(世論調査)民意に沿った新総裁選出が急務である
下記の世論調査結果から次のことが読み解ける。
自民党が「いずれ与党の座に復帰する」と思う人が68・1%もいる。民主党の鳩山代表に期待するが63・8%もあるのに、である。この期待に自民党はどう応えるか。
「民主党の勝因として最も大きかったのは」で、与党の政策や政治姿勢への批判が52・8%となっており、自民党の敵失が勝因となっている。
小選挙区の得票総数で、民主党3340万票、自民党2725万票で差は620万票しかない。得票率で民主党47%、自民党38%の9ポイント差である。
出口調査で、自民党支持層の3割が民主党に回ったとなっているが、この3割が1割にとどまっていたならば、620万票差はゼロとなる。この事実を踏まえ、今回、民主党支持に回った自民党支持層を再度、自民党に回帰させれば、自民党が再度与党の座に復帰することが可能となる。
自民党についての「世代交代を進めるべき」85・1%の民意に沿った新総裁選出が急務である。(9月8日記)
(参照世論調査)産経とFNNの合同世論調査(9月5,6日)の結果が発表された。<注、数字は%。( )の数字は前回8月22,23日調査>
「麻生内閣を支持するか。支持する14・9(22・2)、支持しない76・4(67・9)、わからない8・7(9・9)。
どの政党を支持するか。民主党39・7(36・0)、自民党18・5(26・1)、公明党5・0(4・9)、共産党3・9(2・4)、社民党2・5(1・5)、みんなの党3・6(1・9)、国民新党0・6(0・4)、新党日本0・3(0・1)、その他の政党0・9(0・8)、支持政党なし24・4(24・4)、わからない0・6(1・4)。
次の首相に指名される見込みの民主党・鳩山代表に期待するか。期待する63・8、期待しない31・6、わからない4・6。
衆院選の結果やそれを受けた動きについての考えは(一部略)。
<自民党の議席は少なすぎる>思う48・9、思わない45・9、わからない5・2。
<鳩山・小沢両氏は政治献金問題で説明責任を果たした>思う15・0、思わない76・3、わからない8・7。
民主党の勝因として最も大きかったのは。与党の政策や政治姿勢への批判52・8、党の政権公約への期待29・2、鳩山代表への期待6・3、個々の候補の政治姿勢への期待5・6、わからない6・1。
新政権に最も期待する政策は。財政の無駄遣いの見直し30・6、医療・年金などの社会保障22・6、景気対策20・8、子育て・教育問題12・7、政治改革3・6、安全保障3・1、税制改革1・8、新型インフルエンザ対策1・3、地方分権1・2、わからない2・4。
民主党が掲げた政策は実現すべきか。
<子ども手当の給付>思う58・0、思わない37・9、わからない4・1。
<高速道路の原則無料化>思う26・1、思わない68・1、わからない5・8。
<大型公共事業の見直し>思う78・6、思わない14・2、わからない7・2。
<予算の編成や執行の見直し>思う87・4、思わない5・3、わからない7・3。
<政治と官僚の関係の見直し>思う87・5、思わない6・2、わからない6・3。
<インド洋で給油活動している海上自衛隊の撤収>思う36・4、思わない45・7、わからない17・9。
自民党の敗因として最も大きかったのは。麻生首相の判断や言動29・5、党の実績への評価28・9、麻生首相より前の首相の判断や言動19・6、個々の候補者の政治姿勢10・3、党の政権公約の内容6・4、わからない5・3。
自民党についての考えは。<国会での首相指名の前に新総裁を決めるべきだった>思う55・1、思わない28・4、わからない16・5。
<世代交代を進めるべきだ>思う85・1、思わない9・2、わからない5・7。
<いずれ与党の座に復帰する>思う68・1、思わない18・9、わからない13・0。
与野党の政治家で日本の首相に一番ふさわしいのは。鳩山由紀夫22・6(13・3)、舛添要一13・1(16・5)、岡田克也8・4(7・9)、石破茂5・5(3・1)、小沢一郎5・2(5・5)、石原伸晃4・9(4・9)、鳩山邦夫3・0(-)、菅直人2・6(3・9)・・・ふさわしい人はいない19・8(17・7)。
いま期待するのはどんな政権か。民主・自民両党が参加する大連立政権38・1、民主党を中心とする連立政権35・1、民主党の単独政権18・6、わからない8・2。
来年の参院選では与野党どちらに勝たせたいか。民主党などの新しい与党59・1、自民党などの新しい野党33・0、わからない7・9」
自民党が「いずれ与党の座に復帰する」と思う人が68・1%もいる。民主党の鳩山代表に期待するが63・8%もあるのに、である。この期待に自民党はどう応えるか。
「民主党の勝因として最も大きかったのは」で、与党の政策や政治姿勢への批判が52・8%となっており、自民党の敵失が勝因となっている。
小選挙区の得票総数で、民主党3340万票、自民党2725万票で差は620万票しかない。得票率で民主党47%、自民党38%の9ポイント差である。
出口調査で、自民党支持層の3割が民主党に回ったとなっているが、この3割が1割にとどまっていたならば、620万票差はゼロとなる。この事実を踏まえ、今回、民主党支持に回った自民党支持層を再度、自民党に回帰させれば、自民党が再度与党の座に復帰することが可能となる。
自民党についての「世代交代を進めるべき」85・1%の民意に沿った新総裁選出が急務である。(9月8日記)
(参照世論調査)産経とFNNの合同世論調査(9月5,6日)の結果が発表された。<注、数字は%。( )の数字は前回8月22,23日調査>
「麻生内閣を支持するか。支持する14・9(22・2)、支持しない76・4(67・9)、わからない8・7(9・9)。
どの政党を支持するか。民主党39・7(36・0)、自民党18・5(26・1)、公明党5・0(4・9)、共産党3・9(2・4)、社民党2・5(1・5)、みんなの党3・6(1・9)、国民新党0・6(0・4)、新党日本0・3(0・1)、その他の政党0・9(0・8)、支持政党なし24・4(24・4)、わからない0・6(1・4)。
次の首相に指名される見込みの民主党・鳩山代表に期待するか。期待する63・8、期待しない31・6、わからない4・6。
衆院選の結果やそれを受けた動きについての考えは(一部略)。
<自民党の議席は少なすぎる>思う48・9、思わない45・9、わからない5・2。
<鳩山・小沢両氏は政治献金問題で説明責任を果たした>思う15・0、思わない76・3、わからない8・7。
民主党の勝因として最も大きかったのは。与党の政策や政治姿勢への批判52・8、党の政権公約への期待29・2、鳩山代表への期待6・3、個々の候補の政治姿勢への期待5・6、わからない6・1。
新政権に最も期待する政策は。財政の無駄遣いの見直し30・6、医療・年金などの社会保障22・6、景気対策20・8、子育て・教育問題12・7、政治改革3・6、安全保障3・1、税制改革1・8、新型インフルエンザ対策1・3、地方分権1・2、わからない2・4。
民主党が掲げた政策は実現すべきか。
<子ども手当の給付>思う58・0、思わない37・9、わからない4・1。
<高速道路の原則無料化>思う26・1、思わない68・1、わからない5・8。
<大型公共事業の見直し>思う78・6、思わない14・2、わからない7・2。
<予算の編成や執行の見直し>思う87・4、思わない5・3、わからない7・3。
<政治と官僚の関係の見直し>思う87・5、思わない6・2、わからない6・3。
<インド洋で給油活動している海上自衛隊の撤収>思う36・4、思わない45・7、わからない17・9。
自民党の敗因として最も大きかったのは。麻生首相の判断や言動29・5、党の実績への評価28・9、麻生首相より前の首相の判断や言動19・6、個々の候補者の政治姿勢10・3、党の政権公約の内容6・4、わからない5・3。
自民党についての考えは。<国会での首相指名の前に新総裁を決めるべきだった>思う55・1、思わない28・4、わからない16・5。
<世代交代を進めるべきだ>思う85・1、思わない9・2、わからない5・7。
<いずれ与党の座に復帰する>思う68・1、思わない18・9、わからない13・0。
与野党の政治家で日本の首相に一番ふさわしいのは。鳩山由紀夫22・6(13・3)、舛添要一13・1(16・5)、岡田克也8・4(7・9)、石破茂5・5(3・1)、小沢一郎5・2(5・5)、石原伸晃4・9(4・9)、鳩山邦夫3・0(-)、菅直人2・6(3・9)・・・ふさわしい人はいない19・8(17・7)。
いま期待するのはどんな政権か。民主・自民両党が参加する大連立政権38・1、民主党を中心とする連立政権35・1、民主党の単独政権18・6、わからない8・2。
来年の参院選では与野党どちらに勝たせたいか。民主党などの新しい与党59・1、自民党などの新しい野党33・0、わからない7・9」