旧自治労国費協議会の全面勝利! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

旧自治労国費協議会の全面勝利!

秘書です。やはりハローワークへ行け、とは言えなかったようです。

■<分限問題>長妻氏・連合「痛み分け」
12月1日21時27分配信 毎日新聞
 長妻昭厚生労働相は1日、12月末の社会保険庁廃止に伴い「分限免職」となる見込みの懲戒処分職員を厚労省の非常勤職員として救済する方針を表明し、首相官邸も巻き込んだ分限問題は一応の決着をみた。連合側の再三の要請に長妻氏が最終的に折れた形だ。しかし、連合側にとっても救済表明が廃止1カ月前にずれ込んだ上、非常勤採用という「雇用確保の面では極めて不十分」(連合幹部)な案だったこともあり、両者痛み分けの形になった。

 「(免職職員は)最終的には限りなくゼロに近くなると考えている」。連合の徳永秀昭会長代行(自治労委員長)は1日、東京都内で記者会見を開き、救済策を歓迎した

 長妻氏は同日、200~250人を同省非常勤職員として公募する方針を表明。懲戒職員で再就職先が決まっていないのは約300人だが、政府の「官民人材交流センター」に約100人の求人があり、連合は大半の救済が可能とみている

 長妻氏は野党時代に「社保庁職員はハローワークに行け」と主張。厚労省での採用に否定的だったが、労組出身の平野博文官房長官からも救済を迫られ、抗しきれなかった。今後、自民党など野党側から発言の整合性を追及されそうだ。【塙和也】

(獅子16)「痛み分け」じゃないでしょう。だれ一人ハローワークにいかないんでしょう。「満額回答」でしょう。「天下りバンク」もつかって。みなさん、「公募」は出来レースなんですよ。天下りにも使われるんじゃないですか。大臣と労組は対決しているふりをして、結局、旧自治労国費協議会=社保庁労組の全面勝利ではないですか。旧自治労なら「天下りバンク」をつかってもいい、ハローワークへ行かなくていいんですか。事業仕分けの裏で、なんですか、これは。通常国会でゆっくりと聞かせていただきましょう。

(参考)2007年6月6日衆議院内閣委員会における長妻議員の渡辺喜美大臣に対する発言

例えば、公務員は何か特別な職業だと言われましたけれども、私、地元ではこういうことを言われましたよ、支援者の方から。そうしたらば、自分は流通業に勤めているから、流通業も特別な職業といえば特殊な職業だから、流通業あっせん人材バンクを税金でつくってくれ、スペシャル版をと言われましたよ。運輸業の方にも言われましたよ。運輸業だって特別なんだから、公務員も特別かもしれないけれども、そうしたら自分たちも税金で、もっとハローワークより就職が見つかりやすい運輸業専用あっせん人材バンクをつくってくれと。何で公務員だけつくるんですか。制限があるといっても、ハローワークに行ってきちっと事後チェックするんでしょう。ハローワークに行った公務員を追跡調査して事後チェックすればいいじゃないですか。ハローワークを改革してくださいよ、この際。
 私、渡辺大臣の根底に流れているのは官尊民卑の発想だと思いますよ。私の議員会館に官僚の方を呼んでこの天下りバンクの説明を聞いたときに、官僚の方に私、聞いたんです、何でハローワークに行かないんですかと。いや、長妻さん、ハローワークじゃ仕事が見つからないんですと。では見つかるようにしてくださいよ、ハローワークを。厚生労働省の管轄でしょう。厚生労働省の役人もハローワークに行かないでスペシャル版の天下りバンクに行くわけでしょう、自分たちだけが。それはおかしいじゃないですか。いろいろ理屈はあるでしょう、公務員が、守秘義務が、何だこうだ。それ全部、ハローワークでも個々の公務員を追跡調査すれば、かけることができるんですよ。
 この際、ハローワーク改革の絶好のチャンスだと私は思います。人材バンクをやめて、天下りバンクをやめれば、ハローワークに公務員がいっぱいお客さんとして来る、それをきっかけにハローワークを、きちっと仕事が見つかるさらにいい場所に変えましょうよ、お互い、与野党を超えて。
http://naga.tv/070606naikaku.htm