8月10日ニュースクリップ~民主党の経済財政政策~(秘書ひしょ) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

8月10日ニュースクリップ~民主党の経済財政政策~(秘書ひしょ)

■最初の300日重要、政治主導で内需主導型経済を実現=岡田民主党幹事長
(2009年 08月 10日 22:44 ロイター)

「民主党の公約からは成長戦略が読み取れないとの指摘があることに対して「従来の日本の成長戦略は輸出主導型」とした上で、これまでの成長は「改革の成果ではなく、輸出主導型企業が頑張った結果だ。その背景は円安であり、金利安」と指摘した」



→小泉政権は「改革内需中心」だったはずですが。この小泉政権下の経済の評価についてはまた改めて。小泉政権期の真逆になる、ということだけおさえておきましょう。

→民主党は、小泉政権期の「円安・金利安」の真逆の「円高・金利高」の急進的構造改革路線に舵を切りそうですね。民主党的な「円高・金利高」による構造政策こそ、究極の市場原理主義といわれる日がいずれくることになるでしょう。



「岡田幹事長は「国の債務削減は、大きな政治課題」と指摘。ただ、経済活動が落ち込んでいる中では、債務削減で説得力のあるプランはできないとし「早くノーマルな状態に戻し、一定の税収を確保した上で、あらためてプライマリーバランスの黒字化や債務残高のGDP比を減らすという数値をつくる。今直ちに何か作っても、結果として意味のないことになる」と述べた。
 数値目標を打ち出す時期については「できれば来年度予算をつくる時までに、経済がある程度安定すれば、新たな目標を作りたいと思うが、そこまでに安定した状況に戻るかは不確定な要素がある」と語った」




→これは理解できませんね。なんで選挙前に出さないんですか。後だしじゃんけんはずるくないですか。そして、エコノミストやマスコミは、こんな発言を放置して、民主党のマニフェストに高得点をつけるんでしょうか。

(BY鉄の男)