(世論調査)自民党だからこそ、霞が関改革ができるということを、国民に示そう | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(世論調査)自民党だからこそ、霞が関改革ができるということを、国民に示そう

下記の調査結果から次のことが読み解ける。

民主党が無党派層の支持を固め出した。

次期衆院選の比例代表の投票先で、自民党は6・1ポイント減の25・2%、民主党は0・7ポイント増の45・9%で、差は前回調査の13・9ポイント差から6・8ポイント増の20・7%に拡大した。民主党の政党支持率は28・1%なのだから、支持政党なしの無党派層が17・8ポイント上乗せされている。民主党が支持政党なしの無党派層の4割強を固め出した。

同調査の橋下大阪府知事を評価する89・3%、東国原宮崎県知事を評価する90・3%となっている。この2人の知事は地方分権改革を主導している改革派知事なのであり、「官主導を政治主導、国民主導に」を遂行しているのであり、霞が関と戦っているのである。だから90%前後が評価し、中でも無党派層が高く評価しているのではないか。

自民党が本物の「脱官僚」「官主導を政治主導、国民主導に」「霞が関改革」を国民に示すことが王道である。

だからこそ、天下り根絶の幹部公務員法案と政府案とセットでの今国会での成立を自民党は進めていかなければならない。昨日、その重要性について、細田自民党幹事長がしっかりとご認識されていることを確認できた。自民党だからこそ、霞が関改革ができるということを、国民に示そう。(6月23日記)



(参照世論調査)産経新聞FNNの合同世論調査(20,21日)の結果

「内閣支持率は前回(5月17日)調査に比べて9・9ポイント減の17・5%、不支持率は11・8ポイント増の72・7%、わからないは1・9ポイント減の9・8%。

政党支持率は、自民党が7・4ポイント減の20・1%、民主党が2・4ポイント減の28・1%、公明党が0・3ポイント増の4・3%、共産党が0・6ポイント増の3・6%、社民党が0・6ポイント増の1・9%、国民新党が0・1ポイント増の0・5%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が0・2ポイント増の0・2%、その他の政党が0・7ポイント増の0・9%、支持政党なしが7・9ポイント増の39・3%、わからないが0・6ポイント減の1・1%。

麻生政権で次のものを評価するか。

<首相の人柄>評価する35・0%(32・0)、評価しない56・3%(57・2)わからない8・7%(10・8)。

<首相の指導力>評価する10・9%(15・8)、評価しない83・5%(75・5)、わからない5・6%(8・7)。

<景気対策>評価する23・6%(25・2)、評価しない68・4%(67・0)、わからない8・0%(7・8)。

<外交政策>評価する26・1%(31・1)、評価しない56・0%(50・1)、わからない17・9%(18・8)。

<定額給付金の実施>評価する37・6%(36・4)、評価しない58・4%(58・2)、わからない4・0%(5・4)。

<高速道路料金の値下げ>評価する48・0%(46・3)、評価しない47・0%(46・7)、わからない5・0%(7・0)。

<環境に配慮した家電や自動車購入の優遇制度>評価する53・2%(50・7)、評価しない38・0%(40・6)、わからない8・8%(8・7)。

日本郵政の西川社長をめぐり首相は続投に反対した鳩山前総務相を更迭した件について。

<首相の判断は適切か>思う20・0%、思わない71・3%、わからない8・5%。

<鳩山氏の主張に納得できる>思う62・2%、思わない28・7%、わからない9・1%。

<西川社長は続投すべきだ>思う15・8%、思わない75・0%、わからない9・2%。

<首相は早期に内閣改造を行うべきだ>思う59・8%、思わない32・3%、わからない7・9%。

次期衆院選の争点として重視するのは次のうちどれか。

医療・年金などの社会保障31・7%、景気対策21・2%、政権交代20・4%、消費税案度の財源問題6・5%、行政改革5・5%、政策の実現性4・7%、地球温暖化対策3・1%、わからない1・4%。

麻生首相と民主党の鳩山代表を比べると。

<信頼できるのは>麻生首相22・7%(29・6)、鳩山代表57・3%(49・3)、わからない20・0%(21・1)。

<政策がよいのは>麻生首相22・5%(25・7)、鳩山代表52・4%(43・1)、わからない25・1%(31・2)。

<討論に強いのは>麻生首相21・9%、鳩山代表62・1%、わからない16・0%。

<首相にふさわしいのは>麻生首相19・8%(33・1)、鳩山代表51・6%(37・7)、わからない28・6%(29・2)。

与野党で議論される次の政治改革は必要と思うか。

<国会議員の定数削減>思う85・9%(87・5)、思わない11・1%(8・1)、わからない3・0%(4・4)。

<世襲の制限>思う50・5%(56・2)、思わない43・5%(36・1)わからない6・0%(7・7)。

<企業・団体献金の全面禁止>思う61・7%(68・0)、思わない29・4%(24・0)、わからない8・9%(8・0)。

<小選挙区制度の見直し>思う61・4%(69・1)、思わない24・2%(16・7)、わからない14・4%(14・2)。

与野党の政治家で、日本の首相に一番ふさわしいのは(敬称略)。

舛添要一10・7%(10・7)、鳩山由紀夫10・4%(7・6)、小泉純一郎9・3%(13・0)、岡田克也7・5%(9・0)、石原伸晃5・3%(4・5)、麻生太郎4・8%(8・3)、小沢一郎3・5%(3・7)、与謝野馨3・5%(4・1)、鳩山邦夫3・4%(0・0)、石破茂3・3%(0・0)、菅直人3・3%(2・7)、小池百合子3・0%(3・1)、渡辺喜美2・8%(4・7)、他の与党議員2・3%(2・1)、他の野党議員2・7%(2・6)、ふさわしい人はいない20・4%(15・3)、わからない3・8%(4・2)。

衆院で可決された臓器移植法改正案の参院での審議のあり方について。
出来るだけ早く改正案を成立させるべきだ40・7%、今の改正案の修正も含め、時間をかけて慎重に審議すべきだ51・8%、法改正そのものが適切と思えないので廃案にすべきだ5・3%、わからない2・2%。

次の都府県知事について評価するか。

<石原東京都知事>評価する60・7%、評価しない32・8%、わからない6・5%。

<森田千葉県知事>評価する18・1%、評価しない60・5%、わからない21・4%。

<橋下大阪府知事>評価する89・3%、評価しない7・0%、わからない3・7%。

<東国原宮崎県知事>評価する90・3%、評価しない7・1%、わからない2・6%。

次の都道府県知事の国会議員への転身を期待するか。

<石原知事>期待する25・1%、期待しない70・8%、わからない4・1%。

<森田知事>期待する7・9%、期待しない84・4%、わからない7・7%。

<橋下知事>期待する50・5%、期待しない45・3%、わからない4・2%。

<東国原知事>期待する49・0%、期待しない47・9%、わからない3・1%。

次期衆院選前の麻生首相の交代についてどのように考えるか。退陣して新首相の下で選挙24・1%(18・4)、選挙の結果で首相を選ぶ70・8%(77・0)、わからない5・1%(4・6)。

次期衆院選の比例代表でどの政党に投票したいか。

自民党が6・1ポイント減の25・2%、民主党が0・7ポイント増の45・9%、公明党が0・5ポイント増の5・2%、共産党が0・7ポイント増の4・2%、社民党が0・4ポイント増の2・1%、国民新党が0・3ポイント増の1・0%、改革クラブが0・1ポイント増の0・1%、新党日本が0・1ポイント増の0・2%、その他の政党が0・7ポイント増の6・1%、わからないが2・6ポイント増の10・0%。

次期総選挙後に期待する政権は。自民党を中心とする政権14・9%、民主党を中心とする政権41・3%、自民、民主両党が参加する大連立政権38・7%、わからない5・1%。

東京都議選など地方選挙の結果は首相など国政レベルの責任に結びつくと思うか。思う54・6%、思わない37・2%、わからない8・2%」。