こんにちは♪なかちょんです
さて、ずいぶん楽しく書いてきた
学会のブログからクリスマスのブログ
そして年末最後の検査結果を
ハッピーブログで報告したかったのですが
現実は甘くなく、最後の最後で
明るい報告が出来ずにすみません
早速ですが12月26日はMRI検査でした
約7ヶ月振りの検査になったのは
9月末にアレセンサに耐性が付き
同時に肺炎になったのと薬剤変更のため
入院してしまってMRIの予約日と
重なってしまったからである
アレセンサ耐性が出来た頃から
頭痛が多々あり夜中も頭痛で
起こされる時がありました。
なので何となく覚悟はしてました
MRIの検査結果は
新たな脳腫瘍が2ヵ所発見されました
まぁまだまだ小さいので
経過観察で何とかなりそうなのと
脳外科の主治医も出来る限り
体に負担は掛けたくないから
ガンマやるときは一気に
叩いてしまいたいようです
まぁそれはなかちょんも同じ意見で
まだ小さいの2ヵ所なら
もしかしたらアリムタが効いてくれて
今の小さいのになってるのかも
しれませんからね
次の3ヶ月後のMRIで治療をどうするか
決めないといけないかもしれないですね
と、いうことで脳外科の主治医は
呼吸器内科の主治医の判断で
こちらの治療を考えるようにするから
まず薬で抑える事が出来たなら
それに越したことはないので
そちらを優先して検討して
いきましょうと決まりました
なかちょんの考えと
脳外科の主治医の考えが同じで
話が早くて楽ですね
気分は良いとは言えないけど
想定の範囲内でむしろ良い方だったので
その日はお気楽に学会最終日の
ブログを書いて今後の治療方針を
考えながら寝落ちしました…zzz
そして翌日…
12月27日昨日はいつもどおり朝早くから
名古屋の病院へ向かい
一連の行程を終わらせ診察室前へ行くと
治験コーディネーターの
Sさんに会って待ち合い場所で
立ち話しをしました
最初の一言は学会で発表したんだって~?
でしたどこでそれを知った!?
学会の参加抽選に漏れて行けなかったけど
情報は入ってくるもんよ
とか、ニヤニヤして言われたよ
まったく情報の早い人だ
でも、なかちょんお勧めの楽しい
治験コーディネーターさんですよ
治験を離れてずいぶん経つけど
ちゃんと覚えてくれてるもんなんですね
さて、診察室に入ると学会の時見かけた
主治医に先日はどうもと挨拶ペコリ
腕の立つ先生なのに相変わらず
腰が低いのでこちらも更に
低くなってしまいます
まぁそこが患者としては
良いとこでもあるんですけどね
本日の検査結果には問題なし!
問題はやはり脳についてですね。
なかちょんの中では今回で
カルボプラチが終了し次回からは
アリムタ単剤になると予想してたので
3ヶ月後のMRIで増悪していれば
アバスチンを投与するのはどうかと
考えていたことを話しました。
主治医はあまり乗り気な顔をせず
アバスチンの効果を語ってくれました。
脳浮腫になった時などがあるときは
効果が良いので迷わず使うのですが
アバスチンは一定の期間で
効かなくなるんです。なので今使うには
勿体無いのと副作用が無いわけでは
ないので、今使って血栓症などに
なったら意味無いことになるので
今はあとに取っておくべきと考えます。
まぁアリムタが脳に効くか分からないのに
無駄にアバスチンを使っても
新生血管を阻害するだけで終わるから
主治医の中では脳に効く薬と
アバスチンを併用させて効果を
上げたいのも視野にいれているのだろうが
脳に効く薬なんて限られてるし…
これは主治医の考えを聞くしかないな。
では先生、今後の治療は
どう考えてますか?
そうですね。やはり脳に効くのは
アレセンサですから脳の進行を
抑えるならもう一度アレセンサを
使うというのもありかなと思ってます。
なかちょん以外な考えにビックリして
思考停止しました
いや、先生、なかちょんアレセンサに
耐性付いてしてしまってるし
アレセンサに対してアレルギーも…
そうですよね。その辺りもあるので
よく考えてにはなるんですけど(笑)
まずは3ヶ月後のMRI次第ですね。
次は脳にも効く可能性のある
セリチニブが来るか他の
ドセタキセルと何かの併用かなと
考えていたので
まさか主治医がアレセンサで
バックトゥーザフューチャーを
考えてるなんて思いもしなかった
未だその論はEGFRでも
期待されてる段階なのに
ALKでそれを視野に入れてるとは
さすがレベルの高いお方だ
しかし、脳に効いたとして
いくらカルボプラチンで癌細胞に
ダメージを与えて分子標的薬が
効きやすいようにしたとはいえ
原発や再燃したリンパ節には
効くのだろうか…
それともアレセンサと何かを
併用させるつもりなのだろうか…
いや、そんなの聞いたことないし…
ま、それはまた来月話そう。
今日は年末で忙しそうですから
でも、少しだけ聞きたかったことを
聞いて最後にしました
学会での内容に先生の目からみた
今後期待できる治療はありましたか?
海外の色んな学会にも行ってるんだけど
今後の薬には期待が持てますが
ALKに至ってはまず
ローラチニブ、ブリガチニブが
良い結果が出てますね。
その2剤は最近良く聞きますが
例えば今ALKのファーストラインは
アレクチニブが推奨されるように
なってきてますよね?
そんな感じでアレセンサ耐性後に
セリチニブみたいな感じですが
アレセンサ耐性後にローラチニブや
ブリガチニブにした方が効果があったり
またファーストラインからの
ローラチニブやブリガチニブなどの試験は
行われてるんですか?
今仰ったように色んな試験は行われてます
効果はまだハッキリと言えませんが
こればかりは時間がかかりますので。
例えば、クリゾチニブとローラチニブの
比較試験など……
いやいや、先生そのクリゾチニブと
ローラチニブの比較試験
やる意味ありますか!?
ですよね。それ私も言ったんですが
聞いてもらえずやってますね。。。
今はもっと有用性のある薬と
比較すべきだと思うんですがね。
まぁ既存の抗がん剤と分子標的薬の
比較治験のようなものです。
なるほどねぇ…と、何となく納得。
と、まぁこんな感じで何だか
インタビューみたいになりましたが
聞き出してると切りがなくなるので
これにて退出しました
後ろで待たれてた方すみませんでした
これも情報提供の一貫として
お許しくださいませ
と、ここで
~ 知らない方のための講座 ~
診察で先生方が一人に掛けられる時間は
おおよそ3分だそうです
一人の時間が長くなればなるほど
先生の昼食も夜になるそうです
その辺りも考慮しながら
聞きたいことには順番を付けて
話が長くなって聞けなかった事は
また次回というよな配慮をしましょうね
これも患者力UPの1つのテクニックです
なかちょんは守れてないので
あまり偉そうに言えませんが
まあ色々ありましたが今日は
4クール目最後のカルボプラチンを
投与しながら
昨日のなかちょんサンタのブログを
書いていました
そしたら専門看護士のKさんが来て
学会お疲れさま~どうやった?
と、聞いてきました
この看護士さんには入院の時から
その話はしてたので学会内容を
初っぱなのALK戦線異常ありの
ALL英語でなかちょん客席で異常ありから
勉強になったことなどを話しました
いつもケモの時来てくれるんやけど
どこの病院もこうやって
看護士さんが話に来て
くれるもんなんですかね?
わざわざ忙しいのに一人一人
話に行ってたら大変やなと思いますわ
でもこれもチーム医療の1つですね
まぁ今回の結果は良くは無かったけど
落ち込む事のない想定の範囲内です
だからなかちょんは大丈夫
なので皆様もご心配なさらずに
それよりも!
来年2月5日(日)のサミット新年会in名古屋
まだ半分空きがありますので
どんどんご応募下さいね
気合い入れて50名の予約取ってますから
それと今回のサミット新年会には
とある新聞社から取材のお話がありまして
もしかしたら取材が入るかもしれません
ちゃんと皆様への配慮は致しますので
その辺りはご安心下さい
ま、色々あるけどなんとかなるなる
ー 今年最後を締めくくる言葉 ー
今年一年皆様の応援により支えられ
とても頑張れたし飛躍した年になりました
悲しいこともたくさんありました
でもそれを乗り越えやって来れたのは
なかちょんを支えて応援して下さる
皆様という「仲間」がいたからです
共に励まし合って
共にがんという病に負けず立ち向かい
共に明るい未来を生きたいと願います
仲間って最高ですね
今年一年ほんとにありがとうございました
破天荒ななかちょんではありますが
また来年も宜しくお願い致します
それでは皆様良いお年を
今日も明日もポジティブポジティブ
皆様からのポチッ!が励みとなってます♪