(世論調査)民意が次の衆院選後に望む政権の姿とは | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

(世論調査)民意が次の衆院選後に望む政権の姿とは

読売新聞の世論調査によれば、次の衆院選の後に、どのような政権ができるのが望ましと思いますかについて、自民党中心の政権12・5%、民主党中心の政権15・6%、自民党と民主党による大連立政権27・1%、政界再編による新しい枠組みの政権38・3%となっている。

この調査を見る限り、民意が望んでいるのは、政界再編による大連立を含む新しい枠組みの政権となる。その理由は、100年に一度の経済危機に対して、100年ぶりの霞が関改革が不可欠であり、そのためには戦後政治システムの抜本改革が不可欠との時代認識からなのではないか。

この民意のベクトルに沿って、自民党も、民主党も、新しい自民党に、新しい民主党にチェンジを迫られているのである。(4月6日記)


(参照世論調査)読売(3-5日)と新報道2001(2日)の世論調査の結果

「読売の内閣支持率は前回(3月25-26日)に比べて1・1ポイント増の24・3%、不支持率は2・0ポイント増の66・5%、わからないは1・8ポイント減の9・2%。

政党支持率は、自民党が3・8ポイント減の27・2%、民主党が3・0ポイント増の24・2%、公明党が0・4ポイント増の3・3%、共産党が1・2ポイント増の2・4%、社民党が0・3ポイント増の1・5%、国民新党が0・1ポイント増の0・3%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が同じの0・0%、その他の政党が0・1ポイント減の0・0%、支持政党なしが2・5ポイント増の39・4%。

麻生首相と小沢代表を比べた場合、どちらが首相にふさわしいと思いますか、麻生首相が1・5ポイント増の33・7%、小沢代表が4・0ポイント増の27・2%、わからないが5・5ポイント減の39・1%。

政府が総額2兆円の定額給付金を支給することを評価しますか、評価する36・2%、評価しない59・9%、わからない3・9%。

政府の2009年度予算がこのほど成立しました。景気回復のために、追加の景気対策を急ぐべきだと思いますか、急ぐべきだ73・6%、そうは思わない17・7%、わからない8・7%。

海賊対策のために、アフリカのソマリア沖に派遣された海上自衛隊は、現状では日本と関係のない外国の船を守ることができません。こうした外国の船も守れるように、新しい法律を作ることに、賛成ですか、賛成61・0%、反対26・7%、わからない12・2%。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射に対して、日本の政府は、北朝鮮への制裁を強めるべきだと思いますか、その必要はないと思いますか、強めるべきだ77・7%、その必要はない15・8%、わからない6・5%。

北朝鮮がミサイルの開発を進めていることに、不安を感じますか、感じる87・7%、感じない11・3%、わからない0・9%。

民主党の小沢代表の秘書が、違法な献金を受け取っていた疑いで起訴されました。小沢代表が民主党の代表を続けることに、納得できますか、納得できるが2・9ポイント増の25・3%、納得できないが1・4ポイント減の66・4%、わからないが1・6ポイント減の8・3%。

小沢代表は、今回の事件について、国民に説明責任を果たしていると思いますか、果たしているが2・9ポイント増の10・8%、そうは思わないが0・5ポイント増の84・0%、わからないが3・4ポイント減の5・2%。

衆院の解散・総選挙は、すぐに行うべきだと思いますか、急ぐ必要はないと思いますか、すぐに行うべきだが、1・8ポイント増の44・9%、急ぐ必要はないが0・7ポイント減の46・6%、わからないが0・9ポイント減の8・6%。

仮に今、衆院選が行われるとしたら、比例代表選では、どの政党に投票しようと思いますか、自民党が3・0ポイント減の27・5%、民主党が0・1ポイント減の30・8%、公明党が0・1ポイント減の3・3%、共産党が0・9ポイント増の4・1%、社民党が0・4ポイント減の1・7%、国民新党が0・9ポイント増の0・9%、改革クラブが同じの0・0%、新党日本が同じの0・0%、その他の政党が0・1ポイント減の0・0%、未定が1・7ポイント増の24・3%、わからないが0・2ポイント増の7・4%。

次の衆院選後にどのような政権ができるのが望ましいと思いますか、自民党中心の政権2・9ポイント減の12・5%、民主党中心の政権が0・8ポイント減の15・6%、自民党と民主党による大連立政権が6・2ポイント増の27・1%、政界再編による新しい枠組みの政権が0・3ポイント減の38・3%、わからないが2・2ポイント減の6・5%」

「新報道2001の内閣支持率は、前回(3月26日)に比べて、1・4ポイント増の28・0%、不支持率は1・4ポイント減の65・2%、わからないは同じの6・8%。

次に行われる衆院選では、どの党の候補者に投票したいですか、自民党が0・8ポイント増の25・6%、民主党が2・6ポイント減の23・0%、公明党が0・8ポイント減の3・4%、共産党が0・4ポイント減の3・0%、社民党が0・2ポイント減の0・4%、国民新党が0・2ポイント増の0・2%、新党日本が同じの0・0%、無所属・その他が0・6ポイント増の1・4%、棄権が0・6ポイント減の0・8%、未定が3・0ポイント増の42・2%。

他国からの軍事的脅威に備え、日本も核武装をするべきだとの意見があります。あなたはこれに賛成ですか、賛成19・4%、反対72・8%、分からない7・8%。

あなたは日本が他国から軍事的脅威を受けた場合、アメリカは日本のために報復攻撃をしてくれると思いますか、思う46・8%、思わない43・2%、わからない10・0%。

ポスト麻生は誰がふさわしいと思いますか、小泉純一郎10・6%、舛添要一9・4%、岡田克也7・0%、石原慎太郎6・8%、石原伸晃6・6%、石破茂5・8%、小沢一郎5・8%、与謝野馨5・6%、小池百合子3・8%、菅直人3・0%、渡辺喜美2・4%、鳩山由紀夫2・2%、前原誠司1・6%、谷垣禎一1・6%、中川秀直0・6%、野田聖子0・4%、その他の与党議員4・0%、その他の野党議員3・6%、その他・わからない17・6%」。