シカゴからお母さんの故郷であるChincoteaque Islandに来た女の子のお話。馬(ポニー)で有名な土地らしい。さあ、お話しの始まり。

 

「馬」が出てくるお話の主人公は、小学校3年生以上になる場合が多い。犬や、猫のように、ペットとして家で飼われる動物ではなく、人間の方から近づき交流を持とうとしなければ、馬と友達にはなれない。主人公は、お母さんと家にいる幼児ではなく、行動範囲も広くなりつつある小学校3年生ぐらいからになる。幼児の本には、幼児の本のおもしろさがあるけれど、主人公がより大人に近い小学校3年生以上のものは、自分との共通点も多くなり、楽しめる。

 「馬」が出てくる本をたくさん書いているMarguerite Henryという作家の作品に「Misty of Chincoteague」という作品がある。「Misty Inn」を読んでから「Misty of Chincoteague」を読むと読みやすいかもしれない、という下心(?)があり、この「Misty Inn」を読み始めた。

 

 Marguerite Henryの作品のなかでは、「King of the Wind」という本が一番有名らしく、Audibleに複数のナレーションがある。これも聞き読みしてみたい。

 

 Marguerite Henryの作品は現地の小学校高学年用(8歳から12歳)対象のものがほとんどだ。今回読み始めた、「Misty Inn 」はMarguerite Henryの作品より易しく、小学校2~3年生ぐらいが対象の読み物だ。