7日の朝刊を早読みする | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

7日の朝刊を早読みする

秘書です。ネットで明日の朝刊を読んでます。

■民主党政権の市場評価
(11月7日0時10分朝日新聞)
 民主党政権に対する評価が、国民と市場とで大きく異なる。鳩山政権に対する国民の支持率は依然として高いのだが、市場、特に海外の投資家の間ではかなり厳しい評価が見られる。象徴的なものとして、日本「新斜陽国」論まである。
 もともと市場原理主義の行き過ぎを批判してできた政権だから、市場受けしないのはある意味では当然だ。しかし、海外の投資家による日本売りが株価の下落を通じて日本の経済を冷やすとなれば無視できない。
 決定的となったのは郵政トップ人事で官僚経験者を登用し、「天下り」是認、官僚支配の継続懸念を呼び起こしたこと、並びに新年度予算編成で国債増発、国家破綻(はたん)懸念をあおったことだ。前者については抗弁の余地がないので、今後の実績で官僚支配でないことを示す以外ない
 しかし、予算編成はまだ本丸攻め、つまり特別会計へのメス入れが出来ていないので、この段階での評価は早すぎる。民主党政権の「目玉」の一つが、一般会計と特別会計の一体化にある。特に特別会計でのムダを排除することで、全体として財政赤字や、政府債務の軽減も可能になる。
 特別会計にメスが入れば、国家破綻懸念も杞憂(きゆう)に終わるが、進め方に無理がある。限られた人数で、膨大な特別会計の事業仕分けをするより、各特別会計の実態を、1億2千万余の国民の目にさらすほうが早い。これまで国民に「知らしめず、寄らしめず」で官僚のお手盛りでなされた姿を、国民の厳しい目で要不要をチェックし、政府がそれを取りまとめればよい。
 メディアの協力も必要になる。その点、記者クラブ制から脱却し、自由で中立な情報提供が望まれる。(千)

(獅子16)改革が進まないと、海外からは評価されません。
 

■民主門前払い、自民は歓待/村井知事の上京
(11月07日朝日新聞)
 民主は冷ややか、自民はVIP待遇――。村井嘉浩知事は6日、再選後初めて上京し、主要政党や省庁にあいさつ回りをした。再選の報告と地方の声を届けるのが目的だったが、国会の予算審議と重なったこともあり、民主党の役員とは会えずじまい。一方、知事が総選挙で積極支援した自民党からは、総裁、幹事長らの手厚い出迎えを受けた。(乗京真知)
 午前10時すぎ、村井知事は気色ばんでいた。先月下旬の知事選直後からこの日朝まで、経済産業省、国土交通省、総務省の各大臣との面談を県の東京事務所などを通じて求めたが、いずれも「予算委員会で多忙」を理由に断られたからだ。
 そのため総務省では「名刺だけでも」と副大臣室を訪問、渡辺周副大臣と5分だけ面談できた。「地方は財源に余裕がない」と渡辺氏に訴えたが、「私たちは陳情はいらないですから。提案を下さい」。さらりとかわされた。
 民主の党本部では受付で足止め。応対した党幹事長室の職員は「名刺だけお預かりします」。2分ほどで「退場」を促された。
 対照的だったのが自民。党本部を訪れると、まず玄関で武部勤・元幹事長に「(知事選は)大勝利。やっぱり強い者は強い」と迎え入れられ、応接室では谷垣禎一総裁から「宮城で勝っていただいてほっとしていますよ」と歓待された。大島理森幹事長や二階俊博選対局長ともそれぞれ10分ほど会談し、「選挙ではできる範囲で応援してほしい」と要請を受けたという。
 村井知事は民主の役員と会えなかったことに残念と一言。「民主党もしっかり対応してくれるはず。何度も足を運びたい」と語った。

(獅子16)残念!まさか、党派性で「選好」?まさかですよね。