さて、コロナ感染後の自粛期間も明けて、今年最後のレッスンへ行ってまいりました。

朝から天気も良く、思ったほど寒くない…と言うより日差しが暖かく、絶好の乗馬日和。


この日は先日頂いたリボンをアイビーの馬房に飾ってあげました。


ちょうど良い大きさのビニール袋がなかったので、取って付けな感じです💦

いつかはブルーリボンを飾ってあげたいです。


さて、今年の最後のレッスン。

太エグ先生の中級馬場です。

そして、今年最後の相方は、アルヴェロン君。

いい奴なので好きなんだけど、乗るのは難しい…何か微妙…。

まあ、無理せず楽して乗るために、折り返しは使っておこうっと。


しかし、平日のクラブはいつもの週末と違って、何だかとってものんびり。

レッスン時間を1時間以上も間違えてしまい、ただただテラスでタバコを吸って時間を潰していたからと言う事も否めませんが…。


さて、やっとレッスン時間。

ヴェロン君、この前の中級馬場に出ていたので準備万端。私もそのレッスンに出るつもりで来ていたので、そう言う意味ではこちらも同じく準備万端ですw


歩き出しからサクサクと動いてくれますが、あまり脚を使いすぎると逆に慌ててしまうので、ここは焦らすに私自身が落ち着いて乗ります。


速歩になると頭を上げたがるので、折り返しをしっかり掛けて前に推進。

しかし、少し強すぎたのか、頭を上げようとしてバタバタします。

「もう少し譲ってあげて」と太エグ先生からも注意を頂きました。


拳を前にして手綱も少しだけ長くしてみると、落ち着いて顎も譲ってきました。

なるほど。

いつもヴェロンチョは前が強いと言うイメージが強くて手綱をかなり短くしてしまうのですが、実際はこれぐらいで良いのかも。


今回参加は9頭でしたが、そのまま9頭で輪乗りの駈歩。

9頭もいるので輪乗りと言うよりは楕円乗りみたいw

それでも前を行くブレスのお尻が目の前💦

ついついこちらが遠慮してしまい、なかなか押し込んで乗る事が出来ません。


ヴェロン君は駈歩が伸びてしまって、突然速歩に落ちる事が多いので、手綱を詰めて押して乗りたいのです。

しかし、この混み具合だとなかなかそれもままなりません。

何度か速歩に落ちてしまい、なかなか駈歩が続きませんでした。


「押し込まないで馬のリズムで楽に乗ってあげてください」と言う太エグ先生からのアドバイスがありましたので、前に突っ込みそうで怖かったのですが、自由に駈歩させてみました。


手綱も少し緩めて、外方のコンタクトは意識して、鐙をリズム良く踏む事だけ注意して乗ってみると、あら不思議…。

さっきまで速歩に落とされてばかりだった駈歩が延々と続いていきます。

それも、躍動感はありながらもテンションが上がり過ぎて速くなったりせず、安定した気持ちの良い駈歩です。


ヴェロン君でこんなの初めてです。

今まで上で色々と考え過ぎて余計な事ばかりしていたと言うことでしようか。

これは新たな発見です。

皆さん、ヴェロン君にはこうやって乗っていたのかも。


輪乗りの駈歩の後は蹄跡に戻って、中央線で手前を入れ替えながら速歩していきます。

蹄跡では、停止と後退、後肢旋回を繰り返し練習。

ヴェロン君は下がる時に左にヨレてしまう事が多いので、少し左に頭を向けながら左後肢から先に下がるようにすると真っ直ぐ下がってくれます。

今更な事なんですが、これも今回改めて気が付いたこと。


今まで何やってたんだろう。

こんな当たり前のことがわかっていなかったとは、何だかヴェロン君に申し訳ない。


そして、そのままレッスンは終了。

今回は改めて気がつかされた事が多く、ある意味収穫はありましたが、自分が基本的な事が全く出来ていないと言う事もわかって、今年の乗り納めだと言うのに、少し凹み気味で終わりました。


ヴェロンチョにも今年は沢山お世話になりました。その割にはまだ乗り方がわかっていなくてごめんなさい…。

もう少し上手く乗れるように練習します。



そんな訳で、今年の乗馬ライフは締めとなりました。

振り返ると、乗り数はあまり多くなかったですが、ともかく楽しく乗れて、少しだけ自分の成長も感じる事が出来て、満足の行く1年だったなあと思います。

また来年もゆる〜く乗っていきたいと思います。