そろそろ「努力」から「決断」でいかがでしょう? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

そろそろ「努力」から「決断」でいかがでしょう?

秘書です。年末・年始もつのでしょうか。

■日米合意、全面履行困難=普天間めぐり外相らと協議-鳩山首相
(12月11日-20:22時事通信)
 鳩山由紀夫首相は11日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し「日米合意をそのまま、日本政府が『それでいきましょう』と済ますことができれば簡単だ。しかし、現在そのような状況ではない」と述べ、現時点では移設先をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)とした合意の全面履行は困難との考えを明らかにした。首相官邸で記者団に語った。
 首相は「新しい政権としてどういう道があるか、それを模索している。沖縄県民の気持ちも理解していく中で、米国にも理解してもらえるような道筋を考えていきたい」と強調。「連立3党の枠組みの中で一生懸命努力をし、解決に向けて政府の方針を決めたい」とも述べた。
 これに先立ち、首相は同日午後、岡田克也外相や北沢俊美防衛相を首相官邸に呼び、移設問題への対応を協議。昼には橋本政権などで首相補佐官を務めこの問題に携わった岡本行夫氏とも会い、過去の日米協議や沖縄との折衝の内容などに関して説明を受けた。 
 一方、外相は同日夕、「県外移設」を主張する社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)と内閣府で会談した。

(美利他理)もう「努力」の段階は終わり、「決断」のときなのではないでしょうか。参院選まで引き延ばすつもり?そして次は衆院選まで。

■移設強行なら社民は離脱=普天間問題で亀井氏
(12月11日-18:45時事通信)

 国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は11日、都内の日本外国特派員協会で講演し、米軍普天間飛行場の移設問題について「年内に(現行計画通りとの方針決定を)強行すれば、社民党が政権から離脱するのは非常に(可能性が)高い」と指摘、来年の通常国会で鳩山政権は「立ち行かなくなる」と述べた 
 民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた子ども手当については「鳩山由紀夫首相のような人のお孫さんに手当を支給するのが国として適当かどうか」と述べ、所得制限を設けるべきだとの考えを示した。

(獅子16)両方とも悪くないのでは?社民党が政権にいるほうが政権が立ちいかなくなるのでは?社民党が離脱して参院をどうするか?良識ある参院自民党は、参院民主党と違って、国益に関することについてはちゃんと「大人の対応」をすると思いますが。参院民主党は、安倍・福田・麻生政権下で自分たちがやった数々のいやがらせ戦術と同じことで報復されるのではとおそれているかもしれませんが、良識ある参院自民党は国民のために、是は是、非は非で行動するのではないかと思いますが。2007年の参院敗戦以後、ボスはいつも与野党の建設的話し合いを国民は求めている、といっています。なお、子ども手当は所得制限のほうが正しいように思います。

■国債発行、「44兆円が目安」=首相
(12月11日19時23分配信 時事通信)
 鳩山由紀夫首相は11日夜、2010年度予算編成の基本方針に新規国債発行額の目標値を明記するよう平野博文官房長官に指示したことに関して 「44兆円がひとつの目安になる」 と説明した。さらに、「44兆円をめどに、目標達成できるよう努力するのが、いままでの政府の考え方であった。その方針で臨むことを官房長官には伝えた」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。 

(獅子16)昔、「腰だめの数字」というのがありましたね。細川連立政権のときの国民福祉税構想。あのときの大蔵省次官がいまや日本郵政の社長ですねえ。党のひとは党のひとですが。

■国債で増幅する「鳩山不信」、財政プレミアム論議再浮上も
2009年 12月 11日 18:10 JST
 [東京 11日 ロイター] 鳩山由紀夫首相が掲げた2010年度新規国債発行額を44兆円以下にする「鳩山シーリング」をめぐり、国債市場参加者の不信感が増幅している。
 11日の国債市場で長期金利の指標銘柄である10年最長期国債利回りが一時前日より4.5ベーシスポイント高い1.285%となり、8日以来3営業日ぶりの高水準に逆戻りした。
 首相自らが掲げた目標が安易に撤回されれば、政府に対する信認が揺らぎかねず、外国人投資家から再度、財政プレミアムを突き付けられる事態に陥りかねない。長期金利は今年10月以降乱高下を続けており、鳩山政権下での迷走ぶりが際立ってきた。・・・

(獅子16)以下、多くの専門家のコメントが出ていますので、ご関心の方はロイターのHPへ。

■農水相発言を批判=自民幹事長
(12月11日-19:34時事通信)
 自民党の大島理森幹事長は11日夕、コメ農家向けの戸別所得補償制度の対象から秋田県を除外するとした赤松広隆農水相の発言について「農民を、主権者を何と心得ているのか。政治の根幹を問わなければならない問題だ。断じて許すことはできない」と厳しく批判した。党本部で記者団に語った。
 さらに「鳩山政治の象徴的な言葉ではないか。『主権は民主党にあり』みたいな思い上がりで発言しているような気がする」と指摘した。 

(獅子16)「人民のため」が人民の前衛としての「党のため」になり、党の指導者一人のためになる。そんな共産圏の歴史が繰り返されようとしているのかもしれません。北京での民主党新人議員さんの幹事長礼讃ぶりをみていると、そんなかんじがしますね。