もっと知ってほしい肺がんのこと2016 in 名古屋(後編) | 肺癌Ⅳ期をポジティブに生きる

肺癌Ⅳ期をポジティブに生きる

2014年9月 35才の時に肺癌発覚。ステージ4の宣告に絶望し暗闇の底にいたが、生き抜く決意をし他の癌患者さん達と共に分かち合い助け合い闘い続けようと立ち上がりました!そして息子の為に生き抜くと決めた。

こんちには♪なかちょんです両さん


前編ではおふざけが過ぎましたので

後編は真面目にいきたいと思いますじぃ~あはは


昼食後3人で会場に入り

色んな方と挨拶を済ませてます四つ葉


実はここではなかちょんただの

参加者なのでまだ入ってはいけない

部外者なのですが

イーライリリーさんの社員のおにーさんが

優しく接してくれて居場所を確保笑


そして開始30分前になり

たくさんの参加者が入って来ましたおんぷ♪


自分も参加者の一人ですが

何故かスタッフサイドでオロオロ泣き1


上手く最後尾に溶け込み受け付けを済ませ

席に座ると先日ブログにコメントくれた

もんちさん発見~いしし。。。


キャーキャー騒いでたら

サミットメンバーのめぐみ先輩さんも

しっかり参加してて合流にこ


京都で会う前にここで会っちゃいました笑

せっかくなので3人近くで席を取り

さっそく講演開始ですキラキラ


市民公開講座ですから内容は

今世間に出てる内容と大差は無いですから

色々調べてる人からすると

物足りないものかもしれません電球


では、最初は肺がんの概要ですので

さらっと。非小細胞癌、小細胞癌の違いや

その中での肺がんの分類など

さらにその中での遺伝子変異の分類。

既存薬の分子標的薬で

主にEGFRとALK

それに対しての分子標的薬使い分け等々。

次に分子標的薬や免疫療法が出て

生存率が随分上がってきている話等々。



ここでちょっと面白い話が1つあったので

書いてみたいと思いますきら

なかちょんが治療をする中で重視するのが

スピリットビックリ(精神)

これをよく考えます電球


このスピリットによる

生存率、治癒効果が変わるというのは

実際ほんとにある事なんですよねけぃ


精神と肉体の関係性の話になってくるので

自分も皆さんにしっかり説明出来るほど

簡単に語れませんのでここは飛ばしてとぷぷ


でも、自分が患者会をやるのには

そういう意味があってそして

いつもポジティブと言うのにはそこに

結びついてるのだと分かってるからだけど

これはなかちょんが野生の勘で

辿り着いた道なので

口で説明するのがとても難しい…あぁ~・・・



ではその精神的苦痛の緩和を考える

緩和ケアチームの重要性を少し

メモしたとこを書いていきますねきらきら!!



米国の有名病院で肺がん患者さん

150人を早くから緩和ケアを受けた人

そして緩和ケアを受けなかった人の

2グループに分けて臨床しました。


結果は3ヶ月生存期間を延ばすという

大きな差がでました。


緩和ケアを受けた患者さんの方は

QOL、抑うつ症状の改善。

亡くなる直前まで化学療法を受けた
患者さんが少なかった。

逆に緩和ケアを受けなかった患者さんより
治療を多く受けた人もいた。

より適切な治療を受けた。

ホスピスに行く患者さんが多かった。


受けなかった方は特に変わらず。


緩和ケアを早期から受けると

受けないとでは

大きな差が出ると分かりました電球


なかちょんの見解的には

不安を取り除いてもらえる事により

気持ち前向きに色々頑張れるし

自分の在り方が分かるから

と言うところでしょうかしゃきーん


間違えてはいけないのは抗がん剤を

やらなかったから延びたとかでは

ありません。ちゃんとやってるし

いっぱいやってる人もいます。

その人たちもしっかり延長してますからきらきら!!



続いてこれも米国のクリニックで

調査したお話になりますおんぷ♪


癌患者さん200名(うち4割肺癌4期)を

2グループに分けてケア提供者に

専門看護師が電話する事にした。


一方では1~2ヶ月で始め

もう一方では3ヶ月経ってから始めた。


ここでのポイントはあなたの事を

よく知っていてケアによく参加してる人

らしいです電球


この結果も驚きで

3ヶ月経ってからのグループには

ケア提供者と患者のQOLは変わらず。


早くから電話を受けたグループは

ケア提供者の抑うつと負担感は軽くなる

1年生存出来た患者さんが増えた
(48%→63%)

この検証データからも分かるよう

患者さんの精神状態の在り方が

生存期間にも大きく関わっていると思う。


これは早期から

家族を含めた「介入」によって

患者さんの生命予後が延長したそうですキラキラ


患者さんが生きる為に大切なのは

身近な人や家族のfeeling(気持ち)も

患者さんが生きる為のspirit(精神)に

大きく関わってくるんだという事ですねかお



最後に書かれていた文には


家庭内で風通しの良い
コミュニケーションが大切。

家族全員が病気である事を知っている。

人とのつながりのなかで生き、
癒し、癒される

家族で(出来れば全員が)時間を調節して
病院にいきましょう。


と、いうことでしたむむっ


家族との関係は大切ですね四つ葉


精神が肉体に及ぼす力を考える

なかちょんには良い勉強になりましたいしし。。。きらきら!!


全部語るのは難しいので

大西さんのお話等は飛ばしてとうひひ笑


次はプログラム最終のおしゃべり会で

なんと今回初のおしゃべり会らしく

そんな場に参加出来たなかちょんは

ラッキーマン爆笑


これは人数も多かった事から

グループ分けされましたおんぷ♪

もちろんなかちょんはALK患者さんの

グループに入ります(*'∀`*)v


しかもさらにラッキーだったのが

グループ内のご意見を聞いて下さる方が

愛知がんセンター呼吸器内科部長の

樋田豊明先生ではないかー!!!!!!!!!!!!!


樋田先生の受診を受けるにはかなりの

予約待ちだと噂で聞いた事がありますけぃ


これはまたとないチャンス!!


聞ける事を色々聞いてみたいと思いますキラキラ



と、その前に席を移動しようとすると

何やら視線を感じるではないかじぃ~


なんと前回のブログに行きますと

コメントくれてたぽこぺんさんですいしし。。。

わーぃおんぷ♪わーぃおんぷ♪

しかもなかちょんに会いに来ただけとか

なんてそんな嬉しい事を泣き1


ぽこぺんさんは肺がんじゃないけど

なかちょんの付き添いという事で

みんなでALKグループへGOいしし。。。笑


さっそく自己紹介から始まり

各々が聞きたい事を聞きました電球


まず、なかちょんのように

薬に耐性がついてしまったら?


これはすぐに薬を変えるのも良いけど

細胞を調べれるのであれば

耐性後、再度細胞を調べてそれに見合う

薬を投与した方が良いそうです。


なので

ザーコリ耐性→アレセンサ耐性→細胞検査

あと、やはり耐性後は続けて

分子標的薬を使うより

点滴抗がん剤を挟んだ方が次の

分子標的薬を使う時効果が

良いと言われていました(*'∀`*)v



例えばなんですが

アレセンサ耐性→標準治療→アレセンサ

に、戻せる可能性もあるそうですしゃきん


ただし、ALKの厄介なとこは耐性後の

変化に問題があるらしい。


EGFRはイレッサやタルセバに

耐性がつくと高い確率でT790Mが

発現するらしいから

タルセバ耐性→タグリッソ耐性→タルセバ

だったかな?

このループが可能になると言われているああっ


ALKは多彩な形に変化し耐性を

作ってしまうらしくそれに効く薬を

毎回探さなくてはならない。


だからループは難しいかもしれない

しかし点滴の標準治療をする事により

それが可能になるかも?的な感じですむむっ


ちなみに希ですが

アレセンサで間質性肺炎を起こしていても

肺炎を治してさえいれば挑戦は可能きらきら!!


じゃあそんな難しい変異をするALKには

どうすれば…


安心して下さい!新薬聞いて来ましたよキラキラ


世間で耳にしてる臨床試験中の薬には

ローラやブリガがALKに有望な新薬です薬


さらに先生の口から出たのはエ…


ここはすいません汗


聞いたこと無い名前でしたので

ほんとにまだデータが少ないけど

効果が見込める新薬なんだと思いますkirakira


でもまだまだありますにこ


分子標的薬に続き免疫療法薬では

オプジーボが先駆けたけど

効果は2割の人にしか効かないと

愕然とした人も多いのでは?

なかちょんもその一人だから泣き1


でも、それも今は色んな臨床試験が進み

オプジーボ単剤よりも

イピリマブと併用で効果がぐんと上がる事

さらにそのイピリマブの効果を上回った

ペンブロリズマブも控えているキラキラ


更には噂の抗PD-L1抗体のアテゾリズマブ

どんどん出てきますよ>w<


目には見えない臨床試験はいっぱい

行われていますkirakira


だから今を生き抜いて未来へ繋げましょう花。



この後、ワンステップの長谷川さんに

お茶を誘われたので

サミットメンバーも一緒にお邪魔しましたいしし。。。


もんちさんはここで帰られたのですが

なんと帰りの切符をなかちょんに

くれたのですサー・・・・ッなんかもう使えなくなる

切符やから使って下さいと言われたので

ありがたく頂きました~嬉ビ

ありがとうございますおんぷ♪


なのでお別れする前にみんなで一枚キラキラ



長谷川さんも居たので一緒に入ってもらい

楽しいイベントでしたうっとり



お茶会では

ワンステップの会員さんもたくさんいて

熱く語り合ってました>w<

そのメンバーさんの中には

なかちょんのブログも見てますって方も

何名かいらっしゃってめっちゃ

嬉しいけど恥ずかしいようなぷぷ


今回は勉強にもなったし楽しい事

いっぱいだったなぁにかっ


そそ電球途中参加のぽこぺんさんは

ほんとなかちょんに良くしてくれて

お土産も頂いてしまって

更には体から痛みや炎症を抑える

漢方までくれたし

更には更には体に気功を送ってくれて

なんだかその日は随分楽になりました(*´・ω・`)

ありがとうございましたああっ


そしてまた最後にラッキーだった事は

帰り道が同じ方向のワンステップの

会員さんがいらしたので

一緒について帰らさせて頂きましたぷぷ

ほんと電車に慣れなくてがびょーん


これで終了かなぁ汗

随分カットしてるけど

時間掛かったなぁ(´-ω-`;)

まとめるのが下手だけど

伝わってくれたらいいなぁん~・・・。


長くなりましたが、ここまで読んで頂き

ありがとうございました土下座



皆さんにとって生きる希望になることを

心から願っておりますキラキラ




今日も明日もポジティブおんぷポジティブおんぷ


END


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