(世論調査)改革支持の民意は自民党を支持するか、新代表のもとの民主党を支持するか | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(世論調査)改革支持の民意は自民党を支持するか、新代表のもとの民主党を支持するか

以上の調査結果から次の2点が読み解ける。

第1は民主党の代表選についてである。

代表にふさわしいのはで、岡田氏が25%で、鳩山氏13%にほぼダブルスコア差をつけているが、この民意と16日の国会議員のみの投票で決まる民主党代表選の結果とがどうなるのか、見守りたい。

同調査の「次の衆院選で、自民党と民主党のどちらに勝ってほしいですか」で、民主党が45%で、自民党34%に11ポイント差をつけており、民意の政権交代期待の強さを裏付けている。

第2は内閣支持率についてである。

内閣支持率が3ポイント増の27%、自民党支持率が4ポイント増の27%と並んだことで、内閣は自民党支持者の支持を回復したが、無党派層の支持が今後の課題であることを示している。

支持政党なしの無党派層の主体は、小泉構造改革は正しかったとする40%である。この層が自民党にくるか、新代表のもとの民主党にいくのか、そこが焦点である。(5月14日記)


(参照世論調査)毎日新聞12,13日の緊急全国世論調査の結果

「内閣支持率は前回(4月10,11日)に比べて3ポイント増の27%、不支持率は4ポイント減の52%、わからないは1ポイント増の21%。

支持する理由は、自民党の首相だからが3ポイント増の34%、首相の政策に期待できるからが2ポイント減の30%、首相に親しみを感じるからが1ポイント増の22%。

支持しない理由は、首相の政策に期待できないからが1ポイント増の42%、首相の指導力に期待できないからが4ポイント減の28%、首相に軽率なイメージがあるからが2ポイント増の21%、自民党の首相だからが1ポイント増の8%。

政党支持率は、自民党が4ポイント増の27%、民主党が同じの24%、公明党が1ポイント増の6%、共産党が同じの3%、社民党が1ポイント減の1%、国民新党が1ポイント減の0%、改革クラブが同じの0%、新党日本が同じの0%、その他の政党が1ポイント増の2%、支持政党なしが4ポイント減の36%。

小沢代表の辞任を評価しますか。評価する49%、評価しない47%、わからない4%。

小沢代表は、3月に自分の公設秘書が政治資金規正法違反で起訴された際には、政権交代を実現すると言って続投しました。1カ月半後に辞任表明したことをどう思いますか。妥当な時期だと思う14%、辞めるのが遅すぎた66%、辞める必要はない17%、わからない3%。

小沢代表は事件について、国民への説明責任を十分果たしていると思いますか。思う13%、思わない83%、わからない4%。

次の民主党代表にふさわしいと思う政治家は誰ですか。岡田克也25%、鳩山由紀夫13%、菅直人12%、前原誠司8%、長妻昭5%、野田佳彦1%、枝野幸男1%、この中にはいない29%。

次の衆院選で、自民党と民主党のどちらに勝ってほしいですか。自民党が2ポイント増の34%、民主党が3ポイント増の45%、その他の政党が2ポイント減の17%。

政府・与党は総額15兆円を超える追加経済対策を決定し、補正予算案を国会に提出しました。これを評価しますか。評価する37%、評価しない54%、わからない9%。

国民1人当たり1万2000円の定額給付金を評価しますか。評価するが4ポイント減の35%、評価しないが6ポイント増の62%、わからないが2ポイント減の3%」