クラブで仲良くしていた会員さんの訃報が届きました。まだ50歳そこそこ、私より全然若いのに。

調教チームで半年間一緒に調教して、一緒に競技会にも行ってと濃密な時間を過ごしましたが、その後、新馬調教中に落馬。全身麻痺になってしまい、寝たきりの生活をされていました。

それでも少しずつ回復して、最近では一言だけならメールも打てるようになり、回復したらお見舞いに伺おうと思っていました。

それが突然の悲しい知らせ。
呼吸器をつけていたので、そのせいで誤嚥性肺炎を起こしてしまったようで、そのまま帰らぬ人となりました。

本当に優しくて良い方で、いつも私の騎乗を誉めてくださって、とても励みになっていました。
男性ですが、彼を「ママ」と呼ぶ若い女性会員さんもいたくらい、面倒見の良い方でした。

自分自身も落馬したばかりですが、クラブの責任とか自己責任とか、ましてや馬の責任が…などと言ったところで意味がありませんが、馬に乗ると言う事はそう言う事があると言うことを理解した上で乗らなくてはいけないのだと改めて思います。

ここに書くのもどうしようかと悩みつつ、でも少しでも自分の気持ちの整理がつけばと思い書いてみましたが、余計に悲しさが募るばかりです。悲しいと言う言葉以外、何も言葉が見つかりません。

Hさん、本当にありがとうございました。安らかにお眠りください。