(世論調査)投票先を決めていないみなさんが約4割いる | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(世論調査)投票先を決めていないみなさんが約4割いる

下記の調査結果によると、8月18日の公示前にして、投票したい候補者を「まだ決めていない」という人々が約4割(38・4%)もある。この意味は、支持政党なしの無党派層が、政権交代を決めかねている証左である。

05年の総選挙と比較すると違いが歴然としてくる。同調査の8月30日公示前の8月25日調査では、自民党40・0%、民主党21・0%、まだ決めていない23・8%であり、「まだ決めていない」層が、05年総選挙の公示前の23・8%比べて、今回は14・6ポイント増の38・4%となっている。

現在、支持政党なしの無党派層の15ポイント前後が「まだ決めていない」のは、民主党のマニフェストを精査して、その非現実さに疑念を持ったからであろう。このまま、政権を任せてもよいのかと。

この05年選挙は自民党を支持したが09年選挙ではまだ態度を決めかねている15ポイント前後の支持政党なしの無党派層の動向が、総選挙の帰趨を決めるだろう。(8月17日記)



(参照世論調査)新報道2001の8月13日調査の結果

「内閣支持率は、前回(8月6日)に比べて、3・8ポイント減の18・6%、不支持率は3・4ポイント増の70・8%、わからないが0・4ポイント増の10・6%。

あなたは次に行われる衆議院選挙では、どの党の候補者に投票したいですか。自民党が同じの17・2%、民主党が0・2ポイント減の36・6%、公明党が0・6ポイント減の3・2%、共産党が0・2ポイント増の1・6%、社民党が0・4ポイント減の0・4%、国民新党が0・2ポイント減の0・0%、新党日本が0・2ポイント増の0・2%、改革クラブが同じの0・0%、みんなの党が0・6%、無所属・その他が同じの0・4%、棄権するが同じの1・0%、まだ決めていないが同じの38・4%。

あなたは首相にふさわしいのはどちらだと思いますか。麻生首相が2・2ポイント減の21・2%、鳩山代表が0・6ポイント増の44・6%、わからないが1・6ポイント増の34・2%。

民主・社民・共産・公明の各党は、最低賃金を引き上げ、時給1000円にするなどの政策を掲げています。あなたは最低賃金を1000円に引き上げるという案に賛成ですか。賛成27・4%、反対5・8%、様子を見ながら引き上げるべきだと思う51・0%、現状のままでよい11・0%、わからない3・8%。

あなたは消費税増税についてどう思いますか。直ちに上げるべき1・6%、上がるのは仕方がない52・4%、反対29・2%、減税した方がいい11・6%、わからない5・2%」