「私を信じて」といったのに・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「私を信じて」といったのに・・・

秘書です。国家指導者同士の「TRUST ME」の言葉は重いです。

■首相、米側への説明指示=越年決着前提に-普天間移設
12月3日16時7分配信 時事通信
 鳩山由紀夫首相は3日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、岡田克也外相、北沢俊美防衛相、平野博文官房長官の3閣僚と首相官邸で協議し、年内決着見送りを前提に   「米国と誠実に話をしてほしい」  と述べ、社民党の反対などで調整に時間が必要な日本側の事情を説明し、理解を求めるよう指示した。
 政府関係者によると、首相は社民党との連立維持を重視する立場から、岡田氏ら関係閣僚に対し、年内決着を断念する意向を事前に伝えていた。 

(獅子16)こういういやなときこそ、逃げてはいけません。オバマ大統領に「トラスト・ミー」といった、鳩山総理ご自身が直接、オバマ大統領に電話したほうがいいんじゃないでしょうか。トラスト=信頼は、「新しい公共」のもとの大事な社会関係資本です。まだ、直接電話したほうがいいと思います。信頼とはそういうことでしょう。

(参考)■普天間移設「私を信じて」…日米首脳会談で首相
(2009年11月19日03時13分 読売新聞)
 13日の日米首脳会談で、オバマ大統領が沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について従来の日米合意の早期履行を求めたのに対し、鳩山首相が「私を信じてほしい(Trust me)」と答え、早期決着を約束したととれる発言をしていたことが18日、わかった。複数の関係者が明らかにした。
 関係者によると、首相は大統領の求めに対し、8月の衆院選で普天間の県外、国外移設に自ら言及したことに触れ「大変困難を伴う問題だ」と述べつつ、「できるだけ早く(外務・防衛担当閣僚らによる)作業部会の中で結論を出したい」と語った。最後に「私を信じてほしい」と発言したという。大統領はこれに対し、「オーケー」と応じたという。
 大統領は翌14日の演説で、「米軍再編に関する2国間合意履行のため、合同作業部会で迅速に動くことで合意した」と表明。しかし、首相は同じ14日夜、「日米合意が前提なら作業部会を作る必要はない。年末までにあげなければならないと(米側に)約束したわけではない」と、早期決着に消極的ととれる発言をした。
 政府内では、日本が決着を先送りした場合、両首脳間の信頼関係は失墜するとの懸念が広がっている。