昨日は、4歳長男の淡い恋の物語が⁉︎


朝、保育園へ行く準備をしていると、息子は慌ててリュックのポケットに手を入れて、ある物が入っているか確認していました。 


ある物とは…




何かの木の実です。

黒くて小さい木の実。

正直、家に転がっていたら即ゴミ箱行きの物でした。



息子に

「それは木の実じゃないの?」

と聞いてみると「違う」とのこと⁉︎


これは…






魔法の実⁉︎

ただの木の実じゃないようです!

そして、息子が言うには…








なんと!

女の子へのプレゼントでした!


あいちゃんは息子が好きな女の子。

この女の子は可愛いだけではなく、息子が好きなウルトラマン や仮面ライダーとかも好きな子なので、息子にとっては最高の女性です!


その好きな女の子へ、うちに来ることが出来る魔法の実を渡したいという事です!


ただ、その子がうちに来たいのか?という疑問はありますが…。



息子はその木の実を大事そうにリュックのポケットへ入れて保育園へ!

時間はギリギリの到着!

最初は1歳の娘から教室へ連れて行くので、息子には先に1人で自分の教室へ行かせました。



娘の支度が終わり息子の教室へ行くと、息子は何をして遊ぶかウロウロしています。

先生への連絡事項が終わり、息子を呼んでこんな会話を。

「魔法の木の実は、あいちゃんにあげたの?」

「あ!まだあげてなかった!」



すると、その会話を聞いていた別の女の子が

「なーに?何をあげるの?誰にあげるの?」

と興味津々!


変に隠すのもアレなんで…

「あーちゃんが、あいちゃんに木の実を渡したいんだって」

と言うと、その子は息子のそばに行き…







大人でもいますね!

こういう人!

勝手に他人の恋の間に入りたがる人!

もちろんこの子にはそんな感覚はなく、単純に渡したいなら渡せば良いじゃんと思っているだけです。


その子に言われて、息子はあいちゃんの周りをウロウロしていました。


しかし、モジモジしていてなかなか渡そうとしません。









これ以上教室を覗くのも良くないと感じ、僕は見ていたい気持ちを抑えて背を向けました。



夕方、家に帰ってからプレゼントのことを聞いてみました!

「あいちゃんに渡せたの?」

こちらは、何気にずっと気になっていたので!

 

すると…


「渡してないよ」


渡してない!

いや!

正確には、渡せなかったんですね。


息子は、特に深く考えず好きな子だから渡したいと思っていたのでしょう。

しかし、いざ渡そうとすると渡せない!

ただの男の子のお友達だったら渡せるのに、その子には渡せない!

今回息子は、相手が好きな子だと恥ずかしくて渡せないという経験を初めてしたんだと思います。



僕が「じゃあ、魔法の木の実はどうするの?」と聞くと…








渡す相手を変えました!

恋から逃げましたね!

しかも渡す相手は、仲の良い男の子!



それにしても、息子は初めての経験で驚いたと思います。

朝、モジモジしてる時の息子の顔が忘れられません。

そして、結局渡せなかった…。


本人は何でだろう?と思っているかもしれませんね。



息子に教えてあげたい。

それは恋だよ!

と。


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