そもそも論から考えましょう | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

そもそも論から考えましょう

秘書です。一つ一つの政策には背景に深い哲学があるはずです。そこがないと政治主導できないはず。

■鳩山首相 公約見直しに柔軟姿勢「国民が望まないなら…」
12月2日21時47分配信 毎日新聞
 鳩山由紀夫首相は2日、東京都内で講演し、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)について「国民の皆さんが望まないものを強引に押し付けるのもいかがか」と語った。そのうえで「国民が柔軟であれば私どもの頭の中もそれなりに柔軟であるべきではないか」とし、世論の動向次第でマニフェストに掲げた政策を見直す可能性を示唆した。

 首相は「最近の世論調査では、必ずしもマニフェストにこだわるなと(の回答が多い)」と指摘。国民に見直しを求める声が多い施策として、高速道路無料化と子ども手当を例に挙げた。

 ただ、高速道路無料化については「来年は一部でもどこかで実施しながら、経済効果とコストを考える」と述べ、段階的な無料化を堅持する考えを示した。子ども手当についても「少子化に歯止めをかける実行力がある。国民との契約の最優先課題として実施に移す必要がある」と強調した。

 講演は、落選や高齢に伴い引退した超党派の元衆院議員で作る「衆議院前議員会」の会合で行い、自民党の田村元・元衆院議長や塩川正十郎元財務相、社会党の田辺誠元委員長ら約80人が出席した。【影山哲也】

(獅子16)そもそも、マニフェストを全党員参加の議論をしないで決めたことが問題なんでしょう。だから、世論とずれている。そこについての総括なしに世論次第でふらつくんでしょうか。問題は、マニフェスト制定過程の手続きの正統性です。そしてまた、党内手続きを経ないで世論次第ということで、なし崩し的に修正するのでしょうか。ならば、偽装献金に納得していない国民の声にも耳を傾けましょう、そして、マニフェストを修正する党内手続き、党員の合意形成やらないんですか?世論次第のマニフェスト修正とするならば、何のための政党なんでしょう?

■仕分けで注目「りっくんランド」人気急上昇
12月2日22時6分配信 産経新聞
 陸上自衛隊の朝霞駐屯地内にある広報センター「りっくんランド」(東京都練馬区)の人気が急上昇している。行政刷新会議の事業仕分けの対象として、仕分け人の蓮舫参院議員が訪れた姿が繰り返しテレビに登場して認知度がアップしたほか、有料化を懸念して駆け込み需要が出ているためだ。センターでは「いずれにせよ、より多くの人に防衛への関心を持ってもらえれば」と思わぬ“仕分け効果”を歓迎している。(山口知宏)

 「りっくんランド」は戦車やヘリコプターなどを展示しているほか、迷彩服や装備を試着できるなど体験型の無料広報施設。事業仕分けの対象として11月23日に蓮舫議員が来館し、飛行感覚を味わえるフライトシュミレータに感嘆する姿がテレビで放映されたが、翌24日の事業仕分けでは自衛隊の広報事業費(約13億円)が「縮減」と判定された。

 センターの来場者は、これまで休日400~500人、平日200人程度だった。しかし、24日の事業仕分け後に急増。28日の土曜日は1380人、29日の日曜日は2049人と2千人を突破。今月2日は平日でも323人を記録した。

 「テレビで蓮舫議員の訪問を見て、知った」と話すのは埼玉県川越市から来た60代の夫婦。広島から実家の東京に帰省中という男性(30)は「テレビで見ておもしろそうだった」と話す。また、事業費の縮減で民間委託して有料にする可能性が出てきたため、「無料のうちに行こうと思って」(東京都西東京市から来た一家)という声も目立つ。

 センターの広報担当者は人気急上昇について、「メディアに取り上げられた効果」と分析。「有料化の行方は分からないが、まずはたくさんの人に知っていただくことができ、よかった」と話している。

(獅子16)そもそも自衛隊は国民のものです。展示されている装備品とか、いろいろなものは国民が税金で負担しています。いわば国民が自衛隊の所有者なわけです。その国民が自分が所有しているものに常にふれることができる、自衛官にも接することができる空間であることに意味があるように思うんですが。それを有料化?シュミレーションは国民に来ていただく呼び水。その呼び水に「感嘆」したからといってレジャーランド化=有料化とは・・・。国立印刷局は国の機関化を検討するのに、なぜ? 民主党の文民統制についての哲学が理解できません。

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