「当然」ですか | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「当然」ですか

秘書です。夜も、民主党について、学習・学習・再学習!

■「情報公開を」と民主・小沢氏に苦言=仙谷行政刷新担当相
(11月12日-21:35時事通信)
 仙谷由人行政刷新担当相は12日夜、都内で開かれたシンポジウムで、民主党の小沢一郎幹事長の党運営についての見解を問われ、「メディアの影響力が強くなった時代、情報公開、説明をしないといけない。議会も政府も党運営も、そうでなければ、いずれ有権者から見放されるのではないか」と述べ、メディア対応や情報公開の姿勢など小沢氏の対応に苦言を呈した。

(VOあ)公開性は「新しい公共」の条件。全国の陳情を一手に仕切る民主党幹事長室の「情報公開」は「公開」しないで当然?

■鳩山首相「日本が経済力で中国に抜かれるのは当然」
(11月12日22時20分配信 産経新聞)
 鳩山由紀夫首相は12日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催されるシンガポールの新聞社などのインタビューに応じ、「(日本が)中国に経済力で抜かれることは人口のサイズから言っても当然だ。体のサイズに合った形の経済の展開をすればいい」と述べた。
 首相は「将来を悲観するつもりはまったくない。自分は日本の将来を楽観視している」と説明。その上で、環境や社会保障、教育などの分野を中心に内需を拡大し、中国の経済力を取り込むことにより、経済成長を目指す考えを示した。
 日中両国の経済規模をめぐっては、今年6月の閣議で報告された通商白書が、国際通貨基金(IMF)の見通しを踏まえ「世界2位の経済大国としての地位も残りわずか」と言及。年内にも日本の国内総生産(GDP)が中国に抜かれるとの観測が高まっている。

(VOあ)ここで「当然」という言葉をつかいますか。かつて、米国は日本をライバル視して「奮起」した。日本に抜かれて「当然」とはいわなかった。自主独立の根幹は軍事力ではなく経済力ではないのでしょうか。鳩山一郎政権下で経済成長がはじまったことが自主外交の根幹だったのではないでしょうか。経済力の停滞が放置された日本がどうやって世界の「かけ橋」となるのでしょう。デフレ下の閉塞状況にある日本がどうして「かけ橋」になれるのでしょう。経済に立ち向かおうとどうして鼓舞しないのか。鳩山首相提唱の「新しい公共性」は確かに突破口でしょう。しかし、「新しい公共」は公共サービスの民営化でなければならないはず。「官から民へ」が正しい道であり、「民から官へ」は歴史に逆行する決定的な間違いでしょう。

■「日本は米国に冷淡」NYタイムズ紙、鳩山政権批判
(11月12日21時59分 読売新聞)
 【ニューヨーク=吉形祐司】オバマ米大統領の訪日にあわせ、12日付米紙ニューヨーク・タイムズは国際面で、日米関係を2ページにわたり特集。
 鳩山政権の対米姿勢について、米軍普天間飛行場移設問題を中心に批判的な論調を展開した。
 特集は民主党政権に失望する沖縄県民の声を拾ったルポをメーンに据え、「日本は米国に冷淡」の見出しの記事で日米関係は「1990年代の貿易摩擦以来、最も対立的」と指摘。「日本政府は突然、米当局者と公然と争うことを躊躇(ちゅうちょ)しなくなった」と論じた。また、9月に米ピッツバーグで開かれたG20首脳会議の夕食会で、鳩山夫妻がオバマ夫妻を長時間待たせたエピソードも紹介した。
 12日付の電子版には、保守派の日本専門家マイケル・オースリン氏の「きしむ同盟」と題した寄稿を掲載。同氏は「日米の民主党には共通の基盤がほとんどない」とし、「共通基盤を見つけられなければ、両国は協力の意欲を失い、中国など他のアジア諸国により関心を持つことになるだろう」と警告した。

VOあ)民主党新人議員のみなさん、同じ党名なら当然同じ考えではないようです。「日米の民主党には共通の基盤がほとんどない」といわれてどうこたえますか?