21日昼の政策ウォッチ3(天下りではない?)(秘書ひしょ) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

21日昼の政策ウォッチ3(天下りではない?)(秘書ひしょ)

■「脱官僚」に反せず=平野官房長官
(10月21日12時29分配信 時事通信)
 平野博文官房長官は21日午前の記者会見で、日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官が決まったことについて「郵政事業の見直しをでき得る人物ということで選ばれた。一番適切な方だ」と述べた。
 斎藤氏が民主党の小沢一郎幹事長と近いことに関しては「選定の判断(材料)にはなっていない」と強調。民主党が掲げる「脱官僚」との整合性については「今回の人事は天下りとの理屈にはならない」と語った。 

(秘書の眼)なんで?

■郵政人事「小沢氏への配慮」=野党、官僚OB起用を批判
(10月21日12時9分配信 時事通信)
 日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官が決まったことについて、与党内では21日、「とてもいい。面白い人事だ」(民主党幹部)と評価する声が上がった。斎藤氏が小沢一郎民主党幹事長に近いことから、亀井静香金融・郵政改革担当相が小沢氏に配慮した人事とみられている。
 民主党幹部は同日午前、「斎藤氏は小沢人脈でもあり、亀井氏は細かい配慮をしている」と指摘。国民新党幹部も「今回の人事で『小沢―亀井ライン』が証明された。斎藤氏は非常にやり手だし、これで小沢氏の顔も立つ」と述べた。
 亀井氏周辺は「民主党の理解がなければ人事はできない。小沢氏の人脈を持ってきたのは、物事がうまく運ぶように計算し尽くしてのことだ」と語った。
 社民党の福島瑞穂党首(少子化・消費者担当相)は記者団に「妥当な人事だ。元官僚かどうかよりも政策を重視したと思う」との見方を示した。
 これに対し、自民党の大島理森幹事長は党本部で記者団に「公社化のにおいがしてくる。かつての『ザ・大蔵省』の次官をやった方で、民間を歩んだ方とは違ってくると思う」と述べ、郵政民営化が後退することに懸念を示した。
 川崎二郎国対委員長は「日銀総裁人事では官僚出身者に反対したのに、手のひらを返すように元大蔵官僚を抜てきしたのは残念だ」として、昨年の国会同意人事での民主党の対応を引き合いに批判した。

(秘書の眼)民主党は「脱官僚史観」を捨てて「小沢史観」へ?そして、驚きは「元官僚かどうかよりも政策を重視したと思う」という言葉が社民党閣僚から出てくるとは!