内需主導の景気回復への道筋に「?印」 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

内需主導の景気回復への道筋に「?印」

秘書です。お昼に暗いニュースですみません。

■7─9月期実質GDP2次速報は02年以降最大の下方修正
2009年 12月 9日 11:34 JST
 [東京 9日 ロイター] 内閣府が9日発表した2009年7─9月期実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、前期比プラス0.3%となった。年率換算はプラス1.3%1次速報値はそれぞれプラス1.2%、プラス4.8%だったが、下方修正された。
 GDPの算出に法人企業統計の新たなデータが加わったことにより、民間設備投資と民間在庫が下方修正されたことが主因。修正幅は02年4─6月期の現行統計開始以降で最大となる。
 ロイターが行った事前予測調査では、中央値が前期比プラス0.7%、年率プラス2.8%となっていた。
 民間設備投資の2次速報値は前期比マイナス2.8%(1次速報値はプラス1.6%)となり、6期連続で減少。民間在庫品増加の成長率への寄与度は前期比プラス0.1%(1次速報値はプラス0.4%)となった。
 国内需要は1次速報の前期比プラス0.8%から同マイナス0.1%に下方修正された。これについて津村啓介政務官は「内需主導の景気回復への道筋が見えた可能性があると1次速報発表時に言及したが、そこは若干再検証する必要がある」との認識を示した。
 一方、名目GDPは前期比マイナス0.9%(1次速報値はマイナス0.1%)、GDPデフレーターは前年比マイナス0.5%(1次速報値はプラス0.2%)となった。
  (ロイター日本語ニュース 武田晃子)

(獅子16)「内需主導の景気回復への道筋が見えた可能性がある」などという甘い認識で経済政策を考えていたとすると、「若干再検証する必要がある」ではすまないのでは?