野原が枯れ切ってしまった今ですがツワブキだけは元気に咲いています。

これは城山(じょうやま)公園のツワブキです。

 

父母は俳句集団「鹿火屋」に属していました。当時は原石鼎の奥様原コウ子さんが主宰していました。父は母より遅れてこの鹿火屋に属していたのですが、原コウ子の指導がいたく気にいっていたようです。

 

妙に話のつながりがずれてしまったのですが、原石鼎のツワブキの句。

 花終へて安らけき石蕗の葉なるかな

 大いなる海の力や石蕗咲ける 
 地軸より咲きし色なり石蕗の花     
 うすうすと大地の苔や石蕗の花    
 地軸よりぬき出て咲けり石蕗の花
 雨に照り日に濡れ石蕗の花崇し
 花終へて安らけき石蕗の葉なるかな