂司】

(鉄の男)これはアイデア商品ですね!備えにいかがでしょう!