週末の雨予報から一転、土曜日は晴れてくれました。
まあ、晴れたとは言っても薄曇りな感じですが。
それでも時折日差しがあるので、このまま待ってくれたら、馬場も回復してくれるかなあ。
しかしクラブに着いてみると、馬場は全く問題なし。少しぬかるんだ所はありますが、レッスンで使うあたりは若干水分量が多いかなという程度。
昨日、クマちゃんさんから聞いた通りでした。
この日は中級馬場と、その後、翌日の経路走行会の準備のために経路レッスンも入れました。
まずはいつものダーアサ先生の中級馬場。
受付すると、配馬はマルモリータ?
最近やってきた子なのですが、物見してぶっ飛んで落ちたとか、仲の良い会員さんも急に走られて落ちて怪我したとか、ロクな話を聞きません。
とは言え、同じように皆さん口を揃えて言うのは「洗い場では可愛いのよね〜」
と言う事は、悪い子ではなく、ちょっとビビリなだけなのかも。
まあ、乗ってみないとわからないですよね。
余計な先入観は捨てて、馬と真っ直ぐ向き合ってみますか。
馬房から連れ出す時も、確かに素直で従順。
直前まで障害レッスンに出ていたようで、うっすらと汗ばんでいました。
洗い場で身体を拭いてあげてから馬装しますが、裏掘りも自分から足を上げてくれるし、腹帯も嫌がらずに締めさせてくれるし、ホントに良い子です。
なんか言われるほどじゃないのかな…と思っていると、通りがかったSチーフが
「おお〜マルモリくんか!拍車ナシでな!」
え?やっぱり飛んだり跳ねたりするんですか??😰
「大丈夫や!普通の馬や!」
「鞍傷あるから、ゲルパッド1枚敷いて馬装してな!」
はぁ〜い、わかりましたぁ〜。
とは言ったものの、また不安になってきますが、そんな気持ちを振り払って馬場へと向かいました。
ちょうどベーシッククラスのレッスンをSチーフが指導されていたのですが、なぜか
「今通ってる人がKazuさんね!覚えてあげてや!」
と私を紹介したくれたので、よろしくお願いしま〜す!と愛想を振りまいておきましたw
さて、マルモリ君に跨ると、ダーアサ先生が
「あ、鞭貰っときますね」
ええ〜?鞭もいらないの?触っただけで飛んでく?
もう不安しかありません。
とは言え、常歩からぶっ飛んでいく事はないだろうと、恐る恐る歩き出します。
脚反応は確かに良いし、歩度を伸ばそうと圧を強めても、変に慌てる様子はありません。
お、いけんじゃね?
速歩にしてみますが、脚が強すぎるのか、発進時に跳ねるようにスタートして、一瞬駈歩か?と思うような挙動です。
それでも速歩は落ち着いて走ってくれます。
拳を前目で使って行くと頭を下げて顎を譲って来ましたが、どうも手応えがスカスカした感じで、ハミに出ると言うよりは巻き込んでいる感覚です。
「のめって行くから、しっかり頭上げさせて」
ダーアサ先生から注意がありました。
その後は2班に分かれて駈歩です。
物見しがちなマルモリ君なので、道路から離れた内側で走ります。
こちらの班はエンゼル、キングパール、ハイソックスチャンとマルモリ君でした。
キングパールには、私がいつもお手本としているお上手なM本さんが乗られていたのですが、フラットワーク中から跳ねたり蹴ったりと、なかなか難しい様子でした。
これは貰わないように気をつけないと…。
と、思っていたら、いきなりチャンがゴネ出しました。まあ、お決まりといえばお決まりですが。
すると、なぜかエンザルまで何かに驚いたのか猛ダッシュ。
その後ろでキングパールがラチを蹴り散らかす始末。
チャンの後ろ蹴り、エンゼルの暴走、キングパールのラチ蹴り、その度にマルモリ君が驚いて貰ってしまい、ダッシュします💦
何とか止めて事なきを得ましたが、完全に崩壊状態。
さすがにダーアサ先生もマズイと思ったようで、結局駈歩はせず。お隣の班へ。
このまま駈歩しても面白かったかもなあ…と思いつつ、まあ大暴走されるよりは良いか。
その後は蹄跡に戻って、速歩で内方姿勢、湾曲を練習してレッスンは終了。
「頭が下がりやすいので、気分良く乗っちゃうんですけど、そのままにしておくと巻き込んでしまってのめって来るので、しっかり頭を上げた状態で顎を引かせるように」
とダーアサ先生からのアドバイス。
全くその通りでございます。
確かに簡単に頭が下がるので、いい気になって乗っておりました。
頭が下がっていれば良いわけでなくて、そのままにしておくと、巻き込んで前重心になってしまうので起こさないといけないんですね。
次、頑張ってみます💪
何だかドタバタのレッスンになっちゃったけど、そんなに言うほどヤバイ子じゃなくて良かった。
次当たったら、気持ちよく走ろうな。
さて、この後はすぐに経路練習が始まります。
こちらの模様は次のブログで書きたいと思います。