2年ぶりに韓国のデンタルショーSIDEXへ参加してきました。
毎年のように行っていましたが、去年はケルンのIDSデンタルショーに参加したため行きませんでした。
韓国のデンタルショーになぜ行くかというと、
アメリカやヨーロッパの機械や器具が日本に較べて2〜3年早く販売されやすく、
日本の2〜3年後の機械器具の未来を見ることができます。
日本は薬事が厳しいと言うことです。
ただ韓国は国策で自国のインプラント企業を優遇しているため、
外国のインプラントはほぼ販売されていません。
ちなみに韓国は70歳以上の人は2本まで保険でインプラントが出来ます。
国によって事情が異なるんですね。
SIDEX2018エントランスです。 事前に登録していないと20000ウォンかかります。
これが入場券です。
今回株式会社モリタの韓国駐在のソンさんに登録して頂きました。
「ありがとうございました。」
韓国はCTやCAD/CAMのデジタルに強く、
そして価格が日本製の1/3の価格で販売されいます。
画質に関しては日本製のCTの方が良いと思っています。
CTのメーカーがボリュームレンダリングした画像を用いて 個人指導を行っています。
CTと口腔内スキャナーを用いてインプラントのガイドを制作する口演が行われていました。
EMS社の新しい超音波スケーラーとエアーフローの2つの機能を持つ機械です。
去年のIDSで発表されヨーロッパでは発売されていましたが、
早々に韓国でも発売されています。
EMSは日本では松風が取り扱っていますが、
後1〜2年後に発売になるのでしょうか。
韓国や中国のデンタルショーではその場で製品を購入することが出来ますが、
電気物は200Vでコンセントの形状がヨーロッパの規格のため、日本使用するにはやっかいです。
現地の土曜に参加しましたが、
韓国でも土曜日の午前中は歯科医院も診療しているので、
混み合っていません。 楽に見学することが出来ました。
午後2時くらいで少しずつ混み合ってきました。
午後5時くらいになると随分と混み合ってきました。
やはりピークは日曜日の午前から昼時だと思います。
ここのコーナーはDental Vitamin で買った物やパンフレットを配送してくれるサービスで、
来場者に優しいサービスです。 手ぶらで帰れるのは良いですね。