(民主党代表)今後の民主党新代表のもとでの民意が政局をつくるだろう | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(民主党代表)今後の民主党新代表のもとでの民意が政局をつくるだろう

民主党の小沢代表が辞意を表明した。

下記の世論調査にもあるとおり、民意の7-8割が事件についての小沢代表の説明に納得できず、続投に反対していたのであるから、当然であろう。

むしろ、辞意表明まで約2か月もかかっていることが問題であろう。

今後、民主党は新代表を選出することになるのだろうが、その動向を見守りたい。

さて、内閣支持率は、各社ともに30%程度になってきている。

しかし、内閣支持率増は、支持政党なしの無党派層を取り込んだアップとなっていない。

内閣支持率28・7%と自民党支持率26・8%の差はわずか1・9ポイントしかなく、数字上は、支持政党なしの無党派層の支持はほとんどなきに等しいのである。

次期衆院選を考えると、支持政党なしの無党派層39・2%の4分1以上=10ポイント以上の支持を取り付けて、内閣支持率を40%台にすることで、政党支持率で、民主党に10ポイント以上、投票先で民主党に5ポイント以上の差をつけて、次期衆院選に勝てることになる。

民主党新代表のもとで、無党派を中心とする民意がどう動くのか、そこが今後の政局を動かすことになるだろう。(5月11日記)


(参照世論調査)読売新聞(5月8-10日)の全国世論調査(電話方式)と新報道2001(7日)の首都圏限定世論調査の結果

「読売の内閣支持率は、前回(4月3-5日)に比べて4・4ポイント増の28・7%、不支持率は6・8ポイント減の59・7%、わからないは0・6ポイント増の9・8%。

政党支持率は、自民党が0・4ポイント減の26・8%、民主党が0・6ポイント減の23・4%、公明党が1・1ポイント増の4・4%、共産党が同じの2・4%、社民党が0・7ポイント減の0・8%、国民新党が0・2ポイント減の0・1%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が同じの0・0%、その他の政党が同じの0・0%、支持政党なしが0・2ポイント減の39・2%。

麻生首相と小沢代表を比べた場合、どちらが首相にふさわしいと思いますか。麻生首相が6・4ポイント増の40・1%、小沢代表が2・4ポイント減の24・8%、わからないが4・0ポイント減の35・1%。

政府は追加の景気対策として、過去最大規模の補正予算案を国会に提出しました。今回の景気対策を評価しますか。評価する41・0%、評価しない47・9%、わからない11・2%。

民主党の小沢代表の秘書が、違法な献金を受け取っていた疑いで起訴されました。小沢代表が民主党の代表を続けることに、納得できますか。納得できるが3・5ポイント減の21・8%、納得できないが4・7ポイント増の71・1%、わからないが1・2ポイント減の7・1%。

小沢代表は、今回の事件について、国民に説明責任を果たしていると思いますか。果たしているが4・1ポイント減の6・7%、そうは思わないが2・7ポイント増の86・7%、わからないが1・4ポイント増の6・6%。

新型インフルエンザによる感染が広がっています。政府はこの事態に適切に対応していると思いますか。適切に対応している80・1%、そうは思わない15・0%、わからない4・9%。

衆院の解散・総選挙は、すぐに行うべきだと思いますか、急ぐ必要はないと思いますか。すぐに行うべきだが10・8ポイント減の34・1%、急ぐ必要はないが9・3ポイント増の55・9%、わからないが1・4ポイント増の10・0%。

仮に今、衆院選が行われるとしたら、比例代表選では、どの政党に投票しよう思いますか。自民党が1・0ポイント減の26・5%、民主党が0・6ポイント減の30・2%、公明党が1・7ポイント増の5・0%、共産党が0・5ポイント減の3・6%、社民党が0・5ポイント減の1・2%、国民新党が0・7ポイント減の0・2%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が同じの0・0%、その他の政党が0・1ポイント増の0・1%、未定が0・1ポイント増の24・4%、わからないが1・4ポイント増の8・8%。

次の衆院選後にどのような政権ができるのが望ましいと思いますか。自民党中心の政権が2・5ポイント増の15・0%、民主党中心の政権が1・8ポイント増の17・4%、自民党と民主党による大連立政権が4・2ポイント減の22・9%、政界再編による新しい枠組みの政権が0・4ポイント増の38・7%、わからないが1・4ポイント減の6・0%」

「新報道2001の内閣支持率は、前回(4月30日)に比べて同じの28・6%、不支持率は0・8ポイント減の62・8%、わからないが0・8ポイント増の8・6%。

次に行われる衆院選挙では、どの党の候補者に投票したいですか。自民党が1・6ポイント増の21・8%、民主党が0・8ポイント減の25・4%、公明党が0・4ポイント減の3・0%、共産党が0・8ポイント減の2・6%、社民党が0・8ポイント増の1・2%、国民新党が0・2ポイント減の0・0%、新党日本が0・2ポイント減の0・0%、無所属・その他が0・6ポイント増の1・0%、棄権が0・8ポイント減の0・4%、未定が0・2ポイント増の44・6%。

減反政策についてどう思いますか。大幅見直しを求める44・4%、廃止を求める23・4%、現状維持でよい20・6%、わからない11・6%。

あなたは農業をやってみたいと思ったことはありますか。ある36・4%、ない53・0%、最近考えるようになった8・6%、わからない2・0%。

ないと答えた人のみに、何故そう思うのですか。安定性27・2%、収入面20・8%、将来性11・3%、やりがい7・5%、わからない33・2%」