先週の初落馬後、人に会う度に「落ちちゃってさ〜」と話していて、自分でも何だか吹っ切れないと言うか、飲み込めないと言うか、微妙な心待ちでいます。
別に怖いとか乗りたくないとか、そう言う事ではないのですが、何となく乗り切れない感じです。
まあ、そんな事は乗ってしまえば忘れてしまうだろうと、今週も行ってまいりました。
昨日の雨のせいで、今日も馬場はぬかるんでいるんだろうなと思いつつ、万が一の為に着替えを持って、もちろん替えのパンツも持っていきますw
クラブに着いて受付すると、今日の配馬はアンディ。
あら、珍しい。
久しぶりのお相手です。
前回乗ったのは一昨年の冬かも。
先週のミル君に続いて、普段乗らない子が当たって、またもや落馬の危機か?ww
それでもアンディ君は跳ねたりしないので、人馬転でもしない限りは落ちる事はないでしょう。
さて、前の初級レッスンに出ていたアンディ君を受け取って馬装しますが、何と口カゴを付けられていました。
あらら、何しでかしたの?
そんな事したっけ?
しかし、腹帯を締めようとした時にガッと噛みにきました。
お前、いつからそんな不良になったんだ?
前はあんなに甘えん坊で良い子だったのに。
軽く怒っても、その後何度か噛みに来たので、キツめに叱ると、その後は嫌でも耳を絞って頭を振って我慢していました。
さて、この日のダーアサ先生の中級馬場レッスン。参加は8頭でした。
以前にアンディ君に乗った時の記憶を辿ってりながらいきます。
重いわけではないけど、とは言ってもサクサク動くタイプではなかったよな。
下に伸ばしながら、脚も使って常歩を活発に。
動きが良くなって来た辺りで、手綱を右左と動かすと顎を引いてきます。
ああ、そうだった。割とすんなり顎を引いてくれるんだった。
速歩にすると頭を上げて来ますが、またハミをイジると頭が下がります。
そのままの形を維持しながら速歩を続けますが、ダーアサ先生からは、「ハミの動かし方が大きすぎる」との注意。
「前から見た時に頭が左右に動いてしまっているので、もっと小さく細かく動かして」
前に教えて頂いた「手綱プルプル作戦」ですね。
私、元々関節が固いのもあってか、手が突っ張っちゃうんです。で、ハミをイジるにも割と大きい動きになってしまって、この「手綱プルプル」がなかなか上手く出来ないんです。
自分なりの対処方法として、左右の拳をを交互に細かく握ることでそれらしくやっていたのですが、肘から動かせとのご指示。
何だか余計に肩に力が入って動かせない…。
う〜ん、辛い😓
その後は輪乗りで駈歩。
「駈歩でなかったら無理にやらなくて良いですよ」とダーアサ先生。
ん?先週落ちたから気を使ってくれてるの?
と、一瞬思いましたが、思い出しました。
そうだ、アンデぃ君、左手前の駈歩出づらいんだった。
でも、すんなりと走り出すアンディ君。
あら、いけた?
と思いきや、どうも四節のバラけた駈歩です。
もう少し弾発がある動きにしたいと思って押し込んでみましたが、逆に速歩に落ちてしまったりして、なかなか思うような駈歩になりません。
2/3周駈歩して1/3周速歩…みたいなことを繰り返してしまいました💦
駈歩は左手前の輪乗りだけで、その後は速歩で蹄跡行進。内方姿勢を取らせながら、中央線に入って手前を入れ替えて、また内方姿勢で速歩していきますが、正反動が座れません💦
いつも駈歩までは、馬を動かしたいので軽速歩しかしないで、駈歩後はずっと正反動で乗ると決めています。
しかし、この日は全く正反動で座れない。
お尻をボンボン跳ね上がられて、始めたての人みたいです。
足首が固まってるのかしら。
一度鎧を脱いで乗ってみますが、その時はまだ動きについていけましたが、鎧を履くとまたお尻ボンボン。
そんなに上下動の激しい馬じゃないのに…。
そんなこんなしているうちにレッスンは終了に。
何だか今日は課題ばっかりだなあ…。
何一つ満足行くところがありませんでした。
・肘を柔らかく使ってハミを細かく動かす
・駈歩でもっと馬を縮める
・正反動で足首、膝をもっと柔らかく使う
この3点が本日の課題。
7年馬に乗っている人の課題とは思えませんね💦
口カゴをつけられてしまったアンディ君。
あんなに良い子だったのに、何でグレちゃったの?
しかし、暑くなって来たせいか、レッスンが終わるともうグッタリ…。
顔見知りの会員さんたちは、皆さん3鞍、4鞍乗られていますが、よく体力が持つなあといつも感心しています。
乗馬技術はもちろんですが、体力も増強しないと、これからの時期を乗り越えられません。
いや、それ以上に、歳を取っても乗り続けられるように基礎体力を上げておかないとダメですね。