自民党自身が変わったことを国民に認知してもらわなければならない(中川語録) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

自民党自身が変わったことを国民に認知してもらわなければならない(中川語録)


読売新聞と新報道2001の世論調査の結果が発表された。

読売調査では、今回の事業仕分けについて問題ある63%、鳩山内閣は、デフレや円高など今の経済情勢に適切に対応しているとは思わない68%、鳩山首相は偽装献金問題など自らの「政治とカネ」の問題について国民に説明責任を果たしているとは思わないが12ポイント増の85%と、個別政策には高い不満がある。

それにもかかわらず、下落の兆しが見えたとはいえ、依然として、内閣支持率は6割前後と高水準にある。そして、自民党支持率に変化はみられない。

読売調査によれば、内閣を支持する最大の理由は「非自民の政権だから」であり、しかもふえている(4ポイント増の35%)。

「経済、基地、献金」の「3K」はボディーブローのように内閣支持率に響くだろう。しかし、敵失を待つだけでは、自民党の未来はない。

まず、自民党自身が変わったこと、過去の栄光ではなく、未来への確信をもたらす党であることを国民に認知してもらわなければならない。

12月7日記 中川秀直