21日昼の政策ウォッチ(日本郵政の天下り機関化?他)(秘書ひしょ) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

21日昼の政策ウォッチ(日本郵政の天下り機関化?他)(秘書ひしょ)

■日本郵政社長に内定した斎藤次郎氏 民主・小沢氏と緊密な関係 
(10月21日10時39分配信 産経新聞)
 日本郵政の西川善文社長の後任に内定した東京金融取引所社長、斎藤次郎元大蔵事務次官(73)は、小沢一郎民主党幹事長が自民党の竹下登政権で官房副長官を務めていたころから20年来の付き合いがあり、平成5年に小沢氏が主導して実現させた細川連立政権のもとでは、現職次官として小沢氏と緊密に連携して政策を推進していた。
 斎藤氏は東大法学部卒業後、昭和34年に大蔵省(現・財務省)に入り、5年から7年まで事務次官を務めた。次官在任中の6年2月には、細川護煕首相(当時)がぶち上げた「国民福祉税」構想を小沢氏とともに主導。ただ、与野党からの反発で同構想は頓挫し、自民党の政権復帰後の7年5月に次官を辞任した。

(秘書の眼)ついに、日本郵政は「天下り」機関に、日本郵政社長は天下りポストなってしまった、ということでしょうか。民主党がいっていた天下り禁止との整合性はどうなるのでしょうか?

■自民の大島幹事長、斎藤元次官起用に「一貫性あるのか?」
(10月21日 11:13 産経新聞)
 自民党の大島理森幹事長は21日午前、次期日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官の起用が発表されたことについて「『本当なの?』という気持ちだ。(政府は)いろいろ考えた末に考えたのだろうが、昨年の日銀総裁人事で『財務省出身だからいけない』という強烈な民主党の抵抗にあったことを考えると、一貫性があるのかという思いがした」と述べ、官僚出身の起用に強い疑問を示した。
 さらに「民営化へのしっかりとした足取りを歩んでほしいが、かつての『ザ・大蔵省』だと、民間を歩んだ方とは違ってくるのだろう。公社化に戻すにおいがする」と皮肉った。党本部で記者団に語った。

(秘書の眼)先の選挙で「天下り禁止」を辻立ちでうったえた民主党議員のみなさん。この典型的な天下り人事を街頭でどう国民に説得するのでしょうか?

■国交相と直談判の構え 新幹線「白紙」問題で知事
(10月21日中日新聞)
 年内に北陸新幹線の県内延伸認可を目指す前政権の合意に対し、前原誠司国土交通相が「白紙」と表明したのを受け、西川一誠知事は20日の定例会見で「大臣から意見を求めざるを得ない。なるべく早く会いたい」との考えを明らかにした。新政権の方針が不透明な中、不満や注文をはっきりと口にする場面が目立った。
 北陸新幹線をめぐっては2010年度予算の概算要求で、県内延伸など新規着工分の要求が見送られている。
 西川知事は「(自公政権時代の)約束が変わってはいけない。責任あるやり方と言えない」と指摘。その上で「行政の継続性が重要。必要性を訴える」と述べ、大臣に直談判する姿勢を示した。
 マニフェストの目玉といわれる「子ども手当」についても、地方負担を求める政権内の動きに言及。「あってはならないこと。国が全額措置するのが当然」とくぎを刺した。
 「相談もなく地方に負担を押しつける手法は地域主権どころか、中央集権だ」とぶちまけ、新政権が示す方針そのものに「地方のプロジェクトにしわ寄せがくるのはいかがか」と疑問を呈した。
 西川知事は25日、国への要望事項を協議する民主党県連の福井地域戦略局第1回会合に出席して意見交換する。新幹線などの運動方針を“与党側”と話し合う見込みだ。
 県連内には「単なる陳情ではなく、政策協議をして要望には優先順位を付けるべきだ」との意見も出ている。県の重要課題を取り巻く情勢が厳しさを増す中、従来と要望の仕方に変化が出てくるのか、注目が集まりそうだ。(渥美龍太)

■’09政権交代:民主北海道が戦略会議準備会初会合 事務局長に石川氏 /北海道
(10月21日毎日新聞)
 民主党北海道は20日、東京都内で北海道戦略会議(仮称)準備会の初会合を開き、事務局長に石川久紀・元道保健福祉部長を起用した。
 今後は各省の政務三役らを招いた分野別シンポジウムを月1回程度の割合で開催。各分野で道内の関係団体の意見を聞くと同時に、北海道の将来ビジョンをまとめる際の参考にする。準備会は三井辨雄党道代表や道議会会派の三津丈夫会長らで構成されている。【堀井恵里子】