野戦軍史観で今の民主党をみてみると・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

野戦軍史観で今の民主党をみてみると・・・

秘書です。①中国文化豆知識=中国の京劇は、ある幕のクライマックスシーンと同時に次の幕のドラマがはじまるんだそうです。②中国歴史豆知識=中国には第一野戦軍~第四野戦軍がありました。戦後中国政治のある時期までの人脈抗争の源流という見方もあります。

■<小沢幹事長>胡主席と会談 米の不信に拍車も
12月10日21時44分配信 毎日新聞
 【北京・浦松丈二、近藤大介】民主党の小沢一郎幹事長は10日、党所属国会議員143人を含む約600人とともに中国を訪問し、同日夕(日本時間同)、胡錦濤国家主席と北京の人民大会堂で約30分間、会談した。小沢氏と胡主席の会談は、民主党が野党時代の08年5月以来で、政権交代後初めて。鳩山政権の与党第1党として「中国重視」を鮮明にした形だが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡ってギクシャクする日米関係への影響を懸念する声も政府内から出ている。

 会談で胡主席は政権交代後の日中関係について「穏やかに過渡期を経ることができた」と評価。小沢氏についても「長期にわたり、中国共産党との『懸け橋』として、重要な貢献をされている」との見方を示した。

 胡主席と小沢氏は、両党の交流事業をさらに拡充させることで一致した。小沢氏は「政府レベルの議論も大事だが、党レベルで政治・経済などに忌憚(きたん)のない話し合いができればいい」と提案。胡主席も「相互対話を通じて、共通の発展をもたらすプラットホームにしていきたい」と応じた。

 小沢氏は併せて、自ら10年夏の参院選を話題にし、「最終決戦に備え、兵を募り、野戦軍の最高総司令官として勝利を目指している」と述べ、参院での単独過半数確保に意欲を表明。今回、先の衆院選で初当選した約80人が同行していることにもふれ、「国に帰り、胡主席との出会いを話すことが、日中友好発展にいい結果を生む」と強調した。

 会談には、民主党の輿石東参院議員会長や山岡賢次国対委員長らが同席。日中間で懸案となっている東シナ海ガス田開発問題や中国製ギョーザ中毒事件などの話題は出なかったという。小沢氏は胡主席との会談後、中国共産主義青年団の陸昊第1書記とも会談した。

 小沢氏は自民党時代の89年から日中交流を本格化させ、民主党代表就任後初の外遊先にも中国を選んだ。今回は党内の若手から幹部まで各世代の議員が同行しており、党幹部は「中国への最大の『土産』は、同行議員の多さだ」と説明する。

 ただ、鳩山由紀夫首相が普天間問題の決着を先送りした直後だけに、派手な訪中団が米側の不信感に拍車をかける可能性も指摘されている。政府内には「訪中のタイミングが悪く、米国側に過度な中国シフトの印象を与えかねない」(外務省幹部)と危惧(きぐ)する声も出ている。

(獅子16)中国現代史でたとえると、小沢幹事長は第何野戦軍の司令官になるんでしょう?

■渡部氏と岡田氏ら7奉行が会合=小沢氏訪中「知らねえな」
(12月10日-22:45時事通信)
 民主党の渡部恒三元衆院副議長と、岡田克也外相、前原誠司国土交通相ら中堅7人が10日夜、都内の日本料理店で会談した。7人は渡部氏が「民主党7奉行」と呼ぶ同党中堅のリーダー格で、いずれも小沢一郎幹事長とは距離があるとみられている。小沢氏が中国を訪問し日本にいない時期の会合だけに、憶測を呼びそうだ。
 出席したのは、ほかに仙谷由人行政刷新担当相、野田佳彦財務副大臣、枝野幸男元政調会長、玄葉光一郎衆院財務金融委員長、樽床伸二衆院環境委員長で、渡部氏と7人の会合は政権交代後初めて。
 会合後、渡部氏は記者団に「(7人の)息子が立派になったようで、うれしい」と強調。「(鳩山政権を)みんなで守っていかなければならない」と上機嫌で語ったが、小沢氏の訪中については「そんなの知らねえな」と述べるにとどめた。 

(獅子16)7奉行は第何野戦軍?(鄧小平の第2野戦軍?林彪の第4野戦軍?)。いやいや、そういう野戦軍史観よりも、中国が、国家主席・首相・総書記のトロイカ体制から、結局、党総書記が国家主席や国務院内の実務派を打倒するプロレタリア文化大革命に移行する時期のほうが学ぶべき点が多いかもしれません。