(世論調査)次期衆院選後に期待するのはどんな政権か | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(世論調査)次期衆院選後に期待するのはどんな政権か

下記の世論調査結果から次のことが読み解ける。

次期衆院選後に期待するのはどんな政権かについてである。

自民党中心の政権21・0%、民主党中心の政権30・1%、自民、民主両党の大連立政権42・6%、わからない6・3%となっている。

大連立支持派は、支持政党なしの無党派層39・6%がその主体であると思われる。

巷いわれている大連立には、「改革を軸にした大連立」と「改革抜きの大連立」がある。

その改革とは、先ず、政治改革である。

同調査の設問にある<国会議員の定数削減>85・8%、<出馬の定年制>78・5%、<世襲の制限>51・9%、<企業・団体献金の全面禁止>68・5%の結果が参考になる。

支持政党なしの無党派層は、改革への捨て身の覚悟を持った政党に、投票し、次期衆院選で勝利させ、「改革を軸にした大連立」を主導させようとしていると私は思う。

しかし、民意は「改革ぬきの大連立」を求めている、と考える人もいるかもしれない。それが今後の大きな座標軸になるのではないか。(4月28日記)


(参照記事)産経・FNN合同世論調査(25,26日)

「内閣支持率は前回(3月28,29日)に比べて、7・4ポイント増の28・2%、不支持率は7・1ポイント減の59・2%、わからないは0・3ポイント減の12・6%。

政党支持率は、自民党が1・7ポイント増の29・2%、民主党が0・7ポイント減の21・5%、公明党が1・1ポイント減の3・0%、共産党が1・1ポイント減の2・9%、社民党が同じの1・3%、国民新党が0・3ポイント増の0・5%、改革クラブが0・1ポイント増の0・1%、新党日本が0・3ポイント減の0・1%、その他の政党が0・1ポイント減の1・2%、支持政党なしが1・8ポイント増の39・6%、わからないが0・6ポイント減の0・6%。

麻生政権で次のものを評価するか。

<首相の人柄>評価するが5・3ポイント増の37・7%、評価しないが4・6ポイント減の55・5%、わからないが0・7ポイント減の6・8%。

<首相の指導力>評価するが4・8ポイント増の16・6%、評価しないが4・1ポイント減の78・4%、わからないが0・7ポイント減の5・0%。

<景気対策>評価するが3・3ポイント増の27・6%、評価しないが0・8ポイント減の65・8%、わからないが2・5ポイント減の6・6%。

<外交政策>評価するが7・6ポイント増の33・4%、評価しないが4・8ポイント減の52・7%、わからないが2・8ポイント減の13・9%。

<定額給付金の実施>評価するが1・9ポイント増の39・2%、評価しないが2・4ポイント減の55・7%、わからないが0・5ポイント増の5・1%。

<高速道路料金の値下げ>評価するが0・9ポイント減の58・0%、評価しないが2・9ポイント増の37・7%、わからないが2・0ポイント減の4・3%。

<北朝鮮のミサイル発射での広報体制>評価する33・0%、評価しない53・7%、わからない13・3%。

<北朝鮮のミサイル発射後の制裁や国連対応>評価する36・5%、評価しない49・0%、わからない14・5%。

麻生政権で最も期待する政策は。
医療・年金などの社会保障32・4%、財政の無駄遣いの見直し26・6%、景気対策22・2%、消費税などの税制改革4・7%、地球温暖化対策3・2%、北朝鮮問題の解決2・8%、政治改革2・0%、憲法改正1・7%、北方領土問題の解決1・0%、わからない3・4%。

麻生首相と民主党の小沢代表を比べると。

<信頼できるのは>麻生首相が6・3ポイント増の47・3%、小沢代表が0・4ポイント減の28・1%、わからないが5・9ポイント減の24・6%。

<政策がよいのは>麻生首相が7・8ポイント増の38・3%、小沢代表が2・0ポイント減の37・8%、わからないが5・8ポイント減の23・9%、

<選挙の顔として魅力的なのは>麻生首相が4・9ポイント増の40・7%、小沢代表が2・3ポイント減の29・3%、わからないが2・6ポイント減の30・0%。

<首相にふさわしいのは>麻生首相が10・2ポイント増の39・7%、小沢代表が4・0ポイント減の26・2%、わからないが6・2ポイント減の34・1%。

与野党で議論される次の政治改革は必要と思うか。

<国会議員の定数削減>思う85・8%、思わない11・0%、わからない3・2%。

<出馬の定年制>思う78・5%、思わない16・7%、わからない4・8%。

<世襲の制限>思う51・9%、思わない41・5%、わからない6・6%。

<企業・団体献金の全面禁止>思う68・5%、思わない25・4%、わからない6・1%。

秘書が起訴された小沢氏について、当てはまる考えは。

<説明は納得できる>思うが2・5ポイント減の14・3%、思わないが2・1ポイント増の80・9%、わからないが0・4ポイント増の4・8%。

<代表を辞任すべきだ>思うが5・7ポイント減の56・6%、思わないが6・6ポイント増の37・4%、わからないが0・9ポイント減の6・0%。

<対話集会などで国民に直接説明すべきだ>思う80・5%、思わない15・6%、わからない3・9%。

<党首討論を早く行うべきだ>思う84・1%、思わない11・5%、わからない4・4%。

次の法案は今国会で必ず成立させるべきだと思うか。

<追加景気対策>思う79・9%、思わない12・8%、わからない7・3%。

<消費者庁新設>思う55・3%、思わない28・2%、わからない16・5%。

<海賊対処>思う60・6%、思わない29・8%、わからない9・6%。

臓器移植の法改正議論が活発だ。次の考えは当てはまるか。

<年齢などの要件緩和>思う84・3%、思わない9・9%、わからない5・8%。

<脳死の要件厳格化>思う77・3%、思わない13・8%、わからない8・9%。

<脳死なら臓器を提供したい>思う69・4%、思わない1・4%、わからない9・2%。

追加景気対策の補正予算案で、次の考えは当てはまるか。

<景気回復効果は期待できる>思う39・5%、思わない54・3%、わからない6・2%。

<赤字国債の発行などで財政悪化のため良くない>思う80・8%、思わない12・6%、わからない6・6%。

与野党の政治家で、日本の首相に一番ふさわしいのは。

小泉純一郎11・7%(11・1)、舛添要一10・6%(10・4)、麻生太郎8・7%(4・6)、石原伸晃5・4%(6・2)、岡田克也5・4%(6・5)、与謝野馨5・3%(5・7)、小沢一郎5・2%(5・8)、渡辺喜美4・0%(4・5)、小池百合子3・7%(4・0)、石破茂2・9%(3・9)、菅直人2・8%(4・2)、前原誠司2・3%(前回なし)、鳩山由紀夫2・2%(2・5)、他の与党議員3・5%(2・3)、他の野党議員2・9%(3・5)、ふさわしい人はいない20・1%(18・1)、わからない3・3%(5・1)。

次期衆院選前の麻生首相の交代についてどう考えるか。退陣して新首相のもとで選挙23・5%、選挙の結果で首相を選ぶ72・5%、わからない4・0%。

次期衆院選前の小沢氏の交代についてどう考えるか。退陣して新代表のもとで選挙57・3%、小沢代表のもとで選挙39・8%、わからない2・9%。

次期衆院選の比例代表でどの政党に投票したいか。

自民党が0・1ポイント減の34・6%、民主党が2・4ポイント減の34・0%、公明党が2・0ポイント減の3・9%、共産党が0・4ポイント減の4・5%、社民党が0・2ポイント減の2・0%、国民新党が同じの0・6%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が0・2ポイント減の0・4%、その他の政党が4・3ポイント増の10・3%、わからないが1・0ポイント増の9・7%。

次期衆院選後の期待するのはどんな政権か。自民党中心の政権21・0%、民主党中心の政権30・1%、自民、民主両党の大連立政権42・6%、わからない6・3%」