郵政民営化凍結法案を1日で採決! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

郵政民営化凍結法案を1日で採決!

秘書です。いよいよ9時半からボスが質問に立ちます。

■民主、初の採決強行 結局は数の力?
11月20日 07時06分東京新聞
 国会は十九日、中小企業金融円滑化法案の採決をめぐり、政権交代後初めて与野党が全面的に衝突した。民主党が採決強行に踏み切り、自民党が委員長解任決議案を連発するなど、従来型の国会戦術が攻守を入れ替えて再現した形。特に、国会改革を主張しながら  「数の力」 で法案処理を急ぐ民主党の姿勢は問われそうだ。 (与野党取材班)
 同法案は、衆院財務金融委員会で十八日に七時間審議。十九日は自民、公明両党が欠席した状態で約三時間と、計十時間の審議で採決に踏み切った。野党側は、この倍の審議時間を求めていた。
 民主党は野党時代、自民党が法案を採決しようとすると「審議不十分」と反対することが度々あった。本来、十九日の木曜日は常任委員会の定例日でないだけに、性急な印象は否めない。
 民主党がこれほど法案処理を急ぐのは、二〇一〇年度予算編成や税制改正に腰を据えて取り組むため、三十日の会期末までに重要法案を成立させなければならないとの判断がある。
 山岡賢次国対委員長は横路孝弘衆院議長との会談で「国民の生活を守る使命を負っているから、粛々と進める。今日がリミットだ」と強調した。
 もっとも、延長国会になれば、民主党政権に不利な材料の追及で、守勢に回りかねないとの読みから、会期内の法案処理にこだわっているとの憶測も流れる。自民党の大島理森幹事長は十九日、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の政治資金問題に言及し「国会で議論させたくないという思惑があるのではないか」と指摘した。
 野党時代と違う民主党の国会対応には、自民、公明両党以外にも批判が広がっている。
 共産党の佐々木憲昭衆院議員は財務金融委員会で「自民党の横暴な委員会運営とどこが違うのか。自民党と民主党が入れ替わっただけではないか」と糾弾。民主党内からも「内心、忸怩(じくじ)たるものがある」(中堅)「安倍内閣は強行な国会運営で支持率を下げた」(若手)との声が漏れる。
 民主党の玄葉光一郎・同委員長は記者団に「政権交代して最初の法案がこうなることは、私自身も不本意。これを契機に、通年国会にするとか、国会改革を考えなければならない」と指摘した。

(VOあ)「国民の生活を守る使命」?何か別のものを守ろうとしているのでは?「生活第一」ではなさそうですね。

■強気路線、小沢氏が「指揮」=国会、未明まで混乱
(11月20日-01:31時事通信)
 与野党は19日、中小企業金融円滑化法案の衆院通過をめぐり激突した。今国会会期末を30日に控え、政府提出法案の確実な成立を目指して政権交代後初の強行採決に踏み切った民主党に、自民、公明両党は反発。玄葉光一郎衆院財務金融委員長らの解任決議案を連発して抵抗し、混乱は20日未明まで続いた。
 民主党が強気の戦略へとかじを切ったのは、国会運営の実権を握る小沢一郎幹事長が先週の段階で、「会期末までにきちっと法律を仕上げるのがあなたたちの務めだ」と国対幹部に指示したためだ。山岡賢次国対委員長は当初、徹底審議を求める野党に配慮して会期延長も視野に入れていたが、方針転換を余儀なくされた。
 与党は18日夕の衆院財務金融委員会理事会で、金融円滑化法案の採決を突如提案。野党は反発したが、玄葉委員長は19日朝、同日の採決を職権で決定。自民、公明両党が欠席する中、同法案は与党と共産党の賛成多数で可決された。20日未明に衆院本会議でも可決された。
 金融円滑化法案は亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)が所管する。亀井氏は同法案に加え、国民新党が今国会で最重視する郵政株式売却凍結法案も担当。残り実質1週間となった審議日数を考慮すると、郵政凍結法案の会期内成立を図るには、金融円滑化法案は25日までに成立させなければならず、参院審議を考えれば衆院通過は20日未明がタイムリミットだった。
 「分かった、分かった」。小沢氏は19日午後、国会内の幹事長室で山岡氏が状況を報告すると、シナリオ通りに事が運んでいることに満足したのか、こう言ってうなずいたという。
 一方、自民党は「なぜこんなに急ぐのか。国会のルールまで政治主導で変えていくことは許されることではない」(大島理森幹事長)と猛反発。横路孝弘衆院議長に抗議の申し入れを行ったのに続き、玄葉委員長と松本剛明衆院議院運営委員長の解任決議案を提出。与党時代に受けた抵抗戦術の数々を逆に実行した。
 強引とも言える民主党の国会運営に対し、自民党は「鳩山由紀夫首相の(政治資金にかかわる)疑惑を隠したい意図が見て取れる」(茂木敏充元金融担当相)と強く批判。金融円滑化法案の趣旨説明と質疑を行う20日の参院本会議を欠席する方針だ。

(VOあ)もうひとつ、隠したいことがありそうです。

■小沢氏の「政治とカネ」で民主に広がる波紋「事実なら原爆級」
(11月19日 18:44 産経新聞)
 民主党の小沢一郎幹事長にからむ「政治とカネ」問題が19日、新たに2件明らかになり、政府・民主党には波紋が広がっている。
 渦中の小沢氏は同日午後、国会内の幹事長室に険しい表情で姿を現した。中堅ゼネコン「水谷建設」の元会長が「平成16年に小沢氏側に少なくとも5千万円を持っていった」と東京地検特捜部に供述していたことが明らかになったものの、小沢事務所は同日夕には、事実関係を否定するコメントを出した。
 民主党幹部らは「私がコメントすべき話ではない」(輿石東参院議員会長)などと一様に口を閉ざした。平野博文官房長官も記者会見で「どういう報道か承知しておらず、コメントを控えたい」と語るだけだった。
 ただ、最高実力者である小沢氏の新たな疑惑は、政権と民主党に打撃を与えかねない。ある議員は「本当なら議員辞職すべきだ。内閣支持率にも影響する」と不安を隠せない様子だった。
 さらに、“元祖小沢ガールズ”の青木愛副幹事長の元公設秘書が「小沢氏の秘書から、秘書給与の一部を、青木氏が代表を務める政党支部に寄付するよう強要された」と証言したことも判明。だが青木氏は詰めかけた報道陣には目もくれず、無言のまま国会を後にした。
 一方、野党側はにんまりしている。自民党は代議士会で、問題を報じた産経新聞などの記事コピーを配布するはしゃぎぶり。公明党幹部からは「衆院選の最中に発覚すればもっとよかった」との軽口も飛び出した。

(VOあ)内部対立がおきそうになったら、外との対立をあおって内部批判が起きないようにする。戦争などもそういう要因で起きることがありますよね。今回の強行採決、党内で政治資金問題についての党中央批判が激化しそうだからこそ、党が結束して強行採決して野党との対立を激化させているのではないですか。党内批判封じじゃないんですか。このシナリオの中で沈黙するみなさんは、国家の一大事にも沈黙を強いられるでしょう。いまは沈黙を保つが時がくれば・・・といって、何年たってますか?

■鳩山首相と小沢氏、弱気な面?もちらり
(11月20日1時24分配信 産経新聞)
 強気の国会運営を進めた鳩山由紀夫首相と小沢一郎民主党幹事長が19日深夜、世間の評判を気にするかのようなやりとりをした。
 衆院本会議がいったん休憩となった19日午後11時50分ごろ、首相は国会内の民主党幹事長室に小沢氏を訪ね約15分間話し込んだ。
 同席者によると、首相は激しい与野党攻防を念頭に置いたのか、「あんまりこんなことをやっていると、国民はどういう反応をするかなあ」とぽつり。小沢氏も「そうだなあ。昔は(重要法案採決まで)3泊4日、5泊6日もあったなあ」と応じたという。

(VOあ)世論の支持率が高い限り、強行採決を連発するんでしょうね。それにしても、党内の沈黙はどうなんでしょう。党内民主主義はどうなっているんですか。民主集中制だったとしても党内議論はあるでしょう。

■与党、郵政法案など委員会採決へ=自公は欠席、対立激化
(11月20日5時43分配信 時事通信)
 与党は20日午前、日本郵政グループの株式売却を凍結する法案など政府提出法案について、衆院の各委員会で軒並み審議入りさせる方針だ。既に審議中の新型インフルエンザ対策法案を含め、同日中に委員会採決に踏み切る構え。自民、公明両党はすべての法案審議を拒否する考えで、国会は会期末を30日に控え、与野党が全面対決する展開となってきた。 

(VOあ)郵政民営化凍結法案を1日で採決?2005年のあれだけの民意を1日で否定?民主党内でさすがにそれはおかしいという良識派はいないんですか?国会は、指導者の演説に拍手喝さい礼讃し、法案にゴム印を押す機関になりさがりそうですね。これが英国モデルなんですか。共産圏のどこかにモデルがあるのでは?あるいはワイマール共和国の末期?これが「新しい公共」?これが「生活第一」?