昼のニュースです(野村監督が自民党大会ゲストに!) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

昼のニュースです(野村監督が自民党大会ゲストに!)

秘書です。野村監督時代のヤクルトスワローズの試合、必ず、3連戦を全部球場にいってみていました。野村監督は優勝を狙う時は、2勝1敗のペースで優勝を狙いにいくために、ピッチャ―事情で捨て試合を1つつくっているように思われたからです。でも、捨て試合かと思っても応援していて勝ったときはしびれました。

■<自民党>党大会ゲストにノムさん 「再生」託す?
(12月26日10時40分配信 毎日新聞)
 自民党が来年1月24日の党大会に、プロ野球・東北楽天イーグルスの野村克也前監督をゲストとして招くことになった。野村氏は、他球団で戦力外になった選手を主力としてよみがえらせる「野村再生工場」の名で知られる。その豊富な経験を語ってもらい、話題作りもかねて党「再生」のゲンかつぎにしようというのが自民党の狙いだ。ただ、来年も党勢が上向かなければ、野村氏の格好のぼやきネタにされるおそれもなしとしない。

 野村氏と親交のある二階俊博前選対局長が出席を打診したところ、快諾されたという。これを受け、自民党は25日に党大会準備会合を開き、日本経団連の御手洗冨士夫会長らとともに、野村氏を招くことを決めた。

 8月の衆院選で大敗した自民党は、野党への転落、政党交付金の減額により、懐具合が苦しい。このため、党大会も例年より規模を縮小する。それでも党関係者は、野村氏が弱小チームだった楽天を優勝戦線に絡むところまで育て上げたことを念頭に「ノムさんから激励を受けて、自民党再起への景気づけとしたい。世間の話題にもなるだろう」と期待を寄せる。

 ちなみに、野村氏の妻、沙知代氏は96年の衆院選に当時の小沢一郎新進党党首(現民主党幹事長)の要請で東京5区から立候補し、落選した因縁がある。【木下訓明】

(獅子16)あの「平成の名将」=野村監督が自民党大会へ!一党員として熱烈に歓迎いたします。「念ずれば花開く」!監督の力で打率2割4分のバッターは2割6分ぐらいにはかならずなった。そして、他球団の戦力外選手を見事に再生。ヤクルトファンとして、野村再生工場の思い出の選手はたくさんいますが、なんといっても、広島から移籍した小早川選手の1997年4月4日の開幕戦=対巨人戦(東京ドーム)。3打席連続本塁打を放ち、その年はリーグ優勝、日本一に貢献。監督は「負けに不思議な負けなし、勝ちに不思議な勝ちあり」とおっしゃいますが、優勝するときは不思議な勝ちばっかりでした(政治も「負けに不思議な負けなし、勝ちに不思議な勝ちあり」)。そういえば、エースと主力バッターだけは監督の力ではつくれない、といっていました。監督なら、どこかからエース級や主力バッター級をひっぱってきて戦力のさらなる増強されますか?野球と違って、ハウエル、オマリー、ホージー、ブロスのような、外人助っ人が永田町リーグでは使えませんが。それとも、新人選手の大抜擢?石井一久投手が左のエースになる直前、巨人の優勝がかかっていて大観衆を集めた神宮球場のヤクルト・巨人戦に、あえて石井投手を投入して大舞台の訓練をさせて、エース養成を行っていた、あのシーンも、忘れることができません。

■社説:来年度予算案 財政難なのに膨れ過ぎ
(12月26日 10:54 秋田魁新報)
 難産であった。総額が92兆円超と過去最大の2010年度政府予算案がやっと決まった。

 政府ないし与党の最大の仕事は予算編成と言っていい。あれこれ掲げた政策を実現するための「裏付け」だからである。

 民主党が初めて政権に就いてまだ100日余り。社民、国民新両党との連立維持の難しさもあるだろう。しかし、それを差し引いても決定過程での右往左往ぶりには不安がよぎる。

 閣内がいまひとつまとまりに欠け、調整機能も十分働いていないように見えるのだ。鳩山由紀夫首相の指導力はもちろん、意思決定の仕組みをあらためて構築し直すべきだ。

 それは政府と民主党の関係にも当てはまる。例えば、ガソリン税などの暫定税率の実質維持は小沢一郎幹事長が打ち出した党要望の影響が色濃い。

 首相という最高権力者の裏側に別の力が働いているとすれば、国民には物事の決まり方が分かりにくくなる。そればかりか民主が掲げる「政治の透明性」にも反することになる

 予算編成で最も難渋したのは財源探しであった。民主は予算の組み替えや無駄排除で捻出(ねんしゅつ)できると訴えてきた。税収減を考慮に入れても、その手法がかなり「甘い話」だったことは再認識しておかなければならない

 10年度予算案の歳入面で、どうしても注意が欠かせないのは国債と税外収入だ。

 新規国債発行額は約44兆3千億円と過去最大となり、目標の「44兆円以内」も超える。「霞が関の埋蔵金」などの税外収入は約10兆6千億円に達する。つまり「借金」と「蓄えの取り崩し」で賄うのである。

 10年度は何とかしのげるとしても11年度以降、どうするのか。財政規律、できれば健全化をにらみながら安定財源をどう見いだすかは、どんな政権でも必ず問われる難題である。

 歳出は財源不足に四苦八苦しながら、主なマニフェスト(政権公約)を盛り込んだため膨張したというのが実態だ。

 焦点となっていた地方交付税の09年度比1兆700億円の増加は評価できる。高校授業料の実質無償化も公約通りで歓迎する向きが多いだろう。

 子ども手当も所得制限なしで落ち着いたが、現行の児童手当制度を組み込んだことにより、地方と企業の負担が残った。一部の首長から反発の声が上がっており尾を引きそうだ。

 ひときわ目立つのが農家の戸別所得補償制度である。農林水産省の要求通り予算がつき、来年夏の参院選で農村部の支持取りつけを狙う民主側の思惑が透けて見えてくる

 メニューが多彩な半面、経済を中心に日本の進路や再生策を示す骨太さには乏しい。早めに成長戦略を描き出すべきだ。

 公約実現と財源不足のジレンマが今後も続くようでは、政策も中途半端、財政も一層悪化という事態を招きかねない

(獅子16)「財政難なのに膨れ過ぎ」「骨太さには乏しい」「政策も中途半端、財政も一層悪化」。鋭い指摘です。

■事業継続、国が検証へ 簗川、津付など89ダム
(12月26日 岩手日報)
 前原誠司国土交通相は25日、2010年度に全国で行われる136ダム事業のうち、国補助の簗川(盛岡市)と津付(住田町)を含む89事業について、事業を継続するかどうか検証する対象に選んだと発表した。来年夏ごろには中止するかどうか判断される。国補助の遠野第二(遠野市)と国直轄の胆沢(奥州市)は本体工事に着手していることから事業は継続される。
 民主党がマニフェスト(政権公約)で「コンクリートから人へ」を掲げた脱公共事業の一環。ただ、検証ダムの選定では自治体から意見を聴取しておらず、反発が強まるのは必至だ
 閣議決定後の記者会見で、前原国交相は「補助(事業の)ダムはあくまでも県が行う事業なので、一方的に国が止めることはできない」と説明。その上で「本体未着工のダム事業については、検証に協力してほしい」と理解を求めた。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】

(獅子16)「天の声工事」?簗川ダムについて学習しましょう。

(参考1)「よし分かった」…西松献金初公判、冒頭陳述<2>
(12月18日23時21分 読売新聞)

 ◆大久保被告の役割

 大久保被告は99年に小沢氏の私設秘書となった。小沢事務所でゼネコンの工事受注に了解を与え、献金を要求する役割だった公設秘書が00年の衆院選で当選したため、後任として役割を引き継ぐようになった。

 01年頃、大久保被告は、下請け企業も含め年間2000万円程度の献金をしていた清水建設の東北支店副支店長から、岩手県立福岡病院新築(建築)工事の受注の了解を得たいと陳情を受けた。その際、「工事の関係ですが、大久保さんにお願いしたらよろしいですか」と言われ、「私が(前任者と)チェンジすることになりました」と答えた。清水建設は大久保被告に対し数回陳情し、工事受注の了解を得て、02年に同社のJVが56億8000万円で落札した。04年頃、大久保被告は献金の大幅減額を申し入れてきた同社東北支店副支店長に「何だと。急に手のひらを返すのか」とどなりつけた。

 02年頃、大久保被告は下請け企業も含め年間500万円程度の献金をしていた大成建設の東北支店副支店長に、同社が施工した都内のビルの1フロアを小沢事務所が購入したいなどと依頼した。しかし、分譲用の物件ではないと断られたため、「もう駄目です。奥座敷には入れさせません」と、同社に工事受注の了解を与えないことを言い渡した。同社は同年中の岩手県発注工事を受注できなかった。

 大久保被告は03年ごろ、同社の後任の副支店長に対し「人も代わったわけだし、関係修復を図りたいと思う」「年間2000万円くらいお願いしたいのですが」と献金額を年間2000万円程度に増額することを要求。同社は下請け企業に要請するなどして献金を増額したうえで、岩手県発注予定の「小倉山4号トンネル築造工事」の受注の了解を得たいと陳情し、了解を得た(工事は未発注)。

 02年頃、大久保被告は下請け企業を含め年間300万円程度の献金をしていた大林組の盛岡営業所長に対し「ある業者は協力会社を20社ほど紹介してもらって、自由党の第4総支部に入会してもらっているんですよ。1社平均50万円くらい出してもらっている。大林組さんも協力してくれませんか」などと言って、下請け企業20社程度に各年50万円程度の寄付をさせることで、献金を年間1000万円程度増額して欲しいと要求した。

 同社は97年の秋田県知事選で選挙応援をしなかったとして小沢事務所の不興を買い、工事受注の了解を得られずにいたため、要求に応じることにし、下請けに要請するなどして02年の献金を約1200万円に増額、03年以降は年間2000万円程度に増やした。

 04年頃、大久保被告は関連会社も含めた献金をしていた鉄建建設の盛岡営業所長らから、岩手県発注の小白浜漁港関連道整備(トンネル築造)工事について受注の了解を得たいと陳情を受け、了解を与え、同年8月、同社のJVが9億5600万円で落札した。

 ◆西松建設の受注の了解

 大久保被告は西松の東北支店長(当時)らから陳情を受け、03年頃、岩手県発注の簗川(やながわ)ダム建設主要地方道盛岡大迫東和線トンネル築造工事の受注の了解を与えた。西松の談合担当者は談合の仕切り役に伝え、仕切り役は大久保被告に直接確認したうえで西松を本命業者として談合を取りまとめ、同年8月、西松のJVが24億9000万円で落札した。

 その後、西松東北支店長らから岩手県発注予定の遠野第2ダム建設工事について受注の了解を得たいと陳情を受け、05年ごろ、支店長の面前で「よし分かった、西松にしてやる」などと言って了解を与えた。

 西松献金・大久保被告初公判…冒頭陳述<3>はこちら。


(参考2)県内3件含む4件 検察側指摘の「天の声」工事
(12月19日岩手日報)
 西松建設の巨額献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載、第三者名義の寄付受領など)の罪に問われた小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書大久保隆規被告(48)の初公判が18日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、大久保被告は「違反するとは全く思っていませんでした」と起訴内容を否認、弁護側も無罪を主張した。「献金した政治団体は西松のダミー」との認識が大久保被告にあったかどうかが最大の争点。2月26日まで6回の公判期日が指定され、来春判決の見通し。
 【東京支社】18日開かれた大久保隆規被告の初公判で検察側は、西松建設が小沢一郎氏事務所側から「天の声」を得た上で、同社が参加する共同企業体(JV)が県内3件を含む計4件の工事を落札したとする冒頭陳述を行った。
 落札率は94・5~99・2%。最初の工事は1996年に本県発注の国道283号秋丸トンネル築造工事で、落札額は25億3千万円。
 このほか98年の県立一戸・北陽病院(仮称)新築(建築)工事が37億7千万円、2002年の秋田県立総合武道館(仮称)建築工事が34億8千万円、03年の簗川ダム建設主要地方道盛岡大迫東和線トンネル築造工事が24億9千万円。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】


■【偽装の源流 首相の「政治とカネ」】(中)資金力 3世代支えた石橋家
(12月26日7時56分配信 産経新聞)
 政財界の著名人の邸宅があることで知られる東京・麻布永坂町。小高い丘に立派な門構えの豪邸が立ち並び、鳥のさえずりが響く。超一等地であるこの高級住宅街にある4階建てビルの2階に、鳩山家の資産管理会社「六幸(ろっこう)商会」はある。

 首相、鳩山由紀夫の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件で世間の注目を集めた六幸商会。もともとは大手タイヤメーカー「ブリヂストン」(東京都中央区)創業者、石橋正二郎の資産を管理する会社として設立された。

 鳩山の母、安子は石橋の長女で、六幸商会は鳩山や弟の邦夫の資産も管理するようになった。名前の由来は、石橋と5人の子供たちの計6家族が幸せになるように、との思いが込められているとされる。

 六幸商会が管理する安子名義の口座からは、平成20年までの6年間で計約36億円が引き出され、このうち14年夏ごろからは鳩山側に月1500万円、年間1億8千万円ずつが渡っていた。邦夫側にも同様に資金提供されていた。鳩山の姉や安子の側近とされる財団法人役員が仲介する形で、偽装献金事件で在宅起訴された鳩山の元公設第1秘書、勝場啓二が資金を受け取っていたという。

 政界随一の資産家といわれる「鳩山家の金脈」をたどると、安子の実家である石橋家に行き着く。

                  ◆◇◆

 石橋は炭坑労働に欠かせないゴム底の地下足袋生産が当たり、その後、自動車タイヤの製造でブリヂストンを一代で世界一のタイヤメーカーに育て上げた。

 安子は、その長女として大正11年に福岡で生まれた。女子学習院高等科で学び、昭和17年に元外相の鳩山威一郎と見合い結婚した。相撲見物で父親同士が知り合ったことがきっかけだったという。

 石橋は安子を鳩山家に嫁がせてから、政治の世界に本格的にかかわりを持つようになった。石橋の自伝『私の歩み』には、威一郎の父で元首相の一郎を中心とした政治家との親密な交流がつづられている。昭和20年に一郎が自由党を結党したときには、麻布永坂町の石橋の家に一郎が同居し、そこで党結成の会合がしばしば行われたという。

 一郎が30年の保守合同で自民党を結党して首相に就任した際にも、石橋の資金力がものを言ったといわれている。

                  ◆◇◆

 その石橋から引き継がれたブリヂストン株が、一郎、威一郎、鳩山兄弟と3世代にわたり鳩山家を支えてきた。

 平成17年の資産報告書によると、鳩山は同株を350万株(時価約57億円)保有。大田区田園調布の高級住宅街に建つ約678平方メートルの邸宅や軽井沢の別荘、預金なども含めた総資産は、90億円ともいわれる。

 安子は平成3年時点でブリヂストン株1240万株保有。時価にすれば200億円を超え、鳩山の保有分をはるかにしのぐ。現在は保有数を減らしたとみられるが、鳩山家関係者は「鳩山さんも金持ちだが、安子さんはケタ外れ」と語る。

 鳩山が住む田園調布の邸宅も安子が買い与えたものだという。安子が作家、佐野眞一の平成8年のインタビューに、こうした事実を明かしている。

 「石橋正二郎からの生前贈与で、六本木の俳優座の裏手に500坪の土地を持っていたんです。当時、六本木がうるさくなりはじめたので売ることを決め、田園調布の由紀夫の家と本駒込の邦夫の家、それに本郷の東大赤門前のビル(邦夫の元事務所)を買いました」

 威一郎も昭和49年に参院選に初出馬した際、億単位の選挙資金を安子から受けたとされる。

 一郎は自由党結党のときに資金を調達するため、文京区にある「音羽御殿」と呼ばれる自宅(現在は「鳩山会館」として一般公開)を抵当に入れた時期もあったというが、鳩山は自らの資産を減らすことはなく、安子の資金力に頼り切ってきた姿が浮かび上がる。

 安子は今、都内の高級賃貸マンションの最上階の部屋で、ひっそりと一人で暮らしている。

 政治家一家である鳩山家のために、息子のために潤沢な資産を惜しみなく注いできた安子。その“善意”が  「偽装の源流」  となった。(敬称略)

■高齢者資産への新税検討を=仙谷氏
 (12月26日-10:33時事通信)
 仙谷由人行政刷新担当相は26日午前の読売テレビの番組で、「大変な現役世代の負担の下に(高齢者の)生活が支援されている。どうやってそのお返しを社会にしていくのかも考えた方がいい」と述べ、相続税とは別に、高齢者が死亡時に残した資産に対する新税を検討するべきだとの考えを示した。

(獅子16)高齢者資産新税。これは参院選の大きな争点になりそうですね。鳩山首相はどうお考えでしょうか?