豊洲シビックセンターホールで行われた、「アマチュア・ギター・ディ」へ行った。この会の発起人、小林丈記さんが亡くなったため、副題として、小林丈記さんを偲んで、というテーマで行われた。「アマチュア・ギター・ディ」という会が行われていて、そこに出演されているのは、本当に上手な方達であることは知っていた。第3部までは、普通の発表会で、独奏、二重奏・重奏の発表があり、第4部が「追悼の部」となっていた。どれも立派な演奏だった。 

 こういう会は、「東京」だからこそできる集まりだ。地方に行くと、「クラシックギタークラブ」を結成することさえ難しいらしい。地方ではクラシックギターをやっている人が少なく、お互いにつながり協力して何かを行う、ということは「至難の業」なのである。

 私は、ギター部の先輩がカルリの「対話風小二重奏曲Op34-2」を練習しているのを聞いたことがきっかけで、クラシックギターを始めた。今日は、第4部の「追悼の部」で、このカルリの曲を聞くことができた。

 手づくリの発表会で、裏方の仕事も演奏者の方たちが手分けをして行っていた。今日演奏された方たちは、ほんとに立派な方たちだと思った。自分は、ギターで何ができるだろうと、帰りの電車の車中で考えた。